埼玉西武ライオンズ戦力外予想 野手編

こんにちは。今回は埼玉西武ライオンズの戦力外の予想を書いていきます。
戦力外の通告期間が昨日から始まりましたね。他球団ではヤクルトの嘉弥真選手、阪神タイガースが加治屋選手などを戦力外にするというような記事が出ており、埼玉西武ライオンズもそろそろ出てくるのではないかと思われます。

*NOIとは この記事ではNOIという成績指標を記載しています。
(出塁率+長打率/3)✕1000で600以上なら一流、550以上が主力、450以上が平均ですが、今年は投高打低シーズンですので、リーグ平均のNOIは419となっているため、500以上あれば主力、420あれば平均とします。


ヘススアギラー(濃厚)

打率 .204 本塁打 2 出塁率 .274 長打率 .301 OPS .575 NOI 375
今季加入の新外国人です。開幕前はオープン戦で打率パ・リーグトップとコンタクト面でも期待を寄せられましたが、いざ開幕してみるとこの成績です。アジャストできず、更に怪我と本人にとってかなり不本意なシーズンだったでしょう。ただ、調整する時間を来シーズンあげるよりは日本に合うような新しい選手を補強する方が大事だと考えます。

フランチーコルデロ(濃厚)

打率 .129 本塁打 1 出塁率 .151 長打率 .200 OPS .351 NOI 217
こちらもパワフルなバッティングでキャンプのときから期待されていましたが、終わってみれば本塁打は1本に留まり、更に拙守が目立ちました。2軍での成績は渡辺健人に次ぐ打撃warを残していますが、それよりも守備と走塁貢献がチームワーストと総合warはプラスマイナスゼロになっています。DHか代打でしか使いどころが無いということになってしまいます。そもそも代打で使えるような打者は西武に足りてないですが、あくまでも2軍戦の成績ですので、1軍で殆ど結果を残していない以上再契約する必要は無いと考えます。

陽川尚将(濃厚)

打率 .133 本塁打 0 出塁率 .212 長打率 .133 NOI 257

現役ドラフトでやってきた浪速のスラッガーですが、2シーズン続けて結果を残せていません。現役ドラフトは2番目の指名だったそうなので、結果論にはなりますが細川選手を取ることも出来ました。佐藤龍世や野村大樹と守備位置が被り、年齢的にも厳しいため来年の契約は無いのではないでしょうか。阪神では外野を守ることもありましたが、現状の岸潤一郎、西川愛也、長谷川信哉などと2軍成績で比べても勝っているところがありません。起用からみても既に戦力外は決まっているのではないでしょうか。

ガルシア(微妙)

打率 .131 本塁打 1 出塁率 .232 長打率 .262 NOI 319

今年新しく支配下登録された規格外のパワーを持つ若手外国人ですが、支配下登録は早かったと言わざると得ないでしょう。シーズン途中に支配下登録され救世主として期待されましたが、結果は出ませんでした。暗黒ACミランが本田圭佑を10番として加入させたみたいな感じでしょうか。まだまだ荒削りなので再び育成として契約するのもありだと思います。2軍で無双出来るくらいになってくれれば救世主になりますが…補強ではなく育成としても獲得だと思っていますので。

高松渡(微妙)

打率 .000 本塁打 0 出塁率 .000 長打率 .000 NOI 0 盗塁 8 (チーム4位)
赤星式盗塁 4 (チーム5位)
川越誠司選手とのトレードで中日からやってきた俊足です。昨年金子侑司選手がスタメンになる場面が多くなり、代走要員がいなくなったことから加入しました。ただ、代走にしては走塁判断が良いとは言えず、内野ゴロでスタートすべきところアウトになってしまうこともありました。また、奥村光一選手という爆速守備上手マンがいますので、2軍での打撃や守備含めて優先順位も下がってしまいそうです。


まとめ

今回は育成選手を含めない野手の戦力外予想をしました。主に生え抜きではない選手が苦しんでいる印象ですが、戦力外予想に上げてないだけで生え抜きの選手も結果を上げている選手はあまりいません。現役ドラフトによる放出もあります。2軍では良いが1軍で結果を残せない選手として高木渉選手などの放出もあるのではないかと思っています。素人が言うのも大変失礼ですが危機感を持って考える野球をしてほしいです。


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