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交響曲2 2021.08.05
ヘルマン・ボイマー/オズナブリュック響

ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル 交響曲2番、ヘルマン・ボイマー/オズナブリュック響。残念ながら1番の音源は見つからなかった。2番はロマン派の聴きやすい曲で、柔らかな印象の曲。ただ、パンチがなく目的地が見えず、全体的にぼやけた感じがしてしまうのは、曲とオケの両方が原因だろう。

交響曲3「人生」 2021.08.05
オンドレイ・クーカル/プラハ放送響

ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル 交響曲3番「人生」、オンドレイ・クーカル/プラハ放送響。3番も2番同様、部分的にいい感じのところもあるが、中低音不足で力感に乏しく、何度も盛り上がろうとするが、小ぢんまりとして決定力不足を感じてしまう。表題ほどのメッセージ性は感じなかった。

交響曲4「復活祭の夜」 2021.08.08
ランス・フリーデル/スロバキア放送響
ヴァーツラフ・スメターチェク/プラハ響

フェルステル 交響曲4番「復活祭の夜」、フリーデル/スロバキア放送響、スメターチェク/プラハ響。5曲の中では一番音源も多く演奏機会も有りそう。他4曲と違って暗く刻む冒頭は印象的。終楽章のフーガは、静まったところでオルガンが入り、盛り上がって最後はブルックナー8番のように終わるのが面白い

交響曲5 2021.08.08
フランティシェク・イーレク/ブルノ国立フィル

ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル 交響曲5番、フランティシェク・イーレク/ブルノ国立フィルのエアチェック?。作曲年も新しく、少し新古典主義的なメロディー、響きがする。とはいえ、全体的な色調は明るく暖かで、時折、大きく盛り上がる。安らぎや懐かしさを感じる。良い録音で聴いてみたい。

交響曲 2021.08.09

 フェルステルの5曲の交響曲を聴いた。ロマン派後期の割には明るく穏やかな曲想でマーラーも評価していたらしく期待したが、パンチ力が足りない感じ。中では4番が一番有名のようだが、5番の少し近代的な響きが面白い。1番の音源が見当たらず5番も録音状態が悪いので、機会があればまた聴いてみたい

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