【世界を救え!】ワクチンの種類って何が違う?
先日は、コロナウイルスに対しての世界でのワクチンの承認・接種情報の状況をまとめました。
その記事を書いているときに、色々な会社がワクチンを研究・開発していて、すごいな~と思っていました。
そのあとにふと思いました。
同じ目的でワクチンを開発なか、「各社で開発しているワクチンに違いはあるのか?」と。
ということで、本日はワクチンの特性などを調査し、纏めてみました。極力わかりやすくまとめたので、ワクチンのことを知らない方も是非この機会にどうぞ!
まず、コロナウイルスのワクチンを開発している製薬会社の例を以下に纏めます。
<コロナウイルスのワクチン開発会社>
・ファイザー(米)
※ビオンテック社と共同
・アストラゼネカ(英)
・モデルナ(米)
・シノファーム(中)
そもそも、ワクチンって知っているつもりでよく知らないという方のためにも、ワクチンの定義もおさらいしておきます。
<ワクチンとは?>
感染症の予防に用いる医薬品。病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原を投与することで、感染症に対する免疫を獲得する。
簡潔に言うと、「ウイルスの感染や病気の発症を予防」したり、「重症化を防いだりする」ことができる。
これらワクチンにもいろいろなタイプがあります。
「弱毒化ワクチン」という、生きたウイルスそのものを培養し、毒性の弱くなったウイルスをワクチンとして使用するものや
「不活化ワクチン」という、薬剤処理をして、感染・発症する能力を失わせたウイルスを投与する方法などがあります。
上述した中国のシノファーム社は「不活化ワクチン」のタイプで開発中といわれています。
また、コロナウイルスのワクチンで一番耳にする名前のファイザー社は、「RNAワクチン」というタイプに分けられます。
これは、製薬関係に詳しくないタチサラの頭じゃよくわからなかったのですが、以下のように理解しました。
①:コロナウイルスDNAは②タンパク質を作る
②:①の過程でRNAという物質になる
③:このRNAというものをワクチン化
このRNAを利用したワクチンのため、「RNAワクチン」と呼ばれます。
なお、RNAは非常に壊れやすく「保管時にはマイナス70~80度で管理」する必要があり、輸送を含めた環境の整備が必要といわれます。
ファイザー社とビオンテック社は、この輸送の部分も含めて対応されているようです。
ワクチンの世界も非常に深くて、数時間の勉強じゃ概要だけでも100%理解するのは難しいですね。
でも、今の地球に必要なものだけに、眠くならずに学べました(笑)本日の記事があなたにとって少しでも有益であれば幸いです。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また明日、お会いしましょう。
~タチサラ~
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