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ハンス・ヴィンターベルク (1901 1991 90)
交響曲1「シンフォニア・ドラマチカ」 2025.01.27
カール・リスト/ミュンヘン・フィル
ヨハネス・カリツケ/ベルリン放送響
ヴィンターベルク 交響曲1番「シンフォニア・ドラマチカ」、初演メンバーのリスト/ミュンヘン・フィルのモノラル録音とカリツケ/ベルリン放送響の演奏。16分程度の短い曲で、暗い雰囲気で覆われている。緊迫し進む部分と弛緩し落ち着いた部分が交互に現れ、短いファンファーレが何度も聞こえる。時代を覆う雰囲気が反映されているように思う。ミュンヘン・フィルの演奏は切迫感がある。
交響曲2 2025.01.27
ヤン・クーツィール/ミュンヘン・フィル
ヴィンターベルク 交響曲2番、クーツィール/ミュンヘン・フィル。1番同様、暗い雰囲気の中、弦のうねりで切迫感のある盛り上がりと弛緩した部分が交互する。2楽章は浮遊するFlに遅い弦のトレモロが続き、定まらぬまま進行して静けさが戻り、透明感のある弦で終わる。3楽章は、早く切迫した盛り上がりとゆったり不安な静けさが何度も交互し、最後はPercも入って盛大に終わる。