【オンライン立ち飲み】まさのりさんと「SNS」の話
4月10日(金)、proshiroutでは「TACHINOMI余市ととなりの席の○○さん」のインスタライブを行いました。
第2回の今回は、ゲストにまさのりさんを迎え、SNSの話をしました。レポートをお伝えします。
対談開始
前回と同様に、自宅のキッチンに提灯を吊り下げて、立ち飲みスタイルで待機するTORU。先週から吊り下げっぱなしなのかもしれない。ガスコンロを点火したら燃え移って火事になるのではないか、だけが心配である。
そこにまさのりさんが現れた。
そのとき、全員が固唾を飲み、こう思った。・・シャツが派手だ。
赤・緑・黄・青。原色が前衛的で複雑に散らかった、ワイドカラーのシャツを着ている、これはなんだろう・・、地層?いや、木星?
筆者が最初に連想をしたのは、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙への旅」である。
そんな、ファッション感度の高いまさのりさんは、現在26歳。前職ではアパレル業界で勤務、プレスなども務め、現在はオンラインストアやSNS運用のコンサルティングの仕事をしているそうだ。
裏では、広瀬すずがインスタライブを始めたが、2人は知る由がない・・。
SNSの活用法
TORUが架空の立ち飲み屋をはじめたのは、お酒が好き、というよりは、お酒を飲む場所が好き、だからである。というのも「立ち飲み」というフランクで雑多な環境が、情報のハブとして活用できるじゃないかか、と思っているからだ。
ただ、この重大な時局、飲み屋のイベントをすることは叶わず、現在はオンラインで体力をつけることにしているそうだ。だからこそ、SNSの活用方法について詳しいまさのりさんに、このタイミングでいろいろな話を聞くことができたのは、幸運なことだった。
SNSは、フォロワーが多ければ多いほどよろしい、と思いがちではあるが、実は大事なのは、フォロワー数では無くエンゲージメント率である。
そのためには、むやみにキレイな写真を載せているだけではだめで、自分のアカウントの軸をしっかりと決めることが大事なのだそうだ。イラスト中心のアカウントはイラストに特化し、自分の生活の写真を載せるのは別アカウントにしたほうがよい。画像と、投稿の文章やハッシュタグは、お互いに関連をさせなければ統一感がなくて、発信力が弱いコンテンツになってしまう。これは、きちんと統計的に証明されているということ。
そんな、誰もが聞きたい、ソーシャルネットワークのお作法を、次々と教えてくれた。「ただしこれ以上は大っぴらに言えないので、あとで別途、ちょめちょめしますね」というまさのりさん。しかし、その後も結局、フォロワーが10万人いるインフルエンサーに広告を頼むと、1投稿で○○円のギャラなのだ、とか、インスタ運営側のアルゴリズムは実はこんな仕組みなんだ、とか、なんだよ、ちっともちょめちょめすることなく、いろんな裏話を教えてくれるではないか。
ただ、ちょうどこのときに筆者の会社携帯が鳴り、ちょめちょめしていたので、このへんの話は、けっこうごっそりと聞き逃した。
二次会
1時間の予定が、今回も案の定、二次会が始まった。そんなことだろうと思っていた。携帯を充電しなければいけない都合で、ここから横向きのアングルになったまさのりさん。TORUは縦なので、見てる側は携帯を縦にすれば良いのか、横にすれば良いのか、分からなくなった。この垂直感、スペースシャトルからの中継映像のようだ。ここでも「宇宙への旅」感がさらに強まる。
Twitterはとにかく拡散力が強い。Facebookは実名であり年齢層も広く、ビジネスに使いやすい。Instagramは、画像が必須なので、工芸やファッション、料理などに適している。それぞれの特性を生かして併用するべきである。この方、若いのにずいぶんとロジカルな方である、宇宙的に派手なシャツを着ているけれど。一方でTORUはいつものようにビールを飲み進め、ホタルイカを炙る。
「数ヶ月前だったら『何をイキってんだよ』と言われるような素人のオンラインライブ配信が、いまやすっかり当たり前になってますよね」という2人。社会全体の通念や価値観が革命的に変わりつつある今こそ、SNSを使いこなすことが、成功のカギなのである。そんなオンラインに強い彼らなのに、「終息後には改めて対面で飲みに行きましょうね」という約束をしていた。
リンク
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文責:TSUYOSHI HIRATSUKA
proshiroutの幽霊部員。この対談終了後、酔っ払って少しだけライブに出たら、proshiroutのフォロワーが微減した。
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