いつも妥協してきた、一番は手に入らない。と思うときに必要なこと
こんにちは!
心理カウンセラー/ボタニカルジュエリー作家の橘奈緒美です!
一番欲しいものを欲しいと言えないから、もしくは自分にはふさわしくないと思ってしまうから、二番目の候補を選んでしまう。
そんな「妥協グセ」が、以前は結構あったんです。
本当に欲しい物はアッチなんだけど、私にはもったいないからコッチにしておこう。
私なんて相手にしてもらえないだろうから、私を好きだと言ってくれる人と付き合おう(←今思うと失礼の極み)
これはランチにしては高すぎるよね、こっちのメニューでいいや、とか。
自己肯定感が地を這う状態だったときは他にも色々と妥協があったのですが、今はちょっと上昇してきて、自分の「欲」に忠実になってきました。
例えば、シャンプーひとつ買うときでも、
安いから買うのではなく、本当に好きな香りや高効能だから買う、
といった小さなことから、仕事を受けるときも本当にやりたいことかどうかで決める、という比較的大きな決断まで。
心の勉強を始めたばかりの頃は、
「本当に好きなのはどっち?」
「本当にそれが欲しいもの?安いから買おうとしてるだけ?」
「一番気分が良い選択をしている?」
「どのケーキが一番好き?」(選べないときは両方いっちゃえ!)
といちいち確認しないと、すぐに「妥協グセ」に流されていました。
今日の師匠のネタも「ああ、私も一番の理想は叶わないから、二番目以降を選んでいたな」と感じる内容でした。
なぜ理想の人と出会えないのか?というのは、ライフワークにも通じる問いになる
「なぜ理想の人と出会えないんだろう?」
って、よく聞く疑問だし、私もそう思っていました。
婚活コンサルを受けていたときも、「理想の人の条件を細かく書き出しましょう」と言われて、それはそれは詳細に書き出しました。
そして小さな頃から思っていた、
「父親みたいに忙しくて家族をほったらかしにする人なんか嫌だ」と思い、
「ワーカホリックじゃない人と付き合うんだ!」と固く胸に誓い、挑んでいったんです。
ところがどっこいですよ。
実際に付き合う人のほとんどがワーカホリック。
その人がどんな職業であってもそうだから、これは何の呪いなんだろう?
と思っていました。
時々出会う「なんだか時間にゆとりがある人」には、
むしろ惹かれなかったりする自己矛盾も感じました。
そこで、ブログや本などでよく見かける理由を自分に当てはめていました。
子どもの頃、父親に対して寂しい思いを抱いていたから、父親みたいな人が嫌で正反対の人を求めるけど、結局、女性は父親に似た人を好きになるのだ。
というなんとなく説得力がありそうな上辺の理由を採用して「そうか。。」と諦めていたのですが、心理学的には、どうやらそこだけに留まらないようです。
つまり本当の本音では、忙しいままの父親に愛されたかったんですよね。
当たり前ですが、他の家の人とではなく、自分の家族構成で幸せになりたかった。
だからおそらくお付き合いする人にも、
忙しくて、ワーカホリックのままのあなたから愛されたいのだけれど、
それはたぶん無理そうだから、
「ワーカホリックじゃない別の人を探そう」とか、
「私のために時間作ってくれるなら、その人の方がマシかな」という妥協をしようとする。
だけど所詮は妥協なので続かなかったりして、
やっぱり私の理想の人には出会えないんだ!となってしまう。
両親を見る目、本当に合ってた?
じゃあ実際に理想の人に出会うにはどうしたら良いのよ?となるのですが、
一つ目は、自分の両親は本当に自分が思っていた姿だったのか?
ということをもう一度、大人の自分の目線で見直してみること。
師匠の動画観ていただきたいのですが、私なりの解釈でも例を上げてみます。
例えば、
「父親がワーカホリックで家族を大切にしなかった」と思っているなら、
「父親は、家族を大切に思うからこそ仕事を頑張っていたのかもしれない」
「若くて頑張れるうちにたくさん働いて、子どもの人生を豊かにしようとしていたかもしれない」
「孤独そうに見えたけど仕事が楽しくて仕方ない、幸せな時間だったかもしれない」
といった感じです。
実際に自分が当時の親と同じ年代に近づくと、
「思っていたより大人の余裕なんてないな」と気づくこともありませんか?
とても必死に家族を守ろうと頑張ってくれていたのかもしれないし、
「それだけ愛されていたのかもしれない」と思えるだけでも、
少し見方が変わってきますよね。
「お父さんみたいな人は嫌」という考え方自体が変わるかもしれません。
そしてもう一つは、そんな寂しい思いをする環境だったからこそ得たものを探すということ。
一人でも楽しく過ごす趣味が持てた
友人関係を作るのが上手になった
寂しい人の心に敏感で、思いやりが持てた
早くに自立して、一人で生きるスキルが付いたとか。
その中には、自分では気づいていない才能が眠っている可能性もあるんです。
それを見つけられたら、そもそも今の理想自体が変わって行くかもしれません。
そして自分も才能を見つけて、それを活かして生きていけたら、
自分自身も理想の状態になっているかもしれません。
たとえパートナーがすごく忙しい人であっても、
自分も充実しているから気にならないということもありえますよね。
むしろ片方だけが依存する/されることがなく、お互いに居心地の良い信頼関係を作れるかもしれない。
人間ですから、ときには忖度しちゃうし、長いものにも巻かれます。
「常に一番を選ぶ」というのは難しいことかもしれません。
それでも、自分の本音のベストはなんだろう?
と問い続けることは、ライフワークへつながる作業として、諦めずにやっていきたいと思います。
そしてカウンセリングを通して、みなさんのマイベストを見つけるお手伝いもさせていただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
心理カウンセラー/ボタニカルジュエリーの橘奈緒美でした!