フランツ・リスト （1811 1886 75）

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フランツ・リスト ダンテ交響曲、ファウスト交響曲 2021.02.25

 リスト ダンテ交響曲とファウスト交響曲。いずれも大規模な標題音楽。ベルリオーズ同様この時代にこれだけの大編成オケの大曲を作曲するのはすごい。ファウスト交響曲は聞いたことがあるがダンテ交響曲は初めて。リストの管弦楽曲はちょっと大げさな所があまり得意ではないけど、改めて聴いてみよう。

フランツ・リスト ダンテ交響曲 2021.02.25
バレンボイム/ベルリンフィル
ディーマ・スロボデニューク/ガリシア響
エトヴェシュ・ペーテル/hrシンフォニー

リスト ダンテ交響曲、バレンボイム/ベルリンフィル、ディーマ・スロボデニューク/ガリシア響のライブ、エトヴェシュ・ペーテル/hrシンフォニーのライブで。予想したとおり輪郭の鋭い大曲。2楽章構成で、激しい「地獄」、安らぎのある「煉獄」は女声合唱を交え完結する。ただ、あまり好きではないかな

フランツ・リスト ファウスト交響曲 2021.02.26
バーンスタイン/ボストン響
ウラディーミル・ユロフスキ/ロンドンフィル

リスト ファウスト交響曲、バーンスタイン/ボストン響、ユロフスキ/ロンドンフィルのライブ。3楽章形式で70分の大作。1楽章は激しく2楽章は美しくゆったり、3楽章はT独唱、合唱、オルガンも入り盛り上がる。変わらず押しは強いが、ダンテ交響曲より好き。両曲とも更なる理解には文学的素養が必要です。

ファウスト交響曲 2021.02.26
ジュゼッペ・シノーポリ/ドレスデン歌劇場管
リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管

リスト ファウスト交響曲、シノーポリ/ドレスデン歌劇場管、リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管。どうしてもこの2人の演奏は聴いておきたかったので。4組の演奏を聴いたが、シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウの演奏が、期待どおり柔軟な表現力と一流のオケ、録音で一番良かった。