2023/4/30 天皇賞(春)~シン京都競馬場
天皇賞(春)の日の京都競馬場の入場券がゲットできたので行ってきた。
グランドオープン後、初のG1開催。朝方まで降っていた雨も第1レースまでにはあがって、ワクワクが止まらない。
淀駅の改札口を出て、ステーションゲートへ向かう道中から京都競馬場を見ると、ステーションサイド(旧ビッグスワン)が大きく目に飛び込んできて、ぱっと見、以前の京都競馬場と変わらないように見える。
・・・
競馬場に着くと、真っ先に陽だまり広場へ向かう。
”クラフトビール武豊”を呑むために!
”クラフトビール武豊”は、4月22日のグランドオープンの日に呑みたかったのだけど、その日は並ぶ気も失せるほどの凄まじい行列になっていたのであきらめた。なので、今日こそは、と朝一に向かったのだが・・・やっぱりすごい行列になっていた。
まあまあの時間並んで、”クラフトビール武豊”ゲット!!
早速呑んでみる!
んっんっんっ ・・・ぉや?
なんか冷え具合がもうひとつ! このキンキンではない冷え具合も、”完全プロデュース”した武豊騎手の指示なのか!? ていうか、武豊騎手ってビール作りの監修ができるほどビール目利きだったのか!?
とかなんとかぶつぶつ言いながらも、ほぼイッキ呑み!
オマケとしてオリジナルコースターをもらったけども、このコースターが思ったより薄手。トートバックに入れて、満員電車に乗ったらもみくちゃにされて破けてしまうんじゃないかって思う。もう少ししっかりしたコースターにしてほしかった! なんか文句ばっかり!
・・・
そして次なる獲物は、カレーキャベツドッグ!(競馬しろよ競馬)
今日いただいたのも樋口さんのカレーキャベツドッグ!次こそ平田さんのを!
・・・
そんなこんなで呑んで食ってしてたらメインレース天皇賞(春)の時間に。 呑みすぎて2時間くらいステーションサイドスタンドの隅っこで寝てたことは秘密だ!
新装楕円形パドックで出走馬たちを一通り眺める。
”あー元気そうやなぁ・・・”ぐらいしかわからないのだが、眺める。
”とまーれー”の合図がかかり、ジョッキーの皆さんが馬に駆け寄り、またがる。
誘導馬が入ってきた。シベリアンスパーブとリーゼントロックだ!
シベリアンスパーブは、大きな怪我なく10歳まで現役を続けて、引退後も誘導馬として頑張っている。理想的な馬生のひとつだなあとしみじみ思う。
片やリーゼントロックは、モーリスも出走していた2014年の京都新聞杯で左後肢を複雑骨折。多くの場合、安楽死処分とされるケースで、管理していた矢作師もその旨三浦大輔オーナーに説明したところ、三浦オーナーが”なんとか命だけでも助けられないでしょうか”と懇願。大手術・長期の休養を経て、奇跡の復活を遂げて、その後は重賞を好走、OP勝ちまで収めたという話は何度聞いても目頭が熱くなる。
いつか、三浦大輔オーナーの馬が京都競馬場のレースに1枠1番で出走し、そのレースの誘導馬をリーゼントロックが務め、おまけにBSイレブンとかで三浦凪沙記者がそのレースを予想・解説するっていうのを見てみたい。
なんか脱線しまくったけれども、肝心の出走馬たちについて・・・
1番ジャスティンパレス。少々エキサイトしているように見えた。
ただ、ディープインパクト系の馬にとって、京都競馬場3コーナーの下り坂は鬼に金棒。末脚の破壊力のギアが一つ上がる。
ジャスティンパレスにとって今回が初めての京都コース。一段上のパフォーマンスが見れるかもしれない。
3番タイトルホルダー。落ち着き払っている。流石の貫禄を感じる。
7番ディープボンド。だいぶエキサイトしている。これから3200mの長丁場走るのに大丈夫か??
ただ、この馬もディープインパクト系で京都コースとの相性はいいはず。去年の天皇賞(春)は、京都競馬場でやってたらディープボンドが勝ってたんじゃないか、と思っている。
16番シルヴァーソニック。元気いっぱいだが、少し落ち着かない素振り。スタミナはあるが、パワーという面では少々非力な印象。
しかしレーン騎手がやたらかっこいい。白馬に乗った王子様って感じ。シルヴァーソニックは白毛じゃないが。
さて、この天皇賞(春)のパドック、古馬重賞のそれにしては、落ち着かない馬が多いように感じた。
パドックが新装されて、ファンと馬との距離が近くなった気がするし、パドックリングと称して、2階部分に360度パドックを取り囲む空中回廊のようなものが設けられ、そこからも多くのファンがパドックを観れるようになった。
ファンにとっては、大人数が、出走馬を間近にみれるのでありがたい話だと思うが、逆にこれは馬へのプレッシャーを増大させてしまっているのでは?とふと思った。
そんなこんなで購入した馬券がこれだ!
