50手前のオッサンの気付き

たっちぃです。

写真ほど老けちゃいませんが、そんなに遠い未来ではなさそう。
気持ちは既にシワだらけかも。

思えばこれまで、大した苦労もなく生きてこれたのは運が良かっただけかもしれない。
困ったことはたくさんあったけど、嬉しいこともちゃんとあった。
仕事でも、それなりに成果を上げているし頼りにもされている・・・と思いたい。

ふと立ち止まって一息ついたとき、何も手にしていないことに気づく。
背負ってるものはたくさんあるけど、自身の手のなかはカラッポ。

かと言って、何かが欲しいわけでもなく、別に不足を感じているわけでもない。
ただのわがままか？
今ある平凡な幸せで十分？

そうじゃないんだ。

色んな自己啓発の本を読んだり、セミナーも受けた。
そのたびに、上手に生きるスキルは身についてレベルアップしている。
おかげさまで、友人もたくさんできた。
ただ気になるのは、その友人一人ひとりが抱く「たっちぃってこんな人」って、たぶん違うんだろうなぁということ。

それって当たり前のことかもしれない。
誰もが色んな顔を持ってると思う。
でも色んな顔のうち、オリジナルはどれだろう？

求められるがまま、色んな自分を演じてきた。
別に苦ではない。
それはそれで楽しい。

でも、もうすぐ人生に一区切りする時期が来る。
色んな肩書やラベルが剥がれたとき、誰が「たっちぃ」を名乗るんだろう？

ここにはヨソ行きではない、素の自分を「探す？創る？」どっちだろう？
まぁどっちでもいいでしょう。
これが「たっちぃ」を綴っていきたいです。

写真のような深いシワを刻むようになった時、何か語れるものを。