ばなふぇす! vol.#2を終えて (前編:vol.#1の振り返り)
お疲れ様です。tackeです。
ばなふぇす! vol.#2 が無事終わりましてホッと一息ついている今日この頃です。
ばなふぇすが終わり、何名か振り返り記事を書いていらっしゃる方々がいらしたので拝見しているうちに私も何らかの形で記録を残しておきたいなと思い筆を執るに至りました。
記憶力のなさには定評がある私ですので、まあこういうのもいいかなと。
今回は前編としてまずはvol.#1の振り返りです。
さて、ではいってみましょう!
ばなふぇす!とは
「ばなふぇす!」とはバーナル氏主催のライブイベントでございます。過去2回開催されまして、私は2回とも生ハム系バンドのギターとして参加させていただきました。
詳細は下記のばなふぇす!特設ページを御覧ください。
ばなふぇす! vol.#1
2022年7月24日 (日)
川口キャバリーノ
ばなふぇす! vol.#2
2023年6月4日 (日)
川口キャバリーノ
ばなふぇす1ではNamahamuJunction aYUUKAwa (FictionJunction YUUKA)のギターとして、ばなふぇす2ではNamahamuJunction (FictionJunction)のギターとして出演しました。
ばなふぇす! vol.#1
まずはvol.#1から振り返っていきます。
機材
某神ギタリストから受け継いだAxe-Fx2を使って最低1回はライブをしたい!という思いから、本番ではこのAxe-Fx2を使って「何故か本物の音が出る」環境で演奏させていただきました。
なんでこんないい音が出るんでしょう、不思議ですねー?
更に、せっかくならばとギターもSaijo SJK-4という本家のシグネイチャーモデルを購入して本番に望みました!
外音と配信には宅直でライン出し、中音用にRoland JC-90を使ってモニターしていました。
Axe-Fx2とMFC-101 Mk.IIIは大変大きい機材のため搬入が大変でしたが会場の川口キャバリーノさんのご協力で搬入と搬出もスムーズに出来ました。
セトリ
NamahamuJunction aYUUKAwa (FictionJunction YUUKA)としてセトリは以下のとおりです。
overture
M1 circus
M2 el cazador
M3 Silly-Go-Round
M4 約束
M5 angel gate
M6 聖夜
M7 nowhere
さらにライブの最後にはSessionコーナーとして以下の楽曲を演奏しました。
M1 紅蓮華
M2 sprinter
M3 stone cold (私は出演無し)
1曲ずつ簡単に振り返っていきましょう!
overture
ソージさんによる同期音源とVocal陣による声Rec素材の合体でかなりいい感じのイントロになったんじゃないでしょうか。
M1 circus
FJYのバラード曲ですね。1曲目に相応しいミドルテンポなバラード。
クリーントーンとクランチの中間くらいでひたすらアルペジオなバッキングをしておりました。こういうバッキングでは完全なクリーンより軽く歪ませた方が馴染みがいいですね。
この曲のイントロリフはなんとなく気に入ってしまい、vol.#2のリハの空き時間とかでも手癖のように弾いてます。
この曲ではギターソロで急に音が出なくなるトラブルが発生しまして本番中に死ぬほど焦りました。ソロ用のプリセットボタンを踏んだはずなのに音量が超小さくなり、音もブチブチと途切れてやがて完全に音が出なくなりました・・・。MFC-101には今まで見たこと無いEditモードのような状態になっており焦りましたがなんとか曲中に復旧して最後の大サビのバッキングから復帰しました。アウトロのソロはちゃんとソロのプリセットで音が出せました。
いや、ほんと焦りましたね。動揺してその後しばらく演奏がブレてましたが曲中になんとかしました。
その後、同じような症状が出ることもなく、ホントなんだったんでしょうね。ライブ怖い。
M2 el cazador
2曲目はちょっとテンポアップ。Vn.悠季さん、Key.なのめす氏のアコーディオンソロなど見どころたくさん。
M3 Silly-Go-Round
3曲目はアゲ曲!シリゴーです。
夢から〜さめても〜〜〜、のイントロの歌いだしとコーラスだけでブチ上がりますね。Vo.鮎川さんとCho.じゃすみんさん、みうりんさんのクオリティが大爆発してました。
ギターはAメロのバッキングの刻みが印象的なので弾いてて気持ちよかったですね。こういう印象的なバッキングはタイトに弾けると雰囲気がグッと出ますね。
ギターソロはがんばりました(真顔)
アウトロのギターリードもがんばりました(真顔)
こういう速弾きをもっとうまく弾けるようになりたい!!!
