見出し画像

JOC森喜朗会長の発言をどう思うかで、今日の「さそり座」下弦の月の意味を深く理解できる

本日、2時36分「さそり座」で下弦の月を迎えました。
今回の月の位置は、自分をどこまでも掘り下げていくことで見えてくる自分の役割を全体像の中に投影していくとよい配置になっています。

つまり、次の「みずがめ座」新月でいよいよ本格的に始まる「風」の時代の最後の調整のようなタイミングだということです。

ホロスコープを見てみましょう。

スクリーンショット 2021-02-05 141005

もうもはや、ぐちゃぐちゃでわからないくらい、星々が「みずがめ座」に集まっています。もう皆さん、覚えたと思いますが、「みずがめ座」には土星と木星がいますよね。
そこに太陽、金星、水星も含めて10惑星のうち5惑星が集中しています。
この下弦の月のチャートでは、役割でいうと、自分は何者か・・を考える場所にあるのですが、その役割部分も含めると冥王星も同じ場所にあり、
よくぞ、ここまで!というくらい主要惑星祭りです。

しかも太陽とちょうど対面に「しし座」があり、
自分を中心とした表現の仕方に軸がある「しし座」と
全体の調和を考えることに軸がある「みずがめ座」のコントラストが強烈です。

星々が下の方に集まっている時は内面を見る時期というお話は以前にもさせていただいていると思うのですが、この内面を深堀するときに、見えてくるのは実はその反対側にある「全体像」です。
深く自分を見つめて何ができるのか、どんな風に他人の役に立つのかを考えていけばいくほど、どんなシュチュエーションの中で生きていくのかを想像できるのではないでしょうか?

また、内面と言えば、「肉体」とも取れるのですが、その肉体を表す「おうし座」が今日の「さそり座」の月とこれも対面に向き合っています。
「さそり座」の月自体、肉体の奥深くを観ていく月、そこを「おうし座」が正面から「どうやって肉体のことを観てるのかな?」って監視しているのです。

ここで今日の本題ですが、
「自分」のことを深く深く掘り下げたらそこには「他人」の言動や社会の情勢には左右されない「本当のあなた」しか存在しないということです。

1月31日から水星が逆行しています。
ここ2,3日の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
の女性蔑視の発言について、色々な人が色々なことを言っていますよね。
これって、水星の逆行中に起こったできごとであることも意味があるし、
この発言をどう捉えるかを自分の内面に問うてみると、今の自分を感じるのにとてもよいワークになるんじゃないかな・・と。

森会長は総理大臣も経験され、「土」の時代の権化のような方。
その方の発言を借りて水星が「こんな時代でしたけど、これからの未来の私たちは、今、この発言をどうとらえ、どう感じて今後にその思いを反映させますか?」とわざわざ、戻ってきて(逆行して)聞いてくれているような気がしませんか?

お金だけのリターンを求める経済的投資という概念中心だった社会からSDGsやESG投資のように
・差別社会をなくす
・貧困から守る
・教育を付ける
・自然環境を改善する
・社会的環境の在り方を変える
といったようなものに価値を置く時代になろうとしている今、
今までの経済的リターンを求め続けてきたオリンピックそのものの在り方が問われる状況の中での森会長の発言!

あなたなら
・これからの社会がどんな社会であってほしいですか?
・どんな風に自然と共生していきたいですか?
・どんなところに喜びを感じ
・お金の概念をどういう風に変えていきたいですか?


こんなことを考えるきっかけになるのではと思います。
そして今日の「さそり座」下弦の月はこれからのなりたい自分をしっかり見極めて次の「みずがめ座」新月を迎えなさいと教えてくれているのだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?