【ライブレポ】超新体制を知っちゃおう! ドキワク!無料4都道府県ツアーfinal公演 2章第2話 『もう一度アンスリューム!!!!!!』Spotify O-WEST 2022.10.30
9月から始まったアンスリュームの超新体制のツアーもいよいよ今日でファイナルを迎えた。僕は、ツアー初日の9月23日 下北沢シャングリラの公演に参加して以来でした。
前回、上記のライブレポで僕は
という感想で締めました。
なので、下北沢シャングリラのあと、大阪、札幌、仙台と転戦してきた超新体制の6人が最近とくにモチベが高そうな様子もあり、グループがどんな仕上がりになってこのツアーファイナルに戻ってきたのかを、とても楽しみにして今日を迎えました。
公演データ
■日時 2022年10月30日土曜日
■会場 Spotify O-WEST
■時間 OPEN 18:00 / START 18:30
■料金 ・最優先¥5,000・優先¥2,000 ・一般¥0
※一般以外はそれぞれ+1D
■公演 超新体制を知っちゃおう! ドキワク!無料4都道府県ツアーfinal公演 2章第2話 『もう一度アンスリューム!!!!!!』
■出演 アンスリューム(月埜 ヒスイ、ちぎら、日色 ゆづ、もなか こゆ、ジョウナイシ 鳴、星奈 美緒)
■その他
ライブメモ
開演まで
この O-WESTは生誕や節目で何度も来ているので、僕にとってアンスリュームの思い出がたくさんある会場です。
開場するまでいつものローソン前の吹き溜まりみたいなスペースで待機しながら、過去の色んな公演のことを思い出していました。
ちょうど横に6人のアニメーションキャラの顔出しパネルがありました。せっかくなので写真を撮りました。パネルの隣にはAppare!さんから送られたフラワースタンドもありました。
ライブハウスやクラブが密集するこの細い道の両脇はハロウィンの熱気に揉まれた若者たちでごった返していて少し異様な雰囲気でした。
そこらじゅう煙草臭いし怖いし、早くO-WESTの中に入りたかったのですが、ステージセッティングが遅れているらしく、予定の18:00を30分上回り18:30ごろようやく入場が始まりました。
開場
この何公演かはどセンターにポジションを取っていたのですが、今日は上手側に少しずれて立ち位置を定めました。
ステージ上には大きなセットが組まれていて、いつになくとても豪華な舞台美術でした。O-WESTで開催されるアンスの公演はいつも舞台美術に気合が入っている印象があります。
開演
フロアのBGMが大きくなり照明が暗転、SEが場内に流れ初めて超新体制の6人が次々とステージ上へ登場してきました。
6人全員がステージに揃い、所定のポジションに付く前が僕は一番ドキドキしているかもしれません。
1曲目の出だしにドラムの音が”ドドン!ドドン!”と聞こえたのですぐに『超!!アンスリューム大サーカス』だと分かります。1曲目や2曲目などのセトリの最初に置いてブーストを効かせることが多いこの曲、やはりこれでフロアのテンションが一気に上ったし、僕も1曲目から全開で踊り狂っていました。
その勢いのまま『すすれ!ちゅるちゅる家系らーめん』、『かわゆすギルティ』へと繋げていきます。
『かわゆるギルティ』はまだ現場で全然聴き込んでいないけれども、それでも中毒性の高い楽曲で、サビの「ちゅっちゅっちゅっちゅ」の部分が振り付けの可愛さも相まって特にクセになるし、踊っていて楽しかったです。
MC1
メンバー紹介に続いて、今公演のチケットがsoldoutしたことについての話題になり、アンスリュームのワンマンで初めて完売したことが嬉しいと話していました。
今日のツアーファイナルについて、ツアーとともに育ったので少しでも成長したところを見せたい(ジョウナイシ 鳴)と、意気込みも語っていました。
M4~M6
5曲目の『おにぃちゃんス』は、先日おこなわれた日色 ゆづちゃんの生誕祭で初披露されたばかりの新曲。僕は今日が初めてでした。
この曲も作詞作曲ともにアンスリュームのサウンドP、katz氏の手によるもの。曲中何度も「お兄ちゃん」というワードが飛び込んでくるので、katz氏、相変わらず変態的な良曲を生み出したなと思わざるをえない。
