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はじめて買ったマンガ
先日、子どもたちが「マンガ買いたい!自分で買うから、つれてって!」とのことで本屋へ。
私が持っているマンガを読むことはあっても(その中で最も息子の心をくすぐったのは、ちびまるこちゃん。いつかさくらももこになる!と言うくらいハマっていて、オズワルド好きの私としては「ちび畠中さん…キュン」ってなるのはさておき)、自分で買うとのことで、記念すべき日だな~と思いながらマンガコーナーへ。
「スパイファミリーどこ?」と息子。ジャンプのコーナーへ。
1巻と2巻を手に、ほくほくの表情。
「これはオレのだから、妹ちゃんは絶対勝手に読んじゃダメ!」と威嚇。でもその気持ちわかる。私もそうだった。たまに妹が勝手に読んでてケンカしていたのを思い出す。読んでいる姿を見なくても、読んだのはあとからわかるからそれでよく怒っていた。なぜわかるって、きちんと整頓して並べていたマンガのカバーが上にずれていたら、犯人は妹しかいないのだから。
そんなことを思い出しつつ、娘の希望のコーナーへ。
「あかがみのしらゆきひめ!」
私の持っている赤髪の白雪姫、娘はこれが気に入っているのだ。でも途中までしか買っていなかったので、その続きを集めたいと。こちらも2冊選んでほくほく、そのままレジへと向かい、お会計を済ませた。
さっそく車の中で読みはじめる二人。
「酔うよ、目が悪くなるよ」と親らしい声はかけるが、そんなことを彼らが素直に聞けるはずもなく。新しい本を手に入れたときの気持ちなんて私にも痛いほどわかる。そんな忠告などどうでもいい、読みたいに決まってる。
黙々と読み進める小3、小1のこどもたちをバックミラー越しに眺める帰り道。きっと忘れられない、いや、案外あっさり忘れてしまうのかも、など思いを巡らせる運転手の私でした。
さてその後、「お母さんも読んでいいよ!おもしろいよ!」との許可が息子から出まして。
「妹ちゃんも読んでいいよ。ってか、もう自由に読んでいいよ」となったので、「それならお母さんがお金出そうか?いいよ、二人で読むなら」と声をかけ、無事にスパイファミリーは家族のものとなりました。
赤髪の白雪姫も、娘が読むならまた集めようと思うので、娘の財布にもマンガ分のお金を戻しておきました。これもみんなで一緒に読もう。
私が最初に買ったマンガは何だったかな?と思い出そうとしても、もう思い出せない。
私がりぼんを買って、妹がなかよしを買っていたことは覚えていて…単行本を初めて買ったのは、種村有菜先生の作品だったんじゃないかな。記憶にあるのはそんな感じ。
そして初めて買った少年マンガはONE PIECEだった。それは明確。空島に入る前まで集めていて、出産の頃に処分してしまった。子どもたちに「なんで捨てたの!読みたかったのに!」と責められる今、そのことを猛烈に後悔している。
子どもたちが幼いうちはストップしていた漫画集めも、そろそろリスタートのタイミング。働くぞ~笑