“漢(おとこ)”内田健太選手が吠えた!その咆哮に呼応した もう一人の“漢”吉田眞紀人選手。ゴールに向かっていくセンターフォワードとしての本能を呼び起こし、キャリアハイの12ゴールを目指せ!!

こんにちは。たちばなです。

愛媛FC非公式オンラインミーティング『愛媛FCレディース開幕直前スペシャル回』を終えて、そのままclubhouseでの雑談をハイボールを飲みながら聞いているうちに、酔っぱらって気分がのってきたので、だらだら書いて、そのままインターネットの海に垂れ流しちまえ!という感じの状態になりましたので、書きました。

誤字、脱字、意味が通らない、説明が足りないところも散見されると思います。あなたの貴重な人生の5分ほどが、完全に無駄になってしまう化膿性があります。それでも「まぁ、暇だから5分なら付き合ってやるか」という肩だけ、お読みいただけたらと思います。(ハードル下げようと必死すぎて、情けねぇぜ…w)

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まず、3/13(土)に行われた第3節の長崎vs愛媛戦。愛媛にとって厳しい試合だったのですが、1ー1のドロー。愛媛FCの戦士たち、よく戦ってくれました!価値ある引き分けでした。

『いや、サッカー専門紙の順位予想見いよ、毎年降格候補で昨シーズンは徳俵でギリギリ残留したチーム。あんたんとこ今年の降格候補の筆頭やがな。1-1の引き分けで喜んでたら世話ないで、ホンマに…』

なんて他チームのサポーターからの陰口が脳内でエコーがかかって聞こえてきますが(私、別に禁止〇物やってませんw)、はっきり言います。

“嗚呼つまらねぇ 何回聞かせるんだそのメモリー

うっせぇうっせぇうっせぇわ”

この曲、酔っぱらってイヤホンで爆音で聞くと、すげーキマるんで好きw

主力の移籍、監督交代、クラブの財政危機…、不安と心配は尽きない中、昇格候補筆頭の長崎に対し、アウェイで勝ち点1獲って帰ってくるんだから喜んだっていいでしょうが!!(誰に怒ってるのだ私はw)

愛媛が前半に決めた先制点は、ハイプレス&高い位置で奪って素早くゴールに向かうという、愛媛が今シーズン取り組むショートカウンターのスタイルが見事にゴールに繋がったシーンで、今年、最も期待されている川村選手のシュートを相手キーパーがはじき、そこを吉田眞紀人選手が押し込みました。ボールを奪うところから、川村拓夢選手のドリブルのコース取り、近藤貴司選手の動き出しも含めて、かなり理想に近い形のゴールでしょう。

試合の見どころやポイントはDe:Lさんのnoteがとても面白いです。

私もね、こういうnote書きたいですよ、でもね、戦術よくわかんないんです、試合見てても…だから、私は、私が見て感じたものをただ書くのですよ…

前段が長くなりましたが、吉田眞紀人選手のゴール、私には、開幕戦、現地の味スタで見たワンシーンがあってこそ、生まれたゴールだと感じたので、このnoteに書いて、インターネッツの歴史の1ページに記し、というか、この宇宙の如きインターネッツ空間に漂わせておこうかなと思いました。

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2021シーズンの愛媛FCの開幕戦は東京Vが相手。私は1人の東京都民として、紺色の上着にグレーのズボンを履いて、静かに、まるでお地蔵さんのように味スタのバックスタンドで観戦しました。結果は皆さんご存じの通り、東京Vが3-0で圧勝。かなり胸が痛くなっちゃう結果でした。でも、この痛みが私を強くしてくれるのだ!(自己暗示!)

愛媛FCの選手たちは、最後の最後までベストを尽くして戦っていたと感じました。試合終盤の80分以降、愛媛が何度も相手ゴール前に迫っていましたよね。特に印象に残ったのは、内田健太選手と吉田眞紀人選手です。2人とも、後半途中からの出場でしたが、非常に印象に残ったシーンがありました。

まずは、こちら、88分のシーンを見てください。(この下の動画をタップすると、そのシーンが見られます。)

左サイドバックの内田選手が攻め上がって、クロスを上げ、そこに吉田眞紀人選手が合わせた、あわやゴールという決定的なシーンです。

ダゾーンを契約している方は、内田選手が投入される64分から試合終了までの約30分を、ぜひ見直していただきたいです。(ダゾーンで2021J2第1節東京Vー愛媛FC戦が見られるのは3/30の15時までです。)

内田選手は、試合に投入されてから、左サイドで何度もボールを受けるのですが、そのたびに、前方へボールをパスしたり持ち上がったりすることなく、後方の選手にボールを戻してしまい、消極的なプレーを繰り返します。しかし、そのプレーは、前線の選手がゴール前に飛び込もうという動き出しを見せないために、仕方なくボールを下げているという感じです。

当然、内田選手は自分の仕事、自分がゲームに投入された意味を理解してピッチに立っています。左足からのクロスでチャンスメイクすることがその1つですね。

となると、何が起こるのか?

