ビンテージ彼氏のパンツの中に住み着きたい。
私の彼氏は、読書家だ。休みの日も休みじゃない日も、私のことは二の次で本に夢中だ。
本を読んでいる時は、周りの声など一切聞こえないみたいで、そのせいでいつの間にか仕事が増えていたり増えていなかったりよく分からない友達が増えたり増えていなかったりしているみたいだ。
そんな彼氏の自宅での読書スタイルは、決まっていつも、パンツ一枚。
気温に関係なく、暑い日はもちろん、冬の寒い日も決まってパンツ一枚なのである。
そういえば、東京で何十年ぶりかの大雪が降った去年の冬も、彼氏はパンツ一枚のまま読書をしていた。
時々、パンツのウエストラインに指を滑らせては伸ばし、滑らせては伸ばしと、まるで、今読んでいるページに栞を挟んでいるかのように、丁寧にそれを繰り返してはパンツを整えていた。
今日、生理ということを理由に頭をおかしくしてみた私は、少しだけ彼氏に嫌われようとした。
いつか、天秤にかける女は嫌われる!みたいなのをテレビでみた気がしたけれど、そんなのはお構い無しで、言ってみた。
『なんでいつも読書しとると!私が好きだの愛だのとうもろこしだの、何言っても反応せんし、なんなんよ!!!君は二宮金次郎かよ。なんなんよ!!!あと寒いなら洋服着ろよ。なんなんよ!!!君はモーパッサンかよ。もうなんなんよ!!!読書と私どっちが大切なんよ!!!!!!!!!!!』
とはいえ、もちろんこんな声も届くはずなく、彼氏は夢中で本を読んでいる。
だから私はもういいのだ。
さっきメルカリを見てたらドラえもんのスモールライトがあったので購入しておいた。
スモールライトを使用した暁には、
彼氏のパンツに潜り込んで、田植えしたり、野菜育てたりと自給自足の生活しながら、たまに 水遊びしたりシーカヤックに乗って遊んだりと優雅に暮らしてみたりするのだ。
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という妄想をさせて頂いた本日の物件は・・・
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーン
はあ。。
ビンテージ彼氏のパンツに住み着きたい。
ビンテージ彼氏のパンツに住み着きたい。。
ビンテージ彼氏のパンツに住み着きたあああああああい。
私の彼氏との出会いはカフェなんやけど
もう一目見た瞬間からうわあ、やべえなと思ってさ。
ああ、この人、なんかあるわあ
うっわあ、なんかあるわ
と思ったら、やっぱ家おしゃれでさ。
初めて家に呼ばれて扉開けたらこれよ。
うおおおおおおおおおおおおおお
なんだこのビンテージ感!!!!!!!
彼氏の落ち着いた雰囲気はこの家がつくっとったんかーーーー
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おいそこの洋室ううううううううう!
俺の両手を広げて正方形にしてやろうかおおおおおおおおおおおおおおおおおい
ビンテージ彼氏の匂いを吸った壁をはいたああああああああああああああああい
というくらい、この物件、妄想しだしたら止まらくなるんよね。
酷い
はあ、、もうなんでもいいから
もうなんでもいいからさあ、
もう誰がなんと言おうと
ビンテージ彼氏のパンツの中に住み着きたい。
×××××××××××=××==××××××××××÷×××
今日も今日とて、いい物件をみた。
お写真は物件ファンさんから拝借いたしました。。
今日も妄想に付き合ってくださりありがとうございました。笑
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