西武ライオンズ 開幕スタメン予想
あけましておめでとうございます。
高木豊さんやFull-Countなどが開幕スタメンの予想を出していますので自分もなんとなく考えてみます。ずっと記事サボっているので相変わらず拙い文章ですがどうぞよろしくお願いします。
「素人の采配ごっこ」ですので嫌いな方は見ないことを推奨しています。(そういう楽しみ方があっても良いと思うんですが)
高木豊さん、Full-Countの予想スタメン
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\begin{array}{|c|c|c|} \hline
打順 & 高木豊さん & Full-Count \\ \hline
1 &外崎修汰(三)&源田壮亮(遊)\\ \hline
2 &源田壮亮(遊)&外崎修汰(三)\\ \hline
3 &渡部聖弥(一)&西川愛也(中)\\ \hline
4 &セデーニョ(指)&セデーニョ(一)\\ \hline
5 &平沼翔太(右)&佐藤龍世(右)\\ \hline
6 &西川愛也(中)&中村剛也(指)\\ \hline
7 &蛭間拓哉(左)&野村大樹(二)\\ \hline
8 &古賀悠斗(捕)&渡部聖弥(左)\\ \hline
9 &平沢大河(二)&古賀悠斗(捕)\\ \hline
\end{array}
$$
高木豊さんのyoutubeでは2024シーズン後半に打線を引っ張った佐藤龍世選手と野村大樹選手の名前が上がってきていません。2人のwRC+はチームでもトップクラスの数字であるのでやや攻撃力に欠けたオーダーかなと思います。ただ、現役ドラフトで加入した平沢大河選手がさっそく入ってきているのが特徴ですね。セカンドは外崎選手のコンバートにより大幅なウィークポイントと言っても良いポジションですのでセカンド争いに加われれば打撃の面では滝澤夏央選手や仲田慶介選手を上回る可能性があります。ただし、平沢選手は外野で勝負したいとのコメントがありましたので外野メインの起用になるのではないでしょうか。
Full-Countの記事では昨季最終盤のスタメンを踏襲した形が見られます。そして、中村剛也選手が6番にいます。中村選手の昨季は後半戦から試合に出れず打率も1割台と低迷したシーズンとなってしまいました。ただ、チームトップの7本塁打とチームトップのHB/FB(フライボールに対するホームランの割合)を記録するなど、まだまだ長打力はチームトップクラスの実力を有しています。また、7番に野村大樹選手が来るなどかなり攻撃的な布陣となっているのではないでしょうか。
私が考える来季の西武ライオンズ開幕スタメン
報道などで西口文也監督の構想が若干出ていますのでその条件の元で考えました。
注:選手の寸評で~力が高いなどと言っているのは全てライオンズの中での話であり、リーグトップクラスにあるということではございません。佐藤龍世選手ですらwRC+は他球団でいえば4番手くらいです。
条件:
守り勝つ野球(守備に寄せるということ?)
セカンド争いは滝澤選手、児玉選手、仲田選手 の守備できる選手あたり?
外崎選手はサード
佐藤選手はライト ?
2番は何でもできる選手(2軍で最多2番起用は日隈モンテル選手)
まだセデーニョ以外に4番を打てる新外国人獲得の可能性アリ
(タイラー・ネビン選手獲得調査の報道もありましたが、ネビン選手は純粋なスラッガータイプではありません)
1番 ショート 源田壮亮
good point
チーム5傑に入るwRC+(200打席以上)
圧倒的プラスを生み出す守備
チームトップクラスの走塁貢献
チームトップクラスの出塁能力
チームトップクラスの三振回避能力
bad point
長打力の無さ
四球の少なさ
出塁よりの能力を持っており1番として上位候補かなと思います。
2番 サード 外崎修汰
good point
チーム3傑に入るwRC+
ある程度の長打力
ある程度の走塁貢献
リーグトップクラスの守備能力
コンバートによるUZRの改善
bad point
衰えによる打撃成績の低下
併殺回避能力の低さ
ある程度長打も打てるタイプで走塁も出来るという西口監督の求める何でも出来るタイプだと思います。ただ、コンバートで打撃成績が良化するかどうかはほぼ運なのであまり期待しない方が良いです。あとは2番として併殺回避能力がネックかもしれません。
3番 ファースト 野村大樹
good point
チームトップクラスのwRC+
チームトップクラスのHR/FB
コーナーだけでなくセカンド、外野のオプション有り
24歳という若さ
bad point
守備・走塁でプラスを生めていない
三振回避能力の低さ
野村大樹選手が居ないライオンズでは2025年の希望はかなり厳しいものだったでしょう。2025年は上位打線を張って1年を通して長打を量産する姿を見てみたいです。
4番 DH セデーニョ
good point
オリックスで3傑に入るwRC+
リーグトップクラスのHR/FB%
内野フライの少なさ
bad point
守備・走塁で大きなマイナス
コンタクト能力の低さ
三振回避能力の低さ
調子の波の激しさ
ようやく4番を張れる選手が見つかりました。日本球界での実績もありますし今までの外国人より安心出来ますね。26歳とあまり年齢が高くないのもあり、コンタクト面での成長も見られれば嬉しいです。
5番 ライト 佐藤龍世
