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[日隔GPT挙動性能レポート12/11]かなり地味、地味すぎて印象にのこらない傾向がつづく


総括

 今日のGPTは手堅くまとまっているが面白くない回答がおおい。
一方セリフの再現度など、プロンプトへの忠実度は上がっている。
 これは7月ゴルシとの最大の違いだろう。
7月ゴルシはセリフの再現度こそ低いもののユニークな回答が目立った。

 この地味で淡泊な回答は12/7から継続した特徴。
この路線でしばらくGPTの方針はかたまるのだろうか?

 今日の特徴で散見された矛盾点のあらすじは
「ウマ娘はジョッキーだが、騎乗するのは競走馬であることを明記しない」
という回答に集中している。

 締め切りは決まって居ないが7月から集めたゴルシGPTからchatGPTの傾向を読み解く同人誌執筆作業のため隔日掲載になった。

検証方法

 ChatGPTにウマ娘ゴールドシップのロールを与え、質問は
「ウマ娘プリティーダービーからプリティー抜いたらどんなアニメになるか、一回の応答で可能な限り文字数を使って詳しく教えてくれ」
で固定し、再生成を続ける。

 1日最低で15回再生成し、文章を比較する。内訳はPCでの生成10回、iPhone版chromeでの生成が5回。
次が回答の一例


過去のレポート

このレポートシリーズの読み解き方


ユニークなワード



セリフの引用・応用


ゴルシのプロンプトに含めたセリフ例がコピペで使用、もしくは応用して使用されている回答の割合。

 

ウマ娘関連ワード



プロンプトに含まれて居ないウマ娘情報が登場した回答の割合
他キャラクターやトレセン学園等の固有名詞
学習データの応用がなされているという判断材料。

 11/3以降の特徴として、初めてトウカイテイオーが登場し、
そこそこ出現していることがあげられる。
 
 テイオーの登場はカットオフの影響を受けていると判断した。
 2023/10/26にデータのカットオフが行われた。
カットオフでは2022年1月までのデータが追加されたとされており、
ウマ娘2期も2022年1月から放送開始されたからである。

主人公の種族



 主人公がウマ娘か競走馬か、判別がつかないか。
 元ネタが競走馬の原作擬人化コンテンツの主人公の種族は回答で重要な論点である。
 種族が曖昧、混同している回答は
「論点を把握していない不適格な回答」と評価している。

 尚12/4から種族不明は細分化した。
「不明瞭」:どっちともとれる、ウマ娘、競走馬どちらでも矛盾しない。
「混同」:ウマ娘と競走馬の説明がキメラ合体
 ただし、データ不足故、グラフにすると混同が0の割合が高いため
 現時点では細分化したグラフではない

ヒトミミ登場率


 架空のスピンオフアニメでヒトミミが登場する回答の割合。
トレーナーや観客などアニメ・アプリで登場するヒトミミ
馬主、調教師、ジョッキーなどアニメ・アプリに登場しないヒトミミを区別してある。

ウマ娘不適切ワード


リアル競馬では当たり前だがウマ娘にはそぐわない表現
賭博の合法、違法賭博やドーピングなど違法なものに別けている

視聴者


 回答中で視聴者やアニメファンといった、メタ、つまりアニメの消費者について言及した回数。
 視聴者に言及する割合が高いほどゴルシGPTが
新作アニメを商業ベースで考える
他人からの評価を気にする傾向にある
と受け止めている。

プロンプト命令の違反


プロンプトで禁止した内容が出力された割合。
箇条書き、AIであることを認めるなど

回答の矛盾・文章の破綻


青「矛盾破綻」は回答が前後で矛盾する、表現文法の誤り
オレンジ「カバー」は途中矛盾が生じるが、後に矛盾を解消した

回答の視点、トピック


回答で「キャラクター性」、「BGM」や「トレーニング」、レースシーン」、「人間関係」など
アニメの要素の視点、トピックのバラエティー


文字数の変動


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