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雫に恋した話は、おしまい
『雫』君が好きだった曲。
『雫に恋して』これは私が好きな曲。
私にとって、雫は儚い恋の代名詞だった。
したたり落ちることが役目で、ハッピーエンドなんてない。
一瞬しか輝けない。必ず終わりがくる。
本人にとっては過程でハッピーエンド。
だけど、目から雫が溢れるばかりで苦しい恋。
終わりにしなきゃいけないの。
もう、思い出して寝れない夜も、朝も思い出してしまって泣いてしまう朝も来てほしくないの。
過去ってわかってるのに過去にできてない。
もう過去なの。今更夢になんて出てこないで。
でもね、自信持って言えることがある。
あの時より、愛してないよ。
だんだん、ゆっくりとだけど前を向けてきたの。
君がいないと生きていけない、こんなに愛せる人は君が最後だろうなって思っていた時もあった。
でも、いつかこの愛を更新できる人に出会えたらいいな、そう思ってる。
その日が来るのが今すっごい楽しみなの。
毎日自分磨きをしたりしてる瞬間すら楽しい。
そう思ってるのに、間違いなく本心なのに、なんで私は泣いているんだろうね。
もうこの恋は、おしまい!!!
この恋はおしまいなの。おわったの!
お互い前を向いて、後ろなんて振り返らないで目の前にいる大切にしてくれている人を大切にするの。
もう最後に会った日に私の愛は全部置いてきた。後悔なんてない。
あんな無我夢中で恥ずかしい、子どもじみた恋もあったなぁ。
そうやっていつか笑い話にできたらいいな。