「ポジティブ街道一直線」にご注意を。
プラス思考やらポジティブ思考が良いには良いんです。
でもそればっかりになると大変だ。
BUキネシオロジーの先生からは、ポジティブが流行った次の年には鬱が流行ったと聞いて衝撃を受けた。
ネガティブなことがあったからこそ今がある、という言い回しも真実だ。
けれども、もし頑張りどころを間違えているのにも関わらず、今こんなに辛いのには意味があるんだ!と息を止め続けちゃいないか?
マイナスをむりやりプラスに転じてやろうとして関節技を決めても(?)痛い思いをするのは自分だ。
そしてそんな人が先生や上司にいたら…しんどくねぇですか?
「今はこんなにしんどいのには意味があるんだぞ~」とキリキリ首を絞めてくるのは訳が違う。
マイナスにキチンと目を向けて、やっちまったことや感じてきた本音を感じる。
そうすると、感情は解決される。
そうやって初めてプラスの事実を受け取れる。
マイナスが存在して、プラスが存在して、両方の天秤がまっすぐになってやっとゼロ地点に立てる。
プラスだけしか載っていない天秤は傾いたまんまだ。
ポジティブの一方通行にはくれぐれもご注意を。
マイナスを受け止める覚悟だ!