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ピアノとオーケストラのための協奏交響曲 2021.11.21
バルドゥア・ブレニンマン/BBC響

グレース・ウィリアムズ ピアノとオーケストラのための協奏交響曲、バルドゥア・ブレニンマン/BBC響、ヒュー・ワトキンスのピアノ。まさにピアノ協奏曲。オーケストレーションは交響曲より面白い。1楽章は緊迫感がある、2楽章はゆったりしたエレジーから盛り上がり3楽章は協奏曲らしく華やかに終わる

交響曲1 2021.11.21
アーウェル・ヒューズ/BBCウェールズ響

グレース・ウィリアムズ 交響曲1番、アーウェル・ヒューズ/BBCウェールズ響。ウェールズの女性作曲家。前半は、弦の不安な旋律をベースにTrpはじめ木管が交互に現れる。3楽章はリズムと掛け合いで攻める。4楽章は情熱的に始まり徐々に盛り上がる。全体的に調性は不定、延々と続く印象で好みではない。

交響曲2 2021.11.21
バーノン・ハンドレイ/BBCウェールズ響

グレース・ウィリアムズ 交響曲2番、バーノン・ハンドレイ/BBCウェールズ響。ショスタコーヴィッチを思わせるような出だし、薄い響き。2楽章は静かに弦楽器をバックに管楽器のソロ、3楽章は1番と同様リズムと掛け合いで攻め、4楽章は陰鬱に始まり何度か盛り上がろうとするがあっけなく終わってしまう

交響曲 2021.11.21

 グレース・ウィリアムズの2曲の交響曲に加え協奏交響曲を聴いた。全体的に弦楽器主体で調性は終始不定で暗く、力感がないのは中低音が薄く管楽器は掛け合い的な出番が多い作風だからだろう。不思議な透明感と脱力感もそこから生まれているように思う。交響曲に比べピアノが入る協奏交響曲の方が面白い

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