大須を、《食べる》。
関東や関西から、「はじめて名古屋・大須にやってくる!」という方のために、主観でセレクトした大須のおすすめスポットを、「グルメ」「フォトスポット」「ディープ」のジャンルでまとめていきます。
今回はグルメ編。
その前に。
まずは大須商店街の広さをご紹介。
大須の広さは、南北に約500m、東西に約700mに及びます。
東京・秋葉原周辺で言うと、
南北:秋葉原駅~末広町駅 間
東西:昭和通り〜神田明神 間
に相当します。
大阪・日本橋周辺で言うと、
南北:SEMビル〜千日前通 間
東西:堺筋(SEMビル)〜パークス通(なんばパークス西側)間
に相当します。(南北と東西が入れ替わってますが。)
西側には地下鉄鶴舞線「大須観音」駅があり、
東側には地下鉄鶴舞線・名城線「上前津」駅があります。
それではオススメスポット紹介スタートです。
コンパル
カフェ目的に来るであろう読者に喫茶店を紹介するのはいかがなものかという指摘は一旦置いておいて、名古屋の老舗喫茶店『コンパル』をご紹介。
名物は「エビフライサンド」1,050円。タレントさんへの差し入れやケータリングとしても親しまれる、定番メニューです。
スガキヤ
「名古屋といえばスガキヤラーメン♪」というCMでもお馴染み(?)のソウルフード『スガキヤ』。
現在もNO.1の人気を誇る「ラーメン」はなんと360円。学生の味方で、食事というよりはおやつや軽食としてのポジションとして親しまれているような感じですね。
大須エリアに3店舗あるので、気軽に立ち寄れるのも嬉しい。
矢場味仙(やば みせん)
名古屋名物「台湾ラーメン」の『味仙』。名古屋を中心にいくつも店舗がありますが、実は5つの系統に分かれているんです。大須エリアにある『矢場味仙』は全店舗の中で最も大きく、3階建てで320席あります。
「台湾ラーメン」には、辛さ強めの「イタリアン」や、辛さ薄めの「アメリカン」もあるんですよ。
他にも、オーダーから2分以内で出てくる「青菜炒め」も人気。
ちなみに、「あ、手羽先もある!」と思ってオーダーすると、いわゆる名古屋名物の手羽先唐揚げとは異なる辛いものが出てくるので誤解のないように……。
ソロ ピッツァ ナポレターナ
シンプルなナポリピッツァがリーズナブルに頂けるお店。
トマトソースとにんにくのシンプルな「マリナーラ」は¥550。モッツァレラチーズを使った王道の「マルゲリータ」は¥858です。(イートイン価格)
夕食にしっかりと本格イタリアンを楽しみたい方は、系列の「チェザリ」でどうぞ。
天使のりんご飴
今年3月にオープンしたばかりの新店。
外側パリパリ、中はジューシーなりんご飴を、様々なフレーバーで楽しめます。
食べにくいイメージのあるりんご飴ですが、食べ歩き用にカットしてくれるサービスがあります。これはこれでかわいい。
chez Shibata EXPRESS
岐阜・多治見に本店、名古屋・覚王山にも店舗を構えるパティスリー、『シェ・シバタ』のテイクアウト専門店として2021年にオープン。
大須の食べ歩き文化を盛り上げるべく、このお店のために開発されたメニューがたくさん。中でも人気の「クロ・グリ」(プレーン:340円〜)は、目もお腹も満たしてくれる素敵なスイーツです。
李さんの台湾名物屋台
大須の食べ歩きメニューといえばコレ!!と言えるほど人気の唐揚げ。大須エリアに3店舗あります。
ピリ辛パウダーのかかった「台湾唐揚げ」は、辛さのレベルが「多め・ふつう・少なめ・なし」の4段階。他にも「辣醤(ラージャン)唐揚げ」や「橙香(サンサン)唐揚げ」が定番メニュー。
いずれも価格は500円で、かつボリュームもたっぷりという高コスパなのも人気の秘訣。運が良ければ、李(り)さんご本人に遭遇できるかも?!
めいふつ 天むす 千寿(せんじゅ)
今では名古屋の名物として知られる「天むす」が、まだ名物ではなかった頃から続く老舗が『千寿』。当時の店主が「これをいずれ名物にしよう」という思いで「めいふつ」と掲げたと言われています。
小ぶりのえび天をおむすびにした天むす(5個756円〜)と、そこに添えられた「きゃらぶき(ふきの佃煮)」も人気。お土産用に真空パックにされたものも販売されています。
覚王山フルーツ大福 弁才天
近年、切った断面が映える「萌え断」で人気となったフルーツ大福。その人気店「弁才天」は、今や東海三県はもちろん、関東や関西にも展開しています。
大きなフルーツと、それを優しく包む求肥を美しくカットするために、糸が付属しているのが嬉しいポイント。
タコとハイボール
名古屋でもおいしいたこ焼きが食べたい!という方にこちらをご紹介。2022年11月10日オープンという出来立てほやほやのお店。
テイクアウトのイメージが強いたこ焼きですが、ここの店内には「タコパ」ができちゃう鉄板付きのテーブルもあります。
グルメ編は以上です!
大須商店街には、紹介しきれない名店・珍店(?)もたくさんあるので、ぜひぶらぶらと歩いていろんなお店に立ち寄ってみてください〜。