くるりんバスだけじゃない!?ウドラバスも作ってしまった話
東京都立川市の公認キャラクターくるりん。立川市には街をくるくる回るくるりんバスが走っていますが、同市の公認なりそこねキャラクターウドラのバスも、2014年11月11日〜2023年3月28日まで運行しておりました。
このウドラバスは立川なびを運営するエーウイングと立川のホビーメーカー壽屋さん、ウドラの生みの親のまつおさんによるウドラプロジェクトの夢が形になったものです。ウドラは今でこそくるりんとならび立川市民に愛されるキャラクターとなりましたが、ウドラプロジェクト発足時は一部の立川マニアに知られる存在でしかありませんでした。
当時のウドラには何が必要なのかを色々と考えていた中で、立川にはくるりんバスがあるのだからウドラバスがあっても良いのではないかという話で盛り上がりました。もしも町中をウドラバスが縦横無尽に走り出したらそれはそれは楽しそうだなと。
そこで立川バスさんに相談しに行ったところ当時の担当の方も面白がってくれて協力という形で参加いただけることとなりました。しかし、ラッピングする費用はもちろん必要になってきます。
福永紙工株式会社【紙の加工と印刷】、井上レディースクリニック【産婦人科・婦人科】/リボーンレディースクリニック【婦人科検診】、東海電子株式会社【アルコール検知器メーカー】、株式会社アドックインターナショナル【ネットワークやシステムの運用会社】、株式会社菊松屋【居酒屋】、トロフィー生活(株式会社立川徽章)【トロフィーの通販サイト運営会社】、立川ロフト【雑貨屋】、立川バス株式会社【バス会社】、株式会社壽屋【ホビーメーカー】、株式会社エーウイング【ホームページ制作会社】
ウドラバスを形にするために立川にある10の企業が力を合わせることで、ウドラバスは運行を開始しました。
その後、ウドラバスは2号車まで展開。ウドラバスグッズも開発することができました。
2023年3月28日に残念ながら引退となりましたが、約10年間立川の街を走り回ってくれたウドラバスが存在したこと、そのプロジェクトに携われたこと、たくさんの企業さんにご協力いただけたこと、みんなが立川を、ウドラを愛してくれたことに対して嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回は、立川を変えた「タチカワル」としてウドラバスプロジェクトを振り返りました。