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不安について

「不安なんです」

「不安で動けません」

そういうお声を鑑定時、よく伺います。

例えば…
「恋人がもう私に飽きてしまった気がする」

「お金がどんどんなくなっていきます」

「今の会社に踏みとどまるのも不安ですが、この年齢では正社員ではどこも雇ってもらえるわけがなく、将来が不安です」

お気持ちはよく分かるのですが、今、感じられているその不安は、
目の前で起きている事実とは違いますよね?
だとしたら、その不安はただの「妄想」です!

と言うと、怒られそうですが、
私たちの頭は、常にリスクを追いかける機能があり、将来困らないように先んじて不安を作り出し、その準備をしようとします。

だからこそ、人類は生き延びてきたのですが、一旦不安に駆られると、そこから身動きができなくなってしまうのも事実です!

メンタル最弱の私が、まさにそうでした!
しかも今も時々不安にかられて、身動きできなくなります…。

しかし、まだ起きていない出来事に怯えて、不安でがんじがらめになるなんて、ちょっと俯瞰して眺めてみたら、おかしくはないでしょうか?


◎例えば最近、彼にメッセージを送っても、既読スルーが増えた。
◎デートしても、あまり楽しそうではないし、話も弾まない。
◎もう私に飽きてきたのかもしれない。

と言う不安に駆られたとしましょう。


次のデートの約束をしたとしても、
「彼は私にもう興味がない」と言うメガネをかけて彼を見ているので、

彼の一言一言、しぐさ、笑顔のなさ、視線が合わないこと、めんどくさそうな生返事、などなど、
彼のすべての行動が、

◎「彼はもう私を好きじゃない!」
◎「一体、私は彼にとってどんな存在なんだろう?」
◎「体だけの関係で、私はテキトーに遊ばれてるの?」


妄想はどんどん広がり、顔つきもどんどん固く険しくなり、笑顔もなく、優しい会話もはずむわけもないですよね。

こんな女(私)といて、心から楽しいと思う男性はいるのでしょうか?
あるいは女友達だって、
「具合が悪いなら帰る?」と声をかけてくるはずです。


この状況、まさに「一人コント」です!
でもそれに気づかないのは、世界中でただ一人、
妄想にとらわれている「私」だけ。

そしてスネちらかして、こじらせて、結局は、何がどうなったのかも分からないまま、泣き出したり、
わめき散らしたりして、しまいには彼をウンザリさせて、結局は別れることに…。


そして私は一人、泣きながらこうつぶやくのです。
「ほらね、彼はやっぱり私を本気で愛してなんかいなかったんだ!」
「男なんてみんなおんなじ…」泣


ここまでいく前に、賢い女性はどうするのでしょうか?
まず一人になって考える?

いや、考えないで!
考えれば、考えるほど、不安の沼にズブズブとはまり込んで、抜け出せなくなるからです。

こんな時は、とにかく落ち着きましょう。
好きな飲み物を手にして、何か美味しいものを少しだけ口に入れるのもいいかも?
頭をフル回転させてはいけません!

…続きます。


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