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【ライブメモ】『HIGHSPIRITS 定期公演# 56-石井・有栖プロデュース公演-』at 代アニLIVEステーション 2022.08.10

今回参戦したこのHIGHSPIRITSというグループ、僕がリストアップしている今年中に一度は観ておきたかったグループの1つ。

普段周回している界隈との対バンでは被ることがなかなかないグループなので、今日のように狙い撃ちして定期公演に行くのがベストだった。

運営元はTWIN  PLANETという芸能事務所で、HIGHSPIRITS以外にもアキシブproject(アキシブ)や、Sweet Alley(スイアレ)などが所属している。アイドルグループだけでも総勢6組程を運営しているのでなかなかの大所帯といえるだろう。

それと、あの秋葉原のTWIN BOXはこのTWIN PLANETがプロジェクトを興して手掛けた箱のようだ。


今回の定期公演、『HIGHSPIRITS 定期公演# 56-石井・有栖プロデュース公演-』という公演名がついており、メンバー名が冠されているとおり、石井もえさんと、有栖ななさんの2名がこの公演をプロデュースするという形をとっている。

定期公演をメンバーが持ち回りでプロデュースするというのは、メンバー自身のレベルアップにも繋がるし、該当するメンバーのオタクからしたらめちゃくちゃ気合の入る公演となるし、動員率も高くなるはず。

メンバー数が少ないと負担にもなりそうなものだけれど、大所帯のグループにはうってつけのアイディアだと思う。

ライブデータ

■日時 2022年8月10日 火曜日
■会場 代アニLIVEステーション
■時間 OPEN 18:30 / START 19:00
■料金 ・優先席¥2,000 ・後方席¥0
    ※それぞれ+1D

■公演 『HIGHSPIRITS 定期公演# 56-石井・有栖プロデュース公演-』
■出演 HIGHSPIRITS

■その他 

ライブメモ

開演前

HIGHSPIRITSさんは事前物販を開場から開演までの時間に行っていて、そこでは1回1000円で引けるガチャガチャが置いてある。

入場後すぐにガチャガチャの前に列が出来ていて、みんなこぞってガチャガチャを回している姿が印象的だった。

ガチャガチャのレギュレーションは以下のとおり。

今日のガチャガチャレギュレーション。ガチャのレギュレーションはガチャがある公演毎に微妙に違ってたりもするようだ。

他グループの特典会などでもお目にかかったことのない、鍵閉め券なる権利が目玉商品として設定されているのもなかなか面白い。

鍵開け、鍵閉めの価値(プレミア)についての議論は置いておいて、こうした(ガチャガチャ)アイディアを物販に取り入れているのは、特典会を楽しんでもらおうという意図を感じとれる良い試みだと思った。

何よりガチャガチャを回しているファンの人がみんな楽しそうに出てきたカプセルの中身に一喜一憂している姿があり、これが良い試みだったことを物語っていた。


フロアには全席パイプ椅子が置かれており、今日の公演は着席のまま立ち上がったりすることはNGでしたが、声出しがOKというレギュレーションでした。

椅子の並びは横10縦12ほどで、ステージも含めフロアのサイズはなかなか大きい。ステージ高は膝下程度の高さしか無く、おそらく立ち上がっての観戦だと少々見づらいと思う。

しかし、フロアに等間隔に段差が切ってあって20センチ程度の段差が3つあり、その都度柵が設置してある(最前、中段、後方の3つ)。僕は後方エリアの柵前に座ったのだけれど、ここからでも着席状態なら演者の顔が見えないといった不具合は無かった。

フロア全体、床も壁もパイプ椅子も、さらにはダクトから配線、空調まで全て黒色で揃えられていて、会場全体統一感がある。

開演前の客入りは60人程で、お盆前の祝日前夜とはいえ平日の夜にこれだけ動員できるのだからなかなか凄い動員力。最前エリアの優先席も8割方埋まっていたんじゃないかな。