画像1


ダゾーンで80分48秒を見直してください。

前線にいる吉田眞紀人選手や近藤貴司選手、逆サイドの小暮大器選手に対して、大きなジェスチャーで、

「(ゴール前に入って行けよ!オレ、仕事にならねぇだろが!)」

と強く要求しています!(聞き取れませんでしたが、こんな感じのことを言っていたんだと思います。)

ダゾーンでも、注意して見ると内田選手のジェスチャーが確認できると思います。味スタのバックスタンド、内田選手まで30mほどの距離で見ていた私たち観客には、内田選手がめちゃくちゃ怒っているのがわかりました。私の目の前に座っていた20代前半の学生らしき東京Vサポーターのグループも

「愛媛の39番、ブチギレてる…」

と言っているのが聞こえました。

そして、その直後の80分57秒、吉田眞紀人選手が内田健太選手に

「うっちー!!」

と呼びかけて(味スタで、はっきりと声が聞こえました、うっちーって呼ぶんだと思いましたw)、手をあげるような、親指を立てるようなジェスチャーを見せました。ダゾーンでは、吉田眞紀人選手のジェスチャーと声は確認できませんが、内田健太選手が手をあげて応えているのは、ダゾーンでも確認できます。

さて、81分以降の愛媛の攻撃をあらためて見てください。先ほどの一連のやり取りの直後に、内田健太選手が左サイドでボールを持つと、前線の選手たちが、それまでよりも、迫力と鋭さを持って、ゴール前にスプリントして飛び込んで行きます。そして88分のシーンに繋がります。

「たとえ劣勢でも闘う姿勢を失わず、ゲームの流れを自分たちに引き寄せる」

これが、内田健太選手のもう1つの仕事で、これまでの愛媛FCに足りない部分を埋めるピースなんだと感じました。

私はこの一連のシーンが、42試合が終わったとき、この2021シーズンを象徴する一瞬となるのではないか、と期待も込めて思っています。

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続く、第2節愛媛ー千葉戦でスタメンに抜擢された吉田眞紀人選手。

相手ディフェンスに対して何度も繰り返すプレス、味方ディフェンスラインから放り込まれるロングパスのターゲットとして何とかマイボールにしようと競り合う空中戦…。

大ケガでシーズン前半を棒に振った2020シーズン、コンディションが戻ってきた状態で臨む2021ホーム開幕戦、そして、地元であり古巣である千葉が相手…、様々な要素が重なったとも言えますが、とにかく気合いが入っているように見えたのは私だけでしょうか。

何より、前節、東京V戦からの好調な状態を維持できているようで、前半7分のセンターライン付近で味方からのクリアボールを受けて、一気に前を向き、鈴木大輔選手を振り切ろうとする動き出しの一瞬のキレとか、前半44分の右サイド寄りペナルティエリアの外から迷いなくコースを狙って放った鋭いミドルシュートとか、後半60分の森谷賢太郎選手のアーリークロスに合わせにいく感じとか、今の吉田眞紀人選手はゴールへ向かう意識が高まっていて、なんと言いますか、ゴールに飢えている狼のように見えます。

82分に藤本佳希選手との交代で、ベンチに下がるシーンがダゾーンで大きくとらえられています。吉田眞紀人選手の表情が印象的です。相手ディフェンスへのプレス&味方からのロングボール空中戦については、自分の仕事を果たせたという納得感と、フォワードとしてゴールを奪えなかった悔しさが入り混じった気持ちが見てとれました。後出しジャンケンみたいですけど、ゴールを奪うのはもうすぐだなぁと思いました。ホントに。

なので、第3節の長崎ー愛媛戦でのゴールは、まさに「キター!!」って感じです。吉田眞紀人選手は相手センターバックの裏に走り、川村拓夢選手からパスが出れば高い確率でゴールを狙える動きで、ペナルティエリアに侵入しています。川村拓夢選手がファーにシュートを打ち、キーパーが弾くことも予測したうえでのゴールでしょう。フォワードらしい動き、ポジション取りで奪った最高のゴールだなぁとしみじみ感じます。

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私が愛媛FCの試合をしっかり見るようになったのは2018シーズンからなのですが、吉田眞紀人選手は2列目の位置でプレーすることが多かったように思います。でも、今の吉田眞紀人選手を見ていると、やるべき仕事が明確に整理され、迷いなくのびのびプレーしているように見えます。この調子を維持して、ゴールに向かっていく本能が研ぎ澄まされ、センターフォワードとして怪我なく出場時間を積み重ねれば、キャリアハイの12点以上獲りそうなオーラがあります。

というわけで、味スタで、たまたま見た内田健太選手の怒りのジェスチャーと、吉田眞紀人選手の「うっちー!! (; ・`д・´)b (OK!!)」のやり取りを見ただけで、あとは、ハイボールの力を借りつつ、妄想して書いた、このストーリー、いかがでいたでしょうかw?


「これが、おれの愛媛FCの楽しみ方なんやでぇぇ!!

 青野GMに届いとくれぇぇ!!」


というわけで、試合に負けたときに聞く(ていうか効く)、この曲をお届けして、お別れしたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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