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保護犬とのせいかつ

保護犬を迎え入れる前

アメリカに住み始めて数ヶ月してから保護犬を飼い始めました。
アメリカに来る前から犬を飼いたいと思っていて、日本にいた時からPetfinderを毎日のように眺めていました。

私は物心ついた時から動物が大好きで、2,3歳の頃から近所で犬を飼っている人のお家に毎日のように連れて行ってもらっていました。あまりにも毎日遊びに行っていたため、両親が犬をもらってきたようです。
(最初は見るだけだったのがもらってきてしまったらしい…)

3歳の頃から兄弟のように育ち、私が大学1年生の冬に亡くなりました。大往生でした。そのあいだにもハムスター、うさぎ、猫を飼っていました。
うさぎも動物病院の先生から「まだ生ていたの」と言われるくらい長生きしました。もらってきた猫は健在です。

一人暮らしの時は自分の生活でいっぱいいっぱいでしたが、仕事を辞めて、結婚、夫のアメリカ駐在が決まり、その頃からまた動物を飼いたいという気持ちが出てきました。

アメリカで生活を始めて保護犬、保護猫のイベントに行ったり、英語の先生からアメリカでのペット事情を聞きました。
毎日Petfinderを眺めてやっと「この子だ!」と思う犬に出会えました。

保護犬との初対面

車で2時間ほどかけて隣の州に行き会いに行きました。
(アポイントを取るまでにも時間がかかった)
とても元気な1歳半の男の子でした。
保護施設の方からはもう連れて帰ってもいいと言われましたが、迎え入れるための物が揃っていないためまた後日引き取りに行くことにしました。

引き取り

準備ができたため再度連絡をし、引き取りに行きました。
その施設では通常は引き取るのに75ドルかかるところを施設にいる犬が多いからとのことで10ドルだけでした。その他、犬が使っていたベッドやボール、新しい首輪、ハーネス、リードをくれました。
書類の手続きも名前や住所を書くだけで、面接やトライアルなどはありませんでした。ここは施設によって異なるかもしれません。
スタッフの方に前のオーナーのことや、施設に来るまでの背景などは聞いておいた方がいいと言われていましたが詳しく知らないとのことでした。

そこから車に乗せて連れて帰りました。
何回か休憩を挟みつつ帰路につきました。慣れない人間に慣れない車、長時間の移動になるため嘔吐していましたが、表情は明るかったです。

現在のわんこ

先月、無事に2歳の誕生日を迎えました。最初は分離不安なところもあったりしましたが徐々に落ち着いてきて、とても甘えん坊で元気に過ごしています。ただ幼少期の子犬だった頃が見られないのが残念です。

日本での保護犬・保護猫の譲渡が厳しいと聞いたことがあったためアメリカでの譲渡の簡単さに驚きました。またアメリカでは保護犬を飼っている方が多く、散歩をしていると自分の犬もレスキュードッグ(保護犬)という方が多くいらっしゃいました。
またアメリカでは犬や猫を販売していないペットショップが多く、いたとしても保護猫がいます。週末には保護犬のイベントがペットショップで行われていたりと、日本よりも保護犬・保護猫に触れ合いやすいように感じました。




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