M4 約束
イントロが印象的ですね。Vocalから入り、ギターのイントロでAメロが始まる構成。
ギターソロはミドルテンポで印象的なフレーズをミスらないように注意しました。
M5 angel gate
これは私がリクエストした曲でした。エモいギターソロが弾きたい!ということで選んだのですがソロが苦手な私、自分で自分の首を締めたかたちとなりましたが結果的にやってよかったです。
なのめす氏のピアノから始まりGt.のVolを絞ったオブリガート(?)で始まり、しっとりとしたメロのバッキング。ディレイを効かせて単音カッティング気味なやーつを弾いて力を溜めて、サビでドライブサウンドでバーンとバッキング!このパターン、好きです。
クリーン気味のバッキングからサビに入ったときにドライブサウンドにするときは歪を抑えたくなりがちですがリハで色々試した結果、こういう曲ではサビではしっかり歪ませた方が悪目立ちしなくて音の馴染みがいいですね。クリーントーンも軽く歪ませたほうが音馴染みがいいのと同じですね。クリーンすぎると悪目立ちしたり聞こえなかったり難しいですね。曲によるとは思いますが。もちろん聴覚上の音量差はしっかり事前に調整が必要です。
ギターソロはゆっくり気味なのでしっかり良いトーンが出せるように弾きました。アウトロのリードギターも同様にエモい音を出せた気がします。
アウトロの締めではバーナル氏がウィンドチャイムをいい感じに鳴らしてくれて芸が細かいです。色んなところに細かいこだわりがあるのがばなふぇすの見どころですね。
M6 聖夜
印象的なシンセフレーズとギターのバッキングから始まりギターリードで始まる聖夜。このパターンも好きです。
ソージさんのベースの安定感ある刻みもいいですね。リズム隊が強いと上モノ隊は安心できます。
この曲はAメロ、Bメロのバッキングギターが印象的なフレーズが多いのでなるべく再現できるように耳コピしました。やっぱりこういう曲では印象的なオブリガートやバッキングパターンの耳コピを頑張るとだいぶ雰囲気が出ますね。
同期音源のベルの音も印象的です。ソージさんの同期音源はクオリティ高くてほんとに原曲の雰囲気がグッと醸し出されますね。いい音がするのはきっと良い音源を使ってるってのもあるんだろうなあ・・・。
M7 nowhere
最後の曲は言わずと知れたヤンマーニです。ニコニコ動画で流行ってましたね。
イントロのコーラスのヤンラーヒ連呼が印象的です。Choのお二人が大活躍!この曲はピアノのバッキングも印象的ですね。
Vnのソロもありますし今回のメンバー全員が大活躍する最後に相応しい曲ですね。
ギターソロも雰囲気が出るように速弾きがんばりました!!
生ハムジャンクションとしての出演はここまでです。
次はセッション曲の簡単な感想です。(配信では本編のみでセッション曲の配信はありませんでした。会場限定!)
セッション1 紅蓮華 - LiSA
ホントはDropDで弾くのが良いと思うんですがなんかいい感じに弾いておきました。彩さんのパワフルなボーカル、良きでした!
セッション2 sprinter - Kalafina
この曲の同期音源は私がYouTube動画用に作ったものをそのまま使いました。やー、こんなところで使うことになるとはw
この動画が初DTMなのでクオリティはご容赦ください。音源はLogic Proの付属音源オンリーですし。でも原曲っぽさが出るようにがんばりました!
からふぃなーれVo.陣とじゃすみんさんの4人で4人バージョンのKalafina sprinter!ゴージャスですね〜。この曲はベースのリズムがめんどくさいんですがからふぃなーれのBa.SaSa-Yanさんがバッチリキメてくださいました。
好きな曲だったので出来てよかったです。
セッション3 stone cold - FictionJunction
私は出演せず、ギターと機材だけをなのめす氏に貸し出して私は観客席におりました。やっぱいい曲ですね〜。そしてなのめす氏のステージングは圧巻ですね。ギタリストかくあるべし。
今回のトラブル!
はい、最後にこれに触れないわけには参りません。ライブ当日に何故か意味がわからないトラブルが発生するんですよね。
先程も書いたcircusのギターソロの音が出ないトラブルだけではなく朝にもやっておりました。
朝練のために譜面用のiPadを使っていたんですが、練習が終わりiPadをしまおうとしたら落としてしまい足元のエフェクターに直撃。画面が割れて操作も受け付け不能になりました。
人間ってこういうとき変な声が出ますね。あーーーー〜〜〜(絶望)
マジでやる気無くしたし帰りたい気持ちになりました。家にいましたけど。
幸い、譜面データは全てクラウドにバックアップしていたのでiPad miniをバックアップとして使って事なきを得ましたが、いやーほんと機材トラブルは怖いです。バックアップは用意すべきですね。
反省を活かしてvol.#2では色々と気をつけていたんですが、それでも当日リハには問題が発生しまして・・・それは後編で書きます。
vol.#1感想
長々と書いてきましたが最後に雑感というか。
そもそもKalafinaから梶浦由記ワールドに入った私でございます。
梶浦由記ライブには何度も行ってましたが正直、曲名を覚えてる楽曲も少ないというなんとも言えない梶浦ニワカだったんですが、ライブをやってみて曲を覚えて演奏してみると流石に曲を覚えてきてその良さも本当の意味で理解できてきた気がします。
vol.#1ではFJYを中心に、vol.#2ではFJの代表曲を中心に色々といい曲が多いなーと改めて理解が深まりました。
ギターの技術向上という面でも良い機会になりました。
耳コピして楽譜に起こしてバッキングの細かい再現や曲や音作りなどいろんなところでだいぶ良い経験になったと思います。
さて、今回はこんなところにしておきましてvol.#2については後編で!