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【テーマ・デッキ解説#5】オルフェゴールをすこれ

どうも、タコです。です。
年末箱の"QUARTER CENTURY TRINITY BOX"が発売されましたね!

人気のある「P.U.N.K」「ドラゴンメイド」「オルフェゴール」の3テーマに新規カードが登場し、更に強くなりました!
中でも「P.U.N.K」「ドラゴンメイド」は個人的に愛用していたのでかなり激アツです。

というわけで今回は強化された「オルフェゴール」デッキを紹介していきます!


???


この流れで「オルフェゴール」かよ、と思ったそこの貴方!
安心してください。次回以降「P.U.N.K.」「ドラゴンメイド」の記事も書く予定です。



「オルフェゴール」ってなに?


「オルフェゴール」とは"SOUL FUSION"にて登場したテーマで、相性の良い「星遺物」モンスター含め、全てが闇属性・機械族で統一されています。

また「オルフェゴール」モンスター効果の殆どが起動効果ですが、専用のフィールド魔法である「オルフェゴール・バベル」が存在する場合、誘発即時効果として扱えるのが特徴ですね。


デッキリスト

今回は「オルフェゴール」以外にも「アザミナ」を採用しています。
単純にリンク値と妨害数が増えるのと、手札にきてしまった「オルフェゴール」モンスターを「アザミナ」の手札コストとして墓地に送れるので相性がいいです。

詳細は下記のリンクより(遊戯王カードデータベースに飛びます。)

※フリー対戦を目的に作っており、大会環境は考慮していませんのであらかじめご了承ください。

採用カード解説「オルフェゴール」

ここからは採用している「オルフェゴール」カードについて解説していきます。
既に効果を知っているよーという方は読み飛ばしてしまって構いません。

  • 「宵星の騎士ギルス」…3枚

にーさんその1

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「オルフェゴール」カードか「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。

②:自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。

「オルフェゴール」最強の初動カードです。

召喚・特殊召喚した場合に「オルフェゴール」か「星遺物」カードを墓地に送ることができて、更に起動効果でトークンを特殊召喚できるので一気にアドバンテージを稼ぐことができます。

  • 「オルフェゴール・ディヴェル」…3枚

昔は制限カードでした

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「オルフェゴール・ディヴェル」以外の「オルフェゴール」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

次点で強い初動カードです。

「宵星の騎士ギルス」以外のメインデッキに入る「オルフェゴール」モンスターは、共通で自身を墓地から除外することで発動できる効果をもっています。(使用後闇属性しか特殊召喚できない縛りも付きます。)

この「オルフェゴール・ディヴェル」はデッキから「オルフェゴール」モンスターを特殊召喚できるので非常に強力です。

  • 「オルフェゴール・トロイメア」…2枚

いつかマーメイド返ってくるのか…?

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードはLモンスターとの戦闘では破壊されない。

②:墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。デッキから「オルフェゴール・トロイメア」以外の機械族・闇属性モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターの攻撃力をターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

「オルフェゴール」モンスターその2です。

墓地から除外することでデッキから他の機械族・闇属性モンスターを墓地に送れます。
「オルフェゴール」モンスターは勿論、後述する「星遺物」モンスターも墓地に送れるのが優秀で、手札コストとしても都合がいいので2枚採用しています。

  • 「オルフェゴール・スケルツォン」…1枚

ドラマー骸骨

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:墓地のこのカードを除外し、「オルフェゴール・スケルツォン」以外の自分の墓地の「オルフェゴール」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

「オルフェゴール」モンスターその3です。

墓地から除外することで墓地の「オルフェゴール」モンスターを特殊召喚できます。
守備表示等の指定がないので、「オルフェゴール」Lモンスターも特殊召喚できるのは魅力的です。

  • 「オルフェゴール・バベル」…1枚

これが強いんだ…

①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、元々のカード名に「オルフェゴール」を含む、自分フィールドのLモンスター及び自分の墓地のモンスターが発動する効果は、相手ターンでも発動できる効果になる。