グランドオープン記念投票券仕様!!
換金しないつもりなので、重要そうなQRコードとかの情報は少し隠しておく!
クラフトビール武豊1000円也
ハイボール400円也
カレーキャベツドッグ400円也
・・・メインG1レースの勝負馬券200円也!!!
オマエは何しに行ってるんだ??
いやいや、勝負は金額じゃあありません。キッパリ
京都で激走するディープボンドを、和田竜二騎手を、この目に焼き付けます! ついでに言わせてもらうと、がんばれ馬券に騎手名を印刷して下さい、JRAの中の人!!
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さあスタートだ!
タイトルホルダーがハナに立つと見えたが、外からスルスルとアフリカンゴールドが上がって行って3角に入るまでに先頭に躍り出て、そのまま逃げる形に。
17番アフリカンゴールドは、大外枠から、3番タイトルホルダーをかわして先頭に立つためにかなりの脚を使ったと思うし、オーバー気味のスピードで3角に突っ込むことになったと思う。
アフリカンゴールドが先頭、タイトルホルダーが2番手で1周目の直線を駆け抜ける。
このまま勝負どころまで淡々と進むのかと思いきや、直線を終えて1角に入ろうとするところで早くもアフリカンゴールドが失速。
かわってタイトルホルダーが先頭に立ち、アイアンバローズが番手につける。
さあこのまま進んで、勝負どころからの、中団から襲いかかる組とタイトルホルダーとのせめぎあいが見ものだなっ!と思いきや・・・
2周目の3角に入るあたりからタイトルホルダーの手ごたえが怪しくなり、坂の下りでズルズルと後退していく。観客から、悲鳴と怒号が飛ぶ。
直線入口でアイアンバローズを交わして、オイラのディープボンドが先頭に立つ。が、京都外回りコースの直線は長い。みるみるうちに外からジャスティンパレスが迫ってくる。
オイラの絶叫の後押しむなしく、ジャスティンパレスがディープボンドを交わしていって、その後もじわじわと差が開いていく。さらに外から、白馬の王子様が迫ってくる。白毛ではないが。
最後の直線、2騎のディープインパクト系産駒が躍動!
・・・
タイトルホルダーは残念な結果に終わったけれども、後日、レースラップをみると2ハロン目に10.8を刻んでおり、やはり1周目の3角への入りがあまりにも速すぎたのではないかと思う。勢いよく坂を登って、下ったことが、前を行った2頭へ少なくないダメージを与えたのではないか。。。
特に、今回の京都競馬場のように独特の坂のコースレイアウトを持つ場合、新装オープン2週目とかに大きなレースを持ってこず、最終週くらいに設定して、騎手の皆さんをコースにならすことを考慮してもいいんじゃないのかな、と思いました。
・・・
ところで。
先週に続き、新しい京都競馬場にまた一つ苦言を。
今回、オイラは指定席ではなく、自由席エリアで競馬を楽しんでいた。もっぱら、ステーションサイド1階をウロウロしていた。
で、朝からクラフトビール武豊だの、ハイボールだのをしこたま飲んでたので、すぐに膀胱がパンパンになった。
やべー、トイレトイレ・・・ おおぅ!?
ステーションサイド1階の男子トイレに大行列が!トイレの中でクラフトビール武豊の販売でもしてるのか!?っていうくらいの大行列だ。マックス50mくらいの長さになっていたと思う。
大きいイベントや施設で、女子トイレの行列はよく見かけるが、男子トイレでここまで長い行列ができているを見たのは、記憶に無い。
この行列、画像に撮ってここに貼ってやろうかとも思ったけども、オシッコがしたくてしたくてたまらんオッサンとか兄ちゃんがわちゃわちゃしている画像なんか誰も見たくないやろうからやめといた。
ここの男子トイレは、夕方まで、いつ行っても大なり小なり行列ができていた。ステーションサイド1階に、男子トイレを増やしてください。JRAの中のひと。
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散々トイレの話をした後で恐縮だが・・・
この日は長澤まさみさんが来場されていて、全レース終了後にトークショーが行われた。
ちょっと興味はあったけども、あちこちで”まさみ見に行こーぜー、俺の嫁♪”とかいう類の声が聞こえてきて・・・ トークショー終了後、自称”まさみの旦那”達でギュウギュウの電車に乗って帰るのはイヤなので、そそくさと競馬場を後にした。
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午前中呑んだ、クラフトビール武豊やハイボールの酔いはもうとっくに醒めてる。大阪駅前ビルで呑みなおして帰ろう。。。
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