開演までイスに座りながらゆっくりメモをとっているうちに開演時間になりました。いよいよHIGHSPIRITS(ハイスピ)の登場です。

開演

セットリストが分からないので、公演中にメモッた曲の感想などをかいつまんで書いていこうとおもいます。曲名は分かる範囲で記載します。

3曲目『蝉時雨』
タオル振り回し楽曲でした。ハイスピ公式タオルを周りのオタクが一斉に取り出し、ステージ上のメンバーの振りに合わせてぶんぶんと振り回す。
これは一緒にやりたかった!と思うぐらい楽しそうでした。
同じタオルをみんなで持って同じ振りをするのって一体感マシマシで絶対に楽しいやつですよね。

4曲目と5曲目はグループを2つのユニットに分けてカヴァー曲を披露しました。

4曲目『君の知らない物語』(supercell)
言わずと知れたsupercellの名曲『君の知らない物語』。僕はちょうど4日前に渋谷で開催された、太ったおっさんが延々と一人で3時間喋り続けるというとあるトークイベントに参加してきてまして、そこでこの楽曲と、楽曲にちなんだトークを聞いてきたばかりだったので、めちゃくちゃエモい気持ちになりました。

夏の名曲ですよね、頭のなかに夜空の情景がこんなにもありありと浮かぶ素敵な楽曲はなかなかない。

今日の私服衣装姿が更にこの楽曲のイメージとハマってとても良かったです。


5曲目『ハートサングラス』(26時のマスカレイド)

この『ハートサングラス』も説明不要の名曲。

本家のニジマス以上に色んなグループがライブでカヴァーしているのを、夏の時期は特によく聞く機会があるのではないでしょうか。


5曲目『Love Story』

ユニットカヴァーからMCをはさんで後半戦。

この『Love Story』という曲から後半の畳みかけが凄くて、ハイスピの本領発揮を見たきがした。

6曲目※曲名不明

この6曲目がとても良かったんだけれど、曲名が分からないのが悔やまれる。twitter上を目を皿のようにして今日のセトリを探したのだけれど、探し当てることが出来なかった。
もし、この6曲目の曲名が分かる人がいたら本当に教えて欲しい。

7曲目『流星dreamer』

だいぶ古い映像で現体制ではないのだけれど、『流星dreamer』は公式にあがっていた。

この楽曲もとてもいい曲だった。


8曲目がラストだったのですが、このラス曲も曲名が不明。

全体をとおして、王道寄りのアイドル楽曲といった印象を受けつつも、各メンバーの熱のこもったパフォーマンスを見ていると、グループ名が表しているとおり元気や勇気を分けてもらえるような、このハイスピというグループはそんなステージに感じた。


アフタートーク

HIGHSPIRITSを観たかったというのはもちろんなんだけれど、きっかけはメンバーでリーダー赤色担当の一宮麻由加さんのパフォーマンスを観たかったというのが非常におおきい。

アイドルとしてのキャリアが長い一宮さんってどういうステージパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。ベテランにしか出せない何かがそこにはあるはずだ。

そんな疑問を解決するには現場に行くしかない。これが大きなモチーションとなって今日実際にライブを観るに至ったわけです。

僕がこの一宮さんを知ったのは結構むかしのことで、7,8年ほど前だと思う。

当時現場で彼女を観る機会はなかったのだけれど、現在もこうしてアイドルをしているのを知ったとき、上述のようにどういうステージパフォーマンスをするのだろうというシンプルな好奇心があったし、まだステージに上がり続けている彼女を観れるということが嬉しかった。

途中からたっぷりと汗をかきながらも、約1時間程のステージを演じきった彼女はとても輝いて見えました。

そんな一宮さんの姿を見ていて素直に凄いなと感じたし、意図的になのか結果的になのかは別としても、一生懸命さをステージ上で出すというのは僕は好きです。

それと、アイドルをやり続けたいという信念やアイドルでなければ成し得ない目標や夢などがあり続ける限り、ステージ上でちゃんと輝いていけるんだなというのも確かめられた気がしました。

どこかフルマラソンを走り切ったかの様な彼女の笑顔は素敵でした。と、同時にアイドルってやっぱりいいなと思った夜でした。

今夜のライブは僕にとってとても収穫の多いライブでした。


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