②:このターンに墓地へ送られていないこのカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。

「オルフェゴール」フィールド魔法です。

冒頭でも紹介しましたが、このカードが存在する限り、フィールド・墓地の「オルフェゴール」モンスターの起動効果を誘発即時効果として扱えるようになります。(フィールドはLモンスターのみ)

「オルフェゴール」デッキの要であり、間接的に相手への妨害カードとなるので必ず発動しておきたいカードです。

  • 「オルフェゴール・クリマクス」…1枚

誰しも「クリスマス」っていうやつ

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:自分フィールドに「オルフェゴール」Lモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。

②:墓地のこのカードを除外して発動できる(この効果を発動するターン、自分は機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚できない)。自分のデッキ・除外状態の機械族・闇属性モンスター1体を手札に加える。

「オルフェゴール」カウンター罠です。

「オルフェゴール」Lモンスターが存在する状態で、相手の効果が発動した場合にその発動を無効にして除外する強力なカードです。

また②の効果も強力で、デッキ・除外状態の機械族・闇属性モンスターを手札に加えることができます。(機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚出来ない縛りがつくので注意)

  • 「オルフェゴール・ガラテアi」…1枚

リンク1は強い

「オルフェゴール」モンスターか「星遺物」モンスター1体

自分は「オルフェゴール・ガラテアi」を1ターンに1度しかL召喚できない。
このカードはX召喚の素材にできない。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:手札を1枚墓地へ送って発動できる。自分のデッキ・墓地から「星遺物」モンスター1体か「オルフェゴール・バベル」1枚を手札に加える。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から他の「オルフェゴール」カード1枚を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。

今回新たに登場した「オルフェゴール」Lモンスターです。

①の効果で「オルフェゴール・バベル」を手札に加えることができるので、後述する「オルフェゴール・ガラテア」の効果を「オルフェゴール・クリマクス」にあてることができます。

「星遺物」モンスターも手札に加えることが可能なので、後述する「星遺物-『星冠』」を手札に加えれば更に展開を伸ばすことができます。

またリンク1なので、フィールドの「オルフェゴール」モンスターを能動的に墓地送ることが可能になり、「オルフェゴール・ディヴェル」1枚からでも展開が行えるようになりました。

  • 「オルフェゴール・ガラテア」…2枚

ふつくしい…

「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:リンク状態のこのカードは戦闘では破壊されない。

②:自分の除外状態の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、デッキから「オルフェゴール」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

②の効果が強力なLモンスターです。

リソースを回復しながら「オルフェゴール」魔法・罠カードをデッキからセットできるので非常に優秀です。

先述した「オルフェゴール・ガラテアi」で「オルフェゴール・バベル」を手札に加えた場合は「オルフェゴール・クリマクス」をセットすることになります。

  • 「オルフェゴール・ロンギルス」…1枚

にーさんその2

「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体以上

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:リンク状態のこのカードは効果では破壊されない。

②:自分の除外状態の機械族モンスター2体を対象として発動できる(この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない)。そのモンスターをデッキに戻す。その後、リンク状態の相手モンスター1体を墓地へ送る事ができる。

②の効果で除外状態の機械族モンスター2体をデッキに戻せるのが便利です。

「オルフェゴール」唯一のリンク3モンスターなので、基本的にリンク値を伸ばすために使います。

  • 「宵星の騎士エンリルギルス」…1枚

にーさんその3

「オルフェゴール」Lモンスターを含むモンスター2体以上

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分の除外状態の、「オルフェゴール」カードか「星遺物」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んでデッキに戻して相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールを得る事ができる。

②:このカードがEXモンスターゾーンから墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、このカードを除外して発動できる。フィールドのカード1枚を墓地へ送る。

