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バヒュッテ 京都市左京区白川通り沿い

なんかとりあえず遠かった。タクシーで行ったから記憶ない。
でもなんかいい感じの街だなと思ったら、“ここら辺最近人気のエリアなんですよ。“ってタクシーの運転手さんが言っていた。街路樹がこれまたいい感じの通り沿いにあるバヒュッテ。ガラス張りのイケた店。横から入ってすぐが立ち呑みスペースでその奥が物販スペース。でそのまた奥がトイレ。物販と、売り物かわからないけど本がいっぱい。

最初はよくわからないのでプラプラ売ってるものを見て、じわじわ立ち呑めるかな〜とカウンターに近づく。最近我々はクラフトビールにハマっているので、知らないクラフトビールを呑んだ。変わった味のと好きな味のだった。

店のおねえさんと、4人客がいた。そのうちの1人が“とよこや“のおねえさんが着ていたバヒュッテの服を作った人で(私も買った。買ってもらった。)よく見たらMeetsに載ってた人だった。あと満島ひかりみたいなかわいい人と、中国人の素敵な女の子と、イケてるおじさん。立ち呑みの楽しいとこはなんとなく喋り始めるあの感じ。喋らなくてもいいけど、ここはかなり狭くて喋らずにはいられない。呑み屋って雰囲気では全然ないのでコーヒーを飲んでる人もお酒の人も。

何がいいって建物の横にいいスペースがある。イベントもしやすいだろうし外でも呑める。“逃げ場が欲しい“我々には最高の造り。店は狭いけど散れるって大事。

食べるものはなさそうだったけど、居心地のいい楽しい場だった。何かの合間に立ち寄ったり、刺激をもらいに行ったりできそうな感じ。ハネ曰くあの店のおねえさんがキーなんだそうだ。あの人あってのバヒュッテ。

そういや伊勢にバヒュッテみたいなのができるらしい。イケてる人たちがまたうまいことやるんだろうな〜。うまいことやりたいな〜。何やっても燻ってるな〜、ま嫌いじゃないけど。

人といい、雰囲気といい場所といい、今の京都が詰まってたような気がする。 


追記

あれからどーかな、3、4回くらい行ったような行ってないような。

私は1人で行ったことはないけど、ハネは1度1人で行ってクラったそうだ。
最初に2人で行った時にも感じたあの空気は本当に独特で、イクミさんも集まってきている人たちも至って自然ではあるがかなりイケてて洒落ている。やってることや言ってることに無理が見えないからダサくない。頑張ってやってることももちろんあるだろうけど、言い訳なくやりたいことをやってきた結果、のような雰囲気が漂っている。そこに混じってると恐縮というか、自分しか感じてはいないけれどとても不自然で、でもそこに惹かれる自分もまたそうなのだからそれが自然。不自然と思うのも自然。
つまり、もう居たい自分でいるしかない、かっこいい空間だなと思う。


2回目訪れた時、ダンさんという人がいて、その人は初めて行った時に買ったバヒュッテのTシャツをデザインした人だった。かなり気に入ったので私たちが作ったTシャツはこれにとても似ている。つまり、少々頂戴したことをダンさんに伝えると、いいとも悪いとも、笑うでもなく嫌な顔をするでもなく、まーいいんじゃないかということになった。
京都らしい反応に戸惑ったが、後になっておかしくなってきた。
この日もちゃんとバヒュッテTを2着購入。新しいデザインもとても素敵。ここに来ると私の爆買いが始まる。
この日は“そば鶴“の人が花を持って自転車でやってきた日でもある。刺激的な人がどんどん集まる。


3回目行った時は、加藤さんという人がいて、バヒュッテやVOUの設計をした人だそうだ。イクミさんととても仲良しで2人で今度三重に行くから焼肉行きましょう!ということになり連絡先を交換した。私たちは懐っこそうに見えて急に縮まる距離にオドオドしてしまうので、その日から約束の日まで「ほんまかな?」「いや、ほんまやろ。」を何回言い合ったかわからない。でも本当だった。連絡が来ないまま当日になったが、確実に三重に向かっているらしいので勇気を出して連絡し、いろいろあって結局とても楽しい1日になった。
話は盛り上がり、5月に京都へ出向き、バヒュッテで100%ORENCHIさんと共に出店することになった。何が何だか。

好きかもと思って尋ねたお店とここまで縁があったのは初めてのことだ。大切にしたい。でもいつまでも立ち呑み馬鹿鳴人は孤独で居たい。このややこしさを愛していきたい。

バヒュッテ。そろそろまた行こうかな。


追記の追記

1月24日、5度目の訪問。そば鶴からのバヒュッテが定番になりつつある。
ビールを呑み、ハイリキを呑み、Tシャツを買った。
そうこうしているとダンさんがやってきて、夜はダンさんがやっているバーに行くことに。とても優しい人かもしれない。
その話はまた今度。

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