「石ころのスープ」を一緒に食べませんか?
コミュニティを作る上で、参考にしている絵本があります。
「石ころのスープ」というヨーロッパの寓話です。
タイトルからして、いいでしょ?
この「何やねん?それ?」みたいな入りに
まずはグッときます。
内容は簡単にいうとですね…
❶ケチケチ村に1人の旅人が来て、村人に食事を乞う。
❷それを断る村人に旅人は
「石ころのスープを作ります」と 石を鍋に入れ、湯で沸かし始める。
❸訝しがる村人に旅人は
「何か具材があればもっと美味しくできるんですけどね。
ま、なくても美味しいんですけど」と呟く。
❹「それじゃぁ…、」と村人が具材を差し出す。
❺それに釣られて、他の村人も様々な具材を差し出してくる。
⇨とても美味しいスープが出来上がる。
❻関わった村人たち皆で、美味しいスープを楽しむ。
私は「石ころのスープ」を作る旅人になりたいんです。
今風に言うとこの旅人、ファシリテーターなんですよね。
旅人は
「石ころのスープっていう、めっちゃ美味しいスープこれから作りまーす。」
「え?聞いたことない?これ、めっちゃ美味しんっすよ。」
「ただ、ちょっと具材か調味料足したら、もっといいんやけど。」
「ま、無いなら無いで、美味しんですけどねー」
と言います
これを参考に私は
「なんか自分の好きな本持ってきてみてー」
「アートって、結構いいかも。一緒にやってみません?」
「ま、好きな本がなくても、アートに興味がなくてもいいんやけどー」
「とりあえず、来てみてー。何か、いいなと思ったら一緒に遊びましょう。」
と言います。
こんな感じで、
ゆるやかに人とつながって
一緒に楽しい気持ち(=JOY)を味わいたいのですー。
1人でも多くの人と
「石ころのスープ」を
味わっていきたいなぁ。