こちらも今回新たに登場した「オルフェゴール」Lモンスターです。

①の効果がリソースを回復しながら相手フィールドの表側表示モンスターのコントロールを得ることができるので非常に強力です。

表記的に分かりにくいですが、②の効果も「オルフェゴール・バベル」が存在する場合では相手ターンにも発動することができるので、除去された場合でも更に追加で妨害をすることができます。

※以下、遊戯王カードデータベースより引用


  • 「宵星の機神ディンギルス」…2枚

にーさんその4

レベル8モンスター×2

自分は「宵星の機神ディンギルス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、このカードは自分フィールドの「オルフェゴール」Lモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。

①:このカードが特殊召喚した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●相手フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
●自分の除外状態の機械族モンスター1体をこのカードのX素材とする。

②:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

「オルフェゴール」唯一のXモンスターです。

本来はレベル8モンスター×2体でX召喚しますが、「オルフェゴール」Lモンスターの上に重ねてX召喚できるので、主にこの方法でX召喚します。(「オルフェゴール・ガラテアi」はX素材にできないので注意)

特殊召喚に成功した場合に除去かX素材を増やすことができます。
X素材を増やした場合はリンク素材にする等で自身を墓地に送ればX素材も墓地に送られることになるので、間接的に手数の増加に繋がります。


採用カード解説「星遺物」

ここからは「オルフェゴール」ではないものの、ストーリー的に繋がりがあり、相性がよい「星遺物」カードについても解説していきます。

  • 「星遺物-『星杖』」…1枚

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:通常召喚したこのカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。

②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星遺物」モンスター1体を特殊召喚する。

③:墓地のこのカードを除外し、自分の除外状態の「オルフェゴール」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

杖です。
墓地から自身を除外することで除外状態の「オルフェゴール」モンスターを特殊召喚できるので、既に効果を使った「オルフェゴール」モンスターを使い回すことが出来ます。


  • 「星遺物-『星冠』」…1枚

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、③の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードはLモンスターのリンク先となる自分フィールドに手札から守備表示で特殊召喚できる。

②:EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。

③:通常召喚したこのカードがリリースされた場合に発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

冠です。
①の効果で手札から特殊召喚できるのが非常に便利です。

また、相手ターン中にこのカードを特殊召喚する手段があるので、②の効果も妨害として使えます。


  • 「星遺物を継ぐもの」…1枚

こっちも再録してくれ…

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

①:自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをフィールドのリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。

墓地のモンスターを自分フィールドのリンク先に特殊召喚できるカードです。
特殊召喚したモンスターの効果も使用できるのがとても強力です。

後述する「星鍵士リイヴ」からアクセスすることができるので1枚採用しています。

  • 「星鍵士リイヴ」…1枚

サイバース族なんだ…

モンスター2体

このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。

②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

「星遺物」カードではありませんが、「星遺物」を語る上で必要なので紹介します。

”墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚ができる”という重い成約があるかわりに、緩い素材と強力な効果を兼ね揃えています。

①の効果で先述した「星遺物を継ぐもの」をセットすることができます。(こちらも墓地に「星遺物」モンスターが存在しないと発動できないので注意)

リンク素材で墓地に送られた場合に②の効果でフィールドのカード1枚をデッキに戻す効果も非常に強力です。
先行であれば、「宵星の騎士ギルス」の効果で相手フィールドに特殊召喚した「星遺物トークン」を消すことができます。

採用カード解説「罪宝」「アザミナ」

ここからは「オルフェゴール」と相性がよく、一緒に採用した「罪宝」と「アザミナ」カードについて紹介していきます。

  • 「罪宝の欺き」…3枚

規制かからなかったかー

このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから「アザミナ」カード1枚を手札に加える。

②:モンスターが相手の墓地へ送られた場合、自分フィールドに「アザミナ」モンスターが存在していれば発動できる。相手は1500LPを失い、自分は1500LP回復する。

③:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。

「アザミナ」展開の初動カードです。
①の効果で手札にきてしまった「オルフェゴール」モンスターをリリースして墓地に送ることができます。

  • 「聖なる薊花」…1枚

インチキ融合すぎる

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:EXデッキの「アザミナ」融合モンスター1体を相手に見せ、そのレベル4につき1枚、自分の手札・フィールドから「罪宝」カードを墓地へ送る(裏側表示カードはめくって確認する)。その後、見せたモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の「アザミナ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻し、このカードを手札に加える。

「アザミナ」モンスターを融合召喚するカードです。

主に先述の「罪宝の欺き」の効果で手札に加えるカードで、そのまま「罪宝の欺き」を①の効果のコストとして墓地に送れます。

1の効果には①ターンに1度の成約がなく、②の効果で墓地から手札に加えることができるので非常に強力です。

  • 「”罪宝狩りの悪魔”」…1枚

これのスリーブ実際にほしい

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分のデッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を手札に加える。

②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、「“罪宝狩りの悪魔”」以外の自分の墓地・除外状態の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキの一番下に戻す。その後、自分は1枚ドローする。

デッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスターを手札に加えることができるカードです。

非常に強力なカードで、現在制限カードに指定されていますが、「アザミナ」であれば後述する「告死聖徒ルシエラーゴ」で手札に加えることができるので全く問題ありません。


  • 「黒魔女ディアベルスター」…1枚

こっちもアニメ化はよ

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。

②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「罪宝」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。

③:このカードが相手ターンに手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。

先述の「”罪宝狩りの悪魔”」から手札に加えるカードです。

こちらも「罪宝の欺き」と似たように特殊召喚する際に手札に来てしまった「オルフェゴール」モンスターを墓地に遅れるので相性が良いです。

②の効果で後述する「微睡の罪宝-モーリアン」をセットする事で追加で妨害を構えることができます。


  • 「微睡の罪宝-モーリアン」…1枚

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①:フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。

②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル5以上の幻想魔族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

「黒魔女ディアベルスター」からセットする罠カードです。

特殊召喚されたフィールドのモンスターを裏側守備表示にするので妨害としてそこそこ強いです。

後述する「アザミナ」融合モンスター達がレベル5以上の幻想魔族モンスターなので②の効果で墓地から再セットできます。

使っても次ターン以降に再使用できるは勿論、手札に来てしまっても「黒魔女ディアベルスター」のコストにして問題ないという強みもあります。


  • 「告死聖徒ルシエラーゴ」

幻想魔族モンスター+魔法使い族・光属性モンスター

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。デッキから「アザミナ」カードか「罪宝」カード1枚を手札に加える。

②:相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドの「アザミナ」モンスターの数×500ダウンする。

③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「罪宝」魔法カード1枚を手札に加える。

「アザミナ」融合モンスターその1です。

融合召喚した場合にデッキから「アザミナ」か「罪宝」カードを手札に加えることができます。

現在制限カードの「“罪宝狩りの悪魔”」を加えることが出来るのが非常に強力です。

  • 「背信聖徒シルヴィア」…1枚

幻想魔族モンスター+魔法使い族・光属性モンスター

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:「背信聖徒シルヴィア」以外の自分の「アザミナ」モンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードをリリースして発動できる。その効果を無効にする。

③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「罪宝」罠カード1枚を手札に加える。

「アザミナ」融合モンスターその2です。

②の効果が非常に強力で、自身をリリースする事で相手の魔法・罠・モンスターの効果を無効にすることができます。

展開に「アザミナ」ギミックを絡めることで「背信聖徒シルヴィア」と「微睡の罪宝-モーリアン」の2妨害を追加で構えることが可能です。

展開例

最後にこのデッキの展開例を簡単に紹介します。

今回は「宵星の騎士ギルス」1枚+手札コスト1枚からの展開と、別パターンとして「オルフェゴール・ディヴェル」+「罪宝の欺き」+手札コスト1枚のアザミナ展開を絡めた展開を紹介していきます。

