【恋愛】失恋を上手に乗り越えるには?心のケア&自分を好きになる方法
失恋したときの状態は、一つそれぞれ。でも、ひとつ確かなことは、それが悲しいことだということ。中には、「フったことを後悔させてやる!」くらいの反骨心で、次の恋を目指せる人もいるかもしれません。
あなたがそうであったとしても、よりよい恋をするためには、少し準備が必要です。今回は、失恋後の心を上手に整える方法をご提案します。
「もう二度と恋なんてしない!」なんて思っている方であっても、共通して大切なことなので、ぜひ読んでみてください。
■後悔、不安、寂しさすべてを許してあげよう
失恋直後は、いろいろな負の感情に圧倒されがちです。日に何度も胸を締め付けられるかもしれません。しかし、そうした感情を否定せず、許す(受け入れる)ことは、失恋直後に必ず必要なプロセスです。
たとえば、「もっとこうしておけばよかった」という後悔や、「こんな自分が幸せになれる日がくるんだろうか」という不安もあることでしょう。
恋は相手と自分、ふたりだけで積み上げてきた思い出がたくさんあるので、言葉で表現するのが難しい寂しさも感じているはずです。相手の姿、表情、声、匂い、雰囲気を思い出すたびに辛くなります。
それでも、心の痛みは体の痛みと同じく、SOSサイン。しっかり向き合いながら、しばらく適切なケアを続けていく時間が必要です。
時間が経過すれば、記憶を薄らぎ、ある程度楽になれるでしょう。それでも、適切なケアをしなければ、ふとした瞬間に思い出してしまうことも。新しい恋が見つかったのに、積極的になれない、ネガティブに考えてしまうといった「後遺症」に苦しむケースもあります。
1日中辛い気持ちになってふさぎ込んでしまうのは良くありませんが、不意に襲う後悔や不安、寂しさは、しっかりと抱きしめてあげましょう。
■毎日、ポジティブなことをひとつ
失恋したとき、無理矢理ポジティブ(前向き)になろうとするのはNG。それは、心のSOSを無理矢理押さえつけていることになるので、とてもリスキーです。
とはいうものの、ある程度のポジティブ要素を取り入れることは大切です。毎日ひとつ、ポジティブになれる要素を取り入れてみませんか?
恋愛に関係のないものがおすすめです。たとえば、新しいコンビニスイーツを試してみるとか、見たことのない面白い番組を見つけてみるなど。
自分の好きなものや趣味を楽しむのも良いですが、そうしたものは、分かれた恋人と楽しんだ記憶がまだ鮮明かもしれません。思い出して気持ちが沈んでしまうようなら、しばらくお休みしてください。
元カレ・元カノとは無関係でポジティブになれるものを見つけてみましょう。どんなに小さなことでもいいですし、相変わらず辛い気持ちが続いていてもOKです。その一瞬だけは素直に明るい気持ちになれるものを見つけてみましょう。
■ニュートラルの感覚を掴む
「よし!次の恋を探そう!」となるのは、まだまだ先の話です。よく、失恋したときは新しい恋をするのが一番、とも言われますが、その前に心をニュートラルな状態に戻しておきましょう。
言い換えるなら、特別悲しくも嬉しくもない、穏やかな状態。「あ、今の自分なんか普通かも」という状態を目指してみてください。
少し時間はかかるかもしれませんが、次の恋をするとき、相手をしっかり見極めたり、同じ失敗をしたりしないためにも必要な精神状態です。
目安としては、元カレ・元カノのことを思い出したり、写真を見たりしても、心が揺れないかどうか。そのためにも、失恋直後に勢いですべての写真を消去してしまうのではなく、少しだけ残しておいてもいいでしょう。
しっかり心の整理がついて、心がニュートラルな状態になったと感じたときすべてを捨てる、というのもアリです。
■自分だけが大好きな自分を作る
そろそろ次の恋ができる状態になってきたかもしれませんが、最後に大切なことがあります。それは、「自分を好きになる」こと。
失恋直後は、いくらか自分を否定してしまう感情があることでしょう。相手が悪い、悔しいという感情が大きいとしても、心のどこかで自分の魅力や価値を信じられなくなっていることがあります。
心がニュートラルになった後も、ポジティブ要素を取り入れる習慣を続けていきましょう。自分を上手に元気付けられるようになれば、少しずつ自分を好きになっていくことができます。ポジティブな自分に愛着が出てくる、と言えるかもしれません。
そうなれば、新しい恋をして、片思いで恋心が多少揺さぶられるとしても、恋とは関係ない要素で、自分をしっかり支えることができるでしょう。
失恋直後に無理矢理新しい恋をするケースと、しっかり心のケアをしてから新しい恋をするかどうかの違いはココにあります。
結果的に、冷静に相手を分析し、信頼関係を築きながらじっくりと距離を近づけ、お互い安心して笑顔を増やせる。そんな恋ができるようになるでしょう。
■さいごに
失恋したときは、誰かに気持ちを話して聞いてもらうことも、立ち直る助けになります。それでも、自分の心を本当にケアできるのは自分自身だけ。安易に自分を肯定してくれる人に甘えないように気を付けましょう。
自分を好きなれるプロセスをじっくり踏んでいけば、その分素敵な恋を見つける能力を磨くこともできるはずです。
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