【視聴メモ】恋のスケッチ〜応答せよ1988 は生活、営み、人生を描いた大作でした。
最近の楽しみは、Netflixで見る「恋のスケッチ〜応答せよ1988」でした。
韓国ドラマあるあるなのですが、最初の数回はキャラクターの全容や相関関係がわかりづらくて没入できず、このドラマも4回目くらいで諦めかけたのですが(だって42回あるんですよ!)、キャラクターが自由に動き出すように感じてからはするすると話が流れていき、気づいたら最終回。まだまだ続いてほしい、ずうっとこの世界と並走したいくらいでした。
韓国のとある横丁の人たちの日々の営み、ご飯食べたり、友達と遊んだり、きょうだい喧嘩したり、恋愛したりと、普通の日々のお話ですが、練炭で暮らす貧しい時代から現代まで。ひと続きではないけれど、つながっていて、例えばいわゆる半地下に住んでる家族がいたり、固定電話からコードレス、ポケベルと進化したり。ささいな行き違いや、感情のやりとりにぐっと来ます。なんでお姉ちゃんばっかり?とか、好きだけど伝えられないとか。
恋愛も、ビバリーヒルズ高校白書のように近くでごちょごちょありますが、そこは韓国、すぐにいちゃいちゃしたりはしない。日本人の感覚に近いです。主人公も飾らずキュートだし、男子たちも各々の魅力があって、恋の進展にはドキドキします。(親の方が年齢近いのにー)
そして、途中でちょこちょこ出てくる主人公女子の現代の夫が一体この中の誰なのか、そこも一つの引きになっています。
とまあ、噂通りの素晴らしい作品でした。おそらく権利の関係でモザイクになっている当時の流行情報も、韓国の方が見たら、めちゃあるあるで楽しいんだろうなー。
土日は1日5〜6話ぶっ通しで見てました。
こんなに共感できるのに、国同士は仲が悪いし、おそらく韓国の人って日本人が大嫌いだろうし。なんだか切ないなー。