  • パターンA「宵星の騎士ギルス」1枚+手札1枚

最終盤面はこちらです。

墓地にディヴェルとトロイメアとガラテアiがいます
  1. 「宵星の騎士ギルス」を召喚。効果でデッキから「オルフェゴール・ディヴェル」を墓地に送る。

  2. 「宵星の騎士ギルス」の②の効果発動。お互いのフィールドに「星遺物トークン」を特殊召喚。

  3. 「星遺物トークン」1体で「オルフェゴール・ガラテアi」をL召喚。

  4. 「オルフェゴール・ガラテアi」の①の効果発動。手札を1枚墓地に送ってデッキから「星遺物-『星冠』」を手札に加える。

  5. 「星遺物-『星冠』」の効果発動。手札から「オルフェゴール・ガラテアi」のリンク先に特殊召喚。

  6. 「オルフェゴール・ガラテアi」と「星遺物-『星冠』」で「警衛バリケイドベルグ」をL召喚。

  7. 「警衛バリケイドベルグ」と「宵星の騎士ギルス」で「星鍵士リイヴ」をL召喚。

  8. 「星鍵士リイヴ」の①の効果発動。デッキから「星遺物を継ぐもの」をセット。

  9. 「星遺物を継ぐもの」を発動。墓地から「警衛バリケイドベルグ」を「星鍵士リイヴ」のリンク先に特殊召喚。

  10. 「星鍵士リイヴ」と「警衛バリケイドベルグ」で「召命の神弓-アポロウーサ」をL召喚。

  11. 「星鍵士リイヴ」の②の効果発動。相手フィールドの「星遺物トークン」をデッキに戻す。(トークンなので消滅します。)

  12. 墓地の「オルフェゴール・ディヴェル」を除外して効果発動。デッキから「オルフェゴール・トロイメア」を特殊召喚。

  13. 墓地の「宵星の騎士ギルス」を除外して「オルフェゴール・ガラテアi」の②の効果発動。自身を特殊召喚。

  14. 「オルフェゴール・トロイメア」と「オルフェゴール・ガラテアi」で「オルフェゴール・ガラテア」をL召喚。

  15. 墓地の「オルフェゴール・トロイメア」の②の効果発動。自身を除外し、「オルフェゴール・ガラテア」を対象にとってデッキから「星遺物-『星杖』」を墓地に送り対象の攻撃力を800上げる。

  16. 「星遺物-『星杖』」を除外して③の効果発動。除外状態の「オルフェゴール・ディヴェル」を特殊召喚。

  17. 除外状態の「星遺物-『星杖』」を対象にして「オルフェゴール・ガラテア」の②の効果を発動。対象をデッキに戻してデッキから「オルフェゴール・バベル」をセットする。

  18. 「オルフェゴール・バベル」を発動。

  19. 「オルフェゴール・ガラテア」1体で「宵星の機神ディンギルス」をX召喚。

  20. 「宵星の機神ディンギルス」の効果発動。除外状態の「オルフェゴール・トロイメア」をX素材にする。

  21. 「オルフェゴール・ディヴェル」と「宵星の機神ディンギルス」で「I:Pマスカレーナ」をL召喚。


相手ターンに墓地の「オルフェゴール・ガラテアi」の①②の効果を発動し、墓地の「星遺物-『星冠』」を手札に加えておくと、墓地の「オルフェゴール・トロイメア」の効果で「星遺物-『星杖』」を墓地に送った際に、手札から「星遺物-『星冠』」を特殊召喚できるので追加で妨害を増やすことができます。


  • パターンB「オルフェゴール・ディヴェル」+「罪宝の欺き」+手札コスト1枚

最終盤面はこちらです。

墓地にディヴェル、ガラテアiがいます
  1. 「罪宝の欺き」を発動し、そのまま①の効果を発動。手札の「オルフェゴール・ディヴェル」をリリースし、デッキから「聖なる薊花」を手札に加える。