good point
チームトップクラスのwRC+
チームトップクラスの選球眼
チーム5傑に入るHR/FB%
bad point
ライト守備の不安
走塁貢献の低さ
チームでトップクラスの打力を誇る選手です。長打力、出塁能力ともにチームトップクラスです。
6番 レフト 平沼翔太 or 渡部聖弥 or (ネビン)
平沼翔太選手
good point
チーム5傑に入るwRC+(100打席以上の場合)
三振回避能力の高さ
bad point
四球の少なさ
長打力の無さ
守備・走塁でプラスが生めていない
ゴロの多さ
今年から外野専念とのことです。コンタクト能力が高い選手で、長打力があればもう少しいい打順を打っていたかもしれません。2024年は打席数が少なく上振れかもしれませんが、レフトの候補に入ってきます。
渡部聖弥選手
good point
体が完成されている
ドラフト1位指名も見込まれていた選手
長打力の高さ
走塁面でも高い評価
大学時代のポジションはセンター
肩の強さ
22歳という若さ
外野だけでなく1塁3塁での起用も可能
bad point
体が完成されている
プロで通用するか未知数
アマチュアでの評価しかないので当然強みの部分がプロに入ったら平均レベルだったなんてこともあると思いますが、ある程度体が完成されていることからパワーなどはある程度通用すると思います。中距離打者としてポイントゲッターを担っていける選手です。性格含めて自分のイチオシ選手です。
タイラー・ネビン選手
good point
24年MLBで7本塁打 23年AAAで15本塁打
両翼だけでなく1塁3塁での起用が可能
肩が強い
コンタクト面で欠陥を抱えていない
bad point
ストレートに弱い
足が遅い
守備が下手
スラッガータイプではなく指標がやや中途半端
まだ取るか分かりませんが入れておきます。スラッガータイプという訳ではなく大きくコケることが無さそうな選手という印象です。2024年はアギラー選手とコルデロ選手を連れてきて多いに期待を抱かせましたがアギラー選手は怪我、コルデロ選手は適応せず。と、かなりコケたことにより打線に大きな損失をもたらす結果となってしまいましたので、堅実な補強だと思います。同じタイプとしてマキノン選手のような成績を残してくれれば嬉しいですね。
7番 センター 西川愛也
good point
守備能力の高さ(センター部門でリーグ3位のUZR)
走塁能力の高さ
bad point
四球の少なさ
コンタクト面での弱さ
東京ドームでの超特大ホームランが記憶に残っていますが、実は守備走塁でプラスを生む選手ですので来年はコンタクト面の改善をして打撃でもプラスを生める強いセンターになって欲しいです。2025年はwRC+が90以上になれば嬉しいですね。
8番 キャッチャー 古賀悠斗
good point
ライナー性の打球が他選手より多い
2023年に12球団トップの盗塁阻止率
bad point
ゴロが多い
外野フライが少ない
コンタクト面に課題あり
フレーミングで改善の余地がある
OPSが.500後半ですのでもう少し上げて.600台に載せられればいいですね。HR/FBは悪くないですし、三振や四球も平均より少し悪いレベルから平均より上くらいになればと思います。アマチュアでは強打の捕手でしたので打撃も売りくらいでいって欲しいです。
9番 セカンド 仲田慶介 or 滝澤夏央 or 児玉亮涼
仲田慶介選手
good point
2軍で4割の打率を残した
守備でもある程度安定感がある
肩が強い
どこでも守れるユーティリティ性
bad point
他2人に比べると守備・走塁でのプラスが生みにくい
育成ですがオープン戦などでアピールした場合は開幕前支配下登録&開幕スタメンも有り得ると思います。やはり打撃が壊滅的ではないのが評価ポイントです。
滝澤夏央選手
good point
圧倒的守備力と走塁
bad point
打撃が弱すぎる
打撃があまりにも寂しいためスタメンとしては厳しいですが逆に打撃で大きな改善が見られればスタメン争いをかなりリード出来ます。2023年のようにOPSが.560くらいあれば9番として許容範囲ですし、欲を言えば.600弱を打って欲しいです。
児玉亮涼選手
good bad 共に滝澤選手と同じ
滝澤選手と同じような評価になっていますが、児玉選手は年齢的に中堅レベルとなってしまうため打撃の大幅改善は難しいかもしれません。ただ、現状の評価では滝澤選手とあまり変わらないため、アピール次第では開幕スタメンも有り得ると思います。2023年には怪我した源田選手の代わりにショートのスタメンで出るなど3人の中で経験は一番ある選手です。
スタメン予想早見
まとめるとこんな感じです。
1番 源田壮亮 遊
2番 外崎修汰 三
3番 野村大樹 一
4番 セデーニョ 指
5番 佐藤龍世 右
6番 平沼翔太 左 (渡部・ネビン)
7番 西川愛也 中
8番 古賀悠斗 捕
9番 仲田慶介 二 (滝澤・児玉)
当然、怪我や不調などで変わるかもしれませんが開幕スタメンはこれが妥当だと思います。私の個人的な意見のみで組むオーダーだと若干違うんですが、西口監督の起用法だとこうなると予想します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。1ヶ月に1本記事が書けたら良い方ですが本年もよろしくおねがいします。