
大忍術映画 ワタリ
懐かしの映画シリーズ№2
「大忍術映画 ワタリ」について書きます。
№1はこちら。
「ワタリ」は、1966年7月公開。
監督 船床定男、出演 金子吉延、大友柳太朗、村井國夫、本間千代子、瑳川哲朗ほか。
小学生当時、おそらく父に連れて行ってもらったと思うのですが、記憶が定かでなく、この映画を観たという印象だけが残っていて、どういう内容だったのかも、まったく覚えていません。
東映チャンネルの解説を見ると、「当時の特撮技術を駆使した合成、アニメーションなどを取り入れて、忍術合戦を大胆に描写。」とあります。
当時としては、さぞかし先進的な技術だったのでしょう。
東映チャンネルで3月15日に放送するようですが、残念ながら有料チャンネルで、それなら単月契約するかというと、そこまで観たいわけでもなく…。
白土三平氏の同名漫画を映画化したものですが、
完成試写を観た白土氏は、『こんな映画を上映させるわけにはいかねぇ!!』と激怒、席を蹴って帰ってしまった。しかし、『誰がどう説得したかわからない』なか、作品は無事に封切られ、興行的に大ヒットした。
とか。
白土三平氏は、サスケ、忍者武芸帳、カムイ伝、などを描き、独特の筆致とシリアスなストーリーで他の漫画とは一線を画していましたね。

上の絵は、iPadとApple Pencil、Procreateで描いたもの。
「描いた」というのはおこがましいですね。元絵をなぞっただけです。
「ワタリ」を観た翌1967年には、「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」、「大巨獣ガッパ」や「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」といった怪獣映画を観たような気がしますが、やはりこれも記憶が定かでありません。
映画館で観た映画で、記憶が鮮明、かつ、最も早い時期に観たのは、Beatlesの「Let It Be」(1970年)です。
次回はこの映画について書こうと思います。
(了)