  2. 「聖なる薊花」の効果発動。「罪宝の欺き」を墓地へ送り、「告死聖徒ルシエラーゴ」を融合召喚。

  3. 「告死聖徒ルシエラーゴ」の効果発動。デッキから「”罪宝狩りの悪魔”」を手札に加える。

  4. 墓地の「オルフェゴール・ディヴェル」を除外して効果発動。デッキから「宵星の騎士ギルス」を特殊召喚。

  5. 「宵星の騎士ギルス」の効果発動。デッキから「オルフェゴール・スケルツォン」を墓地に送る。

  6. 「告死聖徒ルシエラーゴ」と「宵星の騎士ギルス」で「I:Pマスカレーナ」をL召喚。

  7. 墓地の「聖なる薊花」の効果発動。墓地から「告死聖徒ルシエラーゴ」をEXデッキに戻してこのカードを手札に加える。

  8. チェーン1で「聖なる薊花」、チェーン2で「”罪宝狩りの悪魔”」を発動。デッキから「黒魔女ディアベルスター」を手札に加え、「”罪宝狩りの悪魔”」を墓地へ送って「背信聖徒シルヴィア」を融合召喚。

  9. 墓地の「オルフェゴール・スケルツォン」の効果発動。墓地の「宵星の騎士ギルス」を特殊召喚。

  10. 「宵星の騎士ギルス」1体で「オルフェゴール・ガラテアi」をL召喚。

  11. 「オルフェゴール・ガラテアi」の効果発動。手札を1枚墓地へ送り、デッキから「星遺物-『星杖』」を手札に加える。

  12. 「星遺物-『星杖』」を墓地へ送り、「黒魔女ディアベルスター」を特殊召喚。

  13. 「黒魔女ディアベルスター」の効果発動。デッキから「微睡の罪宝-モーリアン」をセットする。

  14. 「星遺物-『星杖』」を除外して③の効果発動。除外状態の「オルフェゴール・ディヴェル」を特殊召喚。

  15. 「黒魔女ディアベルスター」と「オルフェゴール・ガラテアi」で「オルフェゴール・ガラテア」をL召喚。

  16. 除外状態の「星遺物-『星杖』」を対象にして「オルフェゴール・ガラテア」の②の効果を発動。対象をデッキに戻してデッキから「オルフェゴール・バベル」をセットする。

  17. 「オルフェゴール・バベル」を発動。

  18. 墓地の「宵星の騎士ギルス」を除外して「オルフェゴール・ガラテアi」の②の効果発動。自身を特殊召喚。

  19. 「オルフェゴール・ガラテアi」「オルフェゴール・ガラテア」「オルフェゴール・ディヴェル」3体で「宵星の騎士エンリルギルス」をL召喚。

  20. 「宵星の騎士エンリルギルス」の効果発動。除外状態の「宵星の騎士ギルス」を手札に加える。

  21. 墓地の「”罪宝狩りの悪魔”」を除外して②の効果発動。「罪宝の欺き」をデッキの下に戻して1枚ドローする。


先程の展開と比べると展開の早々に闇属性しか特殊召喚できない縛りがかかってしまうので「召命の神弓-アポロウーサ」は出ませんが、代わりに「宵星の騎士エンリルギルス」とアザミナ展開で用意した「背信聖徒シルヴィア」と「微睡の罪宝-モーリアン」を構えることができます。


さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございました!

「オルフェゴール」は今回強化された3つのテーマの中で個人的に唯一触ったことのないテーマだったので、研究に新鮮味があって面白かったです。

余談ですが、最近筆が遅くて申し訳ございません。
多忙な時期で仕事に加えて体調不良で寝込んでいた週もあったため記事を書くのが遅くなってしまいました…
冒頭にも軽くお話しましたが次回は「P.U.N.K.」か「ドラゴンメイド」を書く予定です。(時間と体力次第ですが)

ではではまた次回の記事でもお会いしましょう。では!


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