【トリビアの泉】なぜ紅葉するの?
本日、シンガポールで散歩していて緑がきれいだな~と思って歩いていたら、ふと思ったことがあります。
あれ、そういやシンガポールって紅葉がないな・・・
もちろん木、葉の種類が違うというのもありますが、それでも少しは紅葉する木々があってもいいように思いました。
昔習ったような気もするけど「なんで紅葉するのか?」調べてみると、なるほど!と思った小さなトリビアもありました。
そこで本日は「なぜ紅葉するのか?」ということに触れてみます。
まず、葉が色づく条件は以下のような内容でした。
<葉が色づく条件>
・気温が低くなる
・日光があたる
では、なぜ気温が低くなったり、日光が当たると色づくのでしょう。具体的には以下のようなことが葉っぱで起きています。
①葉っぱは、「緑色のクロロフィル」と「黄色のカロテノイド」などで構成されています。(共に光合成をするときの光を吸収をサポートするもの)
②普段は「クロロフィルのほうが量が何倍も多いので葉っぱは緑色」に見えています。
③その先の寒くなってくると、光合成が行う量が減ってくるので、クロロフィルが分解され木の養分になっていきます。
④そして、クロロフィルの数が少なくなり、「相対的に黄色のカロテノイドの量が多くなるため葉が黄色になる」という状況です。
ー>これが葉っぱが黄色くなる原理
⑤また、クロロフィルは光合成でデンプンなどの養分を作ります。そのデンプンは分解され糖になります。この「糖は日光があたることで葉っぱの糖と酵素が反応して赤色のアントシアニンを作り出す」といわれています。
ー>これが葉っぱが赤くなる原理
なお、紅葉は一般的に紅葉は朝の最低気温が8℃前後(※場所によりけり)から低くなる日をトリガーに色づき始めるといわれています。
なるほど、シンガポールは「最低気温が8℃になんてならないので紅葉しないのだ!」と改めて理解しました。
紅葉は、四季がある国の特権ですね♪
南国の人たちは、きれいな紅葉を見たことがないかもしれないので、紅葉の時期に日本に来たらおすすめしてみるのもいいかもしれません。
改めて理解しましたが、こんなこと学校でやったっけな?という感じでした(笑)
学生のころに勉強した(はず)のことでも改めて社会人になって調べてみると趣があったりして面白いものです。
本日は、ちょっとした紅葉のトリビアをお伝えしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また明日、お会いしましょう。
~タチサラ~