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交響曲1「室内交響曲」 2024.10.07
シモン・ビワレック/ニュー・ミュージック・オケ

ズビグニェフ・トゥルスキ 交響曲1番「室内交響曲」、シモン・ビワレック/ニュー・ミュージック・オケ。15分3楽章形式。木管主体に怪しげな雰囲気で始まり滑らかに進む。金管も加わり勢いづくがムードは変わらない。2楽章は寂しい弦に金管が加わり一旦は膨らむがFlが悲しく消える。3楽章は木管が慌ただしくClaよりフーガになり騒然として終わる。

交響曲2「オリンピック」 2024.10.07
ヤヌシュ・プリジビルスキ/(オケ不詳)

ズビグニェフ・トゥルスキ 交響曲2番「オリンピック」、ヤヌシュ・プリジビルスキ/(オケ不詳)。怪しげな中低音より勢いを増しぐんぐん進む。一転してHarpとObの寂しい響きより行進曲風に勢いを得て混とんとする。2楽章はFlのフラッタによる虚ろな不安が各楽器に受け継がれ静かなチャイムで静まる。3楽章は怪しげで滑稽、行進曲風に盛り上がり盛大に終わる。

交響曲 2024.10.08

ズビグニェフ・トゥルスキ 交響曲2曲を聴いた。ポーランドの作曲家。3番の音源は見当たらない。2番「オリンピック」は1948年ロンドン・オリンピックの芸術・文学部門での金賞受賞曲で、アタッカで演奏される。どちらも曲想は暗く怪しげで、緩徐部分は空虚で寂しげ、全体に明るさはない。さほど長い曲ではなく、徐々に盛り上がる手法で緊張感が維持されている。

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