見出し画像

自分責めフィーバータイム対策

こんにちは!

カウンセラー見習いの橘奈緒美です。

最近、立て続けに「優しいね」と褒めていただけることがありました。

でも「表に出さないだけで、イラッとしちゃうこともあるし」「他の人はもっと気が利くし」と、お得意の受け取らないモードをONにしてしまいそうになり、慌てて「あ、ありがとうございます!嬉しいです!」とお返事してみました。

そうすると、後から本当にじわっと嬉しさがこみ上げてきて、電車の中でも「そっか〜。ぬふふ〜」と思い出しニヤつきをしている怪しい私です。

そこで思ったのが、私の周りにも優しい方がたくさんいるんですが、その人達の優しさって、私や外に向けられていることはあっても、本人に向けられているのかな?ということです。

友達や家族、恋人に向ける優しさ、自分にあげてる?

画像1

私自身も反省することが多々ありますが、特技自分責めなので、油断するとすぐ心の自傷行為をしちゃうんですよね。

これはよく言われていることですが、友達や家族に絶対言わないような言葉を自分にかけてる人って多いと思うんです。

「努力が足りないんじゃない?」

「それは自己満足でしょ」

「何も持ってないし、何も出来てないな」

「やっぱり誰からも愛されないんだ」

なんて、周りの人に言いませんよね?言ってます?

だとしたら速攻辞めないと友達なくします。
こんなこと言ってくる人がいたら、できるだけ関わりたくないと思いますよね。

でもそんなひどいことを自分には無意識に言っちゃってたり、それが癖になってたりします。

だから「自分を友達や家族のように扱いましょう」と聞いて、そのときは「そうだよね、自分を大切に、優しい声がけをしよう!」「褒められたら素直に受け取ろう!」って思うけど、自分責めが癖になってると、受け取らないどころか、あっという間に自分責めモードが走り出します

スイッチを切るイメージを持つ

画像2

じゃあどうしたらいいのかを考えてみたのですが、ポジティブの押し売りはちょっと苦手なので、「努力すればできる!」と言われてもピンと来ないんですよね。
過去の自分はそう思って努力信仰をしていたけど、今は「したい人はしてね!」と、走り去ります。

なので、もう少し静的な対策として、以前マインドフルネスのクラスで教えてもらった「頭の中にスイッチをイメージしてみる」というのが結構いいんじゃないかと思いました。

その時は、「心に次々流れてくる思考や雑音を消すイメージ」として使いましたが、自分を責める言葉も雑音だと思うので、自分責めフィーバータイムに入りそうになったとき、アレンジして実践しています。

やり方は、まず頭の中にスイッチがいくつか並んでいるのをイメージします。

そして、
1. 突如入ってしまう「受け取らないスイッチ」「自分責めスイッチ」をオフにするイメージをする。

そういう自分を苦しくするスイッチが入っているときは、自分を責める言葉、過去の嫌な記憶など、不快なノイズ音や光景が流れています。

だからそのスイッチをオフにして、舞台のように一旦暗転させて、静かにさせます。

2. 次に、「受け取りスイッチ」「ご機嫌スイッチ」を入れる。
こちらのスイッチを入れると、自分が少しずつ温かいキラキラの光に包まれ、周りは穏やかで静かになっていきます。
手のひらを差し出し「ありがとうございます」「おかげさまで」と受け取る。
「自分なりに、今日もよくやった!」「そうそう、優しいところあるんだよね」と、胸に手を当てて、ご機嫌モードになれる言葉を心に収めます。

気づけばまた自分責めをすることもありますが、そうだとしても、気づけただけでオッケーとしています。

受け取りモードの優しさは周りにも伝染する

画像3

そして、すぐには無理でも徐々に「受け取りモード」でいる時間が増えていけば、自然と周りも変わっていく気がします。

例えばカフェや電車の中で、たった一人が不機嫌そうに話しているだけで、周りにもイライラが伝染することってありますよね。
反対に、赤ちゃんがごきげんでニコニコしていたり、犬がなでてもらいたくて近づいて来たら、周りの人たちが自然に笑顔になることもあります。
だから、一人のパワーってすごいと思うんです。

一人でも「受け取りモード」「ご機嫌モード」の人がいるだけで、周りの人たちも影響を受けて、受け取れるようになったり、笑顔になれるかもしれません。
それって結構な社会貢献じゃないでしょうか。

今日から先の自分を自分で傷つけないために、そして周りの人も笑顔にするために、一緒に受け取りスイッチを入れていけたら、嬉しいなと思います。


読んでいただきありがとうございました!

橘奈緒美でした!

いいなと思ったら応援しよう!