すかし1

登場人物まとめ

澤山家の人々

澤山忠直
今回は、ちいさな「なお殿」として登場。
無邪気な「おなかすいた」攻撃で、姉のデートをことごとく邪魔する。

澤山助右衛門
当時40歳くらい。阿津、忠慧、忠直の父。名奉行だが、自分にも他人にも厳しく、「鬼奉行」と呼ばれる。

阿津
18歳。厳しさは父譲り。美しいが、体格が良い上に運動神経も良すぎ、さらに気が強いので嫁ぎ先がない。本人は弟の忠慧に嫁が来る直前までは家にいるつもりでのんびりしている。

忠慧(ただとし)
3話(だいふく)で忠直が母から「亡くなった兄」と告げられた、その人。
3話で20年ぶりに兄の存在を語り、忠直が「うっすら覚えている程度」というくらいなので、おそらく澤山家ではタブー扱いの人。


大黒屋の人々

主水(もんど)
大黒屋の3代目。潮五郎の父親で、りさの祖父。当時で50歳くらい。

潮五郎
当時18歳。まだこの頃はケッコンしておらず、吉原で評判の若旦那だった。
長男で4代目なのに潮「五」郎。

亜久里
潮五郎の最初の妻。

相模屋の人々

お信乃(しの)
三十路を越えたくらい。
美人だが、とにかく気が強い。
生まれついてのお嬢様で、気立ては良く、気前も良い。
婿を取ってこどもも生まれ、順風満帆に生活していたが、突然、婿を失い、気持ちが緩んで10歳下の若様に惚れ込んでしまう。
お金の力で若様を手に入れたため、若様親子に多少、気が引けているところがある。

若様
どこかのお殿様の末っ子。2話の冒頭で斬殺されていたのはこの人。
20歳は超えているが、育てられ方かそもそもの気質か、美しい物にしか興味がなく、道徳的な善悪の区別がついていない。
芸術的才能は秀逸。

藤吉郎(佐吉)
お信乃と前の婿(貞吉)の長男。母親思いの孝行者。
実の父(貞吉)によく似ているため、若様親子からは嫌われている。

鶴松(茂吉)
お信乃と婿の次男。

義太郎(よしたろう)
お信乃と若様のこども(三男坊)

お円(えん)
若様の母。40歳くらい。
大名の元側室で、落飾後の名前は円孝院(えんこういん)
元は遊郭・ことは屋の花魁だったというが信憑性はなく、殿様が他界したあとを継いだ次の殿様(長男)に嫌われて、尼寺に押し込められる。
お信乃が息子を婿に望んでいると知り、還俗してお円と名乗り、二人が結婚できるように奔走する。

では、

こんぺいとう20年前のお話

お楽しみください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?