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漫画と便座とWikiと

 誰でもいいから、Wikipediaの私の項目を削除してくれないだろうか。中途半端な内容が我慢ならんというわけではない。ああいうところに自分の情報を載せられたくないのだ。そもそも寄付だってしていないし。
 そういや、あそこの記事を参考にして本を出したという○○○○は、印税の1割ぐらいは寄付したのだろうか。

 なんて古い話は、目くそのように笑い飛ばすことにして。
 ところで、酷く汚れていることを表すのに「便座の○倍」という比較単位が使用されるが、あれは便座の表なのか裏なのか、その度に気になってしまう。表なら大したことはないけれど、裏だったら大問題だ。
 ていうか、どうして便座なのだ? 汚れている代表格なら、公衆便所の床とかが相応しいと思うのだが。

 さて、くだらない話でだいぶ読み手が減ったところで、宣伝を始めよう。まあ、へそ曲がりね。

 かつて双葉文庫から「愛しの管理人サマ」という作品を出した(のちに『むらむらマンション』と改題されて再発売。電子化済み)。
 実はこれ、今は亡き「週プレモバイル」というサイトで漫画化、連載されていたのだ。このnoteでも一部を公開した「揉んでも抱けない」や、「奥まで撮らないで」を連載していたところである。同じく双葉文庫の「新婚えっち」も漫画化されたんじゃなかったかしら。

 で、その「愛しの管理人サマ」のコミックが電子書籍化されました。かつて漫画にしてくださったIRIE氏ご本人のリライトで、現在5巻まで出ています。

 各サイトで販売中なので、是非お買い求めください。私はこれを読んで、自分が何を書いたのか思い出しております。ホント、記憶力がゴミ以下ね。

 同じく週プレモバイルで漫画化された橘作品には、「こちら桃色広報室」(双葉文庫)もある。かなりの長期連載で、正直、原作よりも面白かった。作画は成田マナブ氏。
 残念ながら単行本の発売はなく、電子書籍にもなっていない。一部が「美人OL 復讐のオフィス」のタイトルで、コンビニの廉価コミックになっただけである。ああ、もったいない。

 他に、二見文庫の「誘惑パラダイス」も漫画化された。こちらは上下巻で少年画報社より単行本が出ている。作画は片山誠氏で、タイトルは「淫貝島」。
 なんとこれ、東京都の不健全図書に指定されてしまった。そのためAmazonの取扱がなくなり、売れ行きにも影響したのではなかろうか。
 ちなみに、審議会の記録を見たのだけど、指定に賛成の委員と反対の委員は同数。中立の意見もあり、少なくとも過半数は超えていない。なのに指定されたということは、要は結果有りきの適当な会なのだ。

 映像化された作品もある。もちろんAV。双葉文庫の「おまたせ生娘」(のちに『今夜は生でイッちゃって』と改題)で、エスワンより発売された。主演は源みいな嬢。
 いちおう手元にブツはあるのだが、私は視ていない。だって恥ずかしいもの(カマトト)。
 なお、恵比寿マスカッツに所属し、現役アイドルとしてエスワンの宣伝部長にも就任した主演女優は、この作品を最後にエスワンを離れた。その後、カリビアンコムなどの作品に出演。そっちは見た。まあエッチね。

 と、あれこれ振り返って見るに、けっこうメディア展開されていたんだなあ。そのわりに話題にもならず、どれも尻すぼみの結果に終わっている気がする。
 これすべて、橘の呪いなのだ。いいか、私に関わるとろくなことにならんぞ。