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シンフォニエッタ 2024.09.24
トヌ・カリユステ/タリン室内管
ユハ・カンガス/オストロボスニア室内管

ヘイノ・エッレル シンフォニエッタ、トヌ・カリユステ/タリン室内管とユハ・カンガス/オストロボスニア室内管。柔らかな弦の響きが心地よい。1楽章は現代的な中に何かちょっと民俗的で懐かしさを感じる。2楽章も同様、少し暗く切なさもあって、不安な雰囲気。3楽章は粋な3拍子で始まり、活気づいて活動的に進む。軽いタッチで爽やかな印象がお気に入りです。

交響曲1 2024.09.24
トヌ・カリユステ/エストニア国立菅

ヘイノ・エッレル 交響曲1番、トヌ・カリユステ/エストニア国立菅のライブ。1楽章は少し重く緊迫感のある始まりから徐々に情熱的に勢いづいて盛り上がる。音の要素が多く混とんとしてうねる。2楽章はObより柔らかに始まり、ロマンチックに自然の広がりを見せて落ち着く。3楽章は楽観的に調子よくテンポを上げ盛り上がった後、木管と弦で静まる。

交響曲2 2024.09.24
オラーリ・エルツ/エストニア国立菅

ヘイノ・エッレル 交響曲2番、オラーリ・エルツ/エストニア国立菅。ソ連社会主義リアリズムの流れに乗れず1楽章のみ、致し方なし。1番に比べ楽器と響きが整理されすっきりした印象で軽快。Hrnの朝の静けさのような序奏から徐々に広大に盛り上がる。弦と木管の落ち着いた雰囲気の後、Trp、Trbが勢いをつけて、コーダに入りTimpも加わって溌溂として終わる。

シンフォニエッタ、交響曲 2024.09.24

ヘイノ・エッレル シンフォニエッタと交響曲2曲を聴いた。エストニアの作曲家。2番は未完、3番の音源は見当たらない。1番は少し混とんとした印象、ドビュッシーにも似たところがある。シンフォニエッタと未完の2番は整理されシンプルな良さがある。いずれも柔らかな自然の広がりや明るさがあって、お気に入りです。

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