今日この曲を歌っているメンバーも楽しそうにパフォーマンスしていたので、それが見れただけでお兄ちゃんはとっても嬉しい。
MC2
2回目のMCタイムでは、ステージ後方に鎮座している大掛かりな舞台美術についての話題から始まり、今回の”超新体制を知っちゃおう! ドキワク!無料4都道府県ツアー”を振り返るトークが繰り広げられた。
M7~M9
「久しぶりにやります」という月ちゃんの曲振りで 『おどりゃんせ!』、そして『だだだっ!!!!!!』と続き、僕のテンションも最高潮まで上がりきったところで、最後に『まだまえるっ!!!!!!』のアンスリュームキャノンで見事に退治されました。
寸劇~M12
『まだまえるっ!!!!!!』を歌い終えてステージを去るメンバー。ここから、メンバーが”アンスリューム学園に通う生徒”という設定のもと(影ナレで)寸劇がはじまりました。
今公演の告知動画で月ちゃんが、「やったことのない初の試みを準備している」と語っていたのはこのことか!と思ってニヤニヤしてしまいました。
メンバーが教室で会話をしているであろうシーンでは、マネージャーのアヨ氏が古文の先生、サウンドPのkatz氏が英語の先生役として話題に出たりと、ファンからするととてもニヨニヨしてしまう内容でした。
そして、この寸劇の世界観をそのままステージへと移す。
メンバー全員が制服姿で登場し、『チャイティーラテ』と『レイニーダーリン』を披露する。2曲とも切なく甘い恋心を歌った曲なので、劇中の”アンスリューム学園”の世界観とぴったりだ。
『レイニーダーリン』のあと、ステージに残ったメンバー同士が今度はそのまま寸劇を続ける。
「お腹すいた~」
「何食べる~?」
というお芝居が始まったので、もうみんなのあたまの中にはあの曲がすかさず浮かんだのではないでしょうか。僕ももちろんすぐに判りました。
『恋せよ!!ぱらぱら半チャーハン』で、また一気に会場のボルテージが最高潮まで上り詰め、大興奮のうちに幕を閉じた。
アンコール
初めて聞くSEとともに新衣装を着たメンバーが一人ずつステージ上へ登場。
まだ新アー写が公開されていないので公開が待ち遠しいです。
6人がステージに揃ったところで新衣装についての話題と、いま登場時に流されたSEは今日だけの限定SEということが明かされました(outroSEではないです)。
新衣装で『はいどあんどしーく』、『にゅーかおすっ!!!!!!』を披露してこれで本当にこのツアーの幕が降りました。とっても楽しかったです。
セットリスト
今夜の楽曲は各種配信サイト等でアルバムとして1セットになって聴くことができます(M13の新衣装紹介時に流れたSE以外)。
雑感
曲間のMIX
どの曲間だったか忘れましたけど、曲と曲のつなぎをシームレスにしていて、演者は一息つく暇も無いから大変だとは思うんだけれど、観客の立場からすれば前曲の余韻を残したまま次曲にテンションの波を下げずにそのまま持っていけるので、中だるみせずテンポよく盛り上がれるなとおもいました。
メンバーのモチベーション
アンコール後のEND MCでメンバーが一人ずつツアーを終えての感想を語ったのですが、僕が一番印象に残っているのは月ちゃんのコメントでした。
「今のアンスリュームは頑張ってもいいかなって思える」と語っていて、だから今日の寸劇のアフレコも頑張れたとも語っていました。
なかなかこういう前向きなモチベーションを表明しない月ちゃんが「頑張れる」と言っていたことにとても嬉しくなったし、成長したなあともおもいました。
特に、新体制に移行してからの月ちゃんとちぎちゃんは他のメンバーに対してしっかり気持ちを向けている感じがして、グループにとって頼もしい存在になっている気がするし、他メンのコメントでも、お互いを思いやる気持ちが伝わってきて、グループとしてよくまとまってきたことが窺えました
グループとしての成長
ちぎちゃんが「今日が新体制の本当のスタート」と言っていましたが本当にその通りで、ツアーを終えて今のアンスリュームは素直に「いいグループじゃん」って言える、そんな仕上がり具合になっていました。
次はいつアンスのステージを観に行くか今のところは未定ですが、次もまた更に成長したアンスが観れるんじゃないかなっていう期待を大きく持たせてくれて本当に嬉しかった。
やっぱりアンスリュームは楽しい。