ヴェルディ君に靴をあげたら自己流でホームページを作ってくれた話
2014年に東京ヴェルディさんから当時のマスコットキャラクターの靴が壊れたのでスポンサーになって欲しいと連絡がありました。東京ヴェルディは、東京都全体をホームタウンとしており、中でも立川市は出資協定を行っている街になっていて、力になれればと考えはじめました。
当時の広報担当の方は柔軟な考えを持つ方で、一緒に面白い仕掛けを作れないかと子どもみたいにワイワイ企画を練りはじめました。
①ヴェルディ君が怪我をする
2014年9月3日に公式サイトにて怪我を告知、当時のTwitterで告知。
②エーウイングがマスコットパートナー(靴)契約更新する
2014年9月5日に株式会社エーウイングとのマスコットパートナー(靴)契約更新。記者会見も開いていただきました。
マスコットパートナーの靴にスポンサーがつくのはJリーグでは初めてのことで話題になりました。
イベントなどでもヴェルディ君は靴をアピールしてくれました。
時が過ぎ、翌年。
③ヴェルディ君の部屋開設
「エーウイングの人にホームページのつくりかたをきいたんだけど、いそがしすぎて相手にしてもらえなかったので、みようみまねでつくったんだよ」という設定でウェブサイトをリリースしました。タイミング的にも2016年4月1日を狙えたのでエイプリルフールをチョイス。
marqueeタグで左右に流れる「ようこそヴェルディ君の部屋へ♪」の下には「あなたは○○番目の訪問者です」のアクセスカウンター。Internet ExplorerやNetscape、Notepadのバナー、カウンターや掲示板など味わい深い装いのサイトを作れたことがとても楽しかったです。
ちょっと普通ではない角度のプロジェクトでしたが、SNSの反応など、いろんな意味で楽しんでもらえた人がいたことを実感しながら発信する体験は特別なものでした。
今回は、立川を変えた「タチカワル」としてヴェルディ君スポンサー・プロジェクトを振り返りました。