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ロストアビス環境のアルセウス裏工作


1. はじめに

読んでいただきありがとうございます!横浜、川崎でポケモンカードをしている、たっち(@t_c_poke)と申します。今回は自分のお気に入りデッキである「アルセウス裏工作」について、ロストアビス環境における考えを紹介します。個人の意見なので参考程度に見ていただきたいと思います。短めの記事ですがぜひご覧ください。
直近では特に大きな実績を残せた訳ではありませんが、大会での勝率が8割程度と安定しており、ロストアビス発売前から考察してきた結果なので読んでいただけると幸いです。
またロストアビス環境ではないですが、6月に行われた強者が集まる90人規模の自主大会「波導の勇者杯」ではアルセウス裏工作を使って準優勝することができたので、多少は参考にしていただけると思います。
今月は最近一緒にポケカを練習してくれる友達が増えたことと、夏休みということもあり、チーム戦含め複数の自主大会に参加することができました。皆様ありがとうございます!


・大会結果

・かなで杯チーム戦
連ウー       先〇
ギラティナ     先△時間切れ
ターボパルキア   先〇
ロストレシラム   先〇
ギラティナ     先〇

・かつた杯
ディアルガ     後×
ギラティナ     先〇
パルキア      後×
ロストバレット   後〇
パルキア      後〇

・イーブイヒーローズBOX争奪戦(カードボックス青馬堂書店矢向店)
ミュウツーソルルナ 先〇
ゾロアーク     後〇
ミュウ       先〇
ザシアン      先〇
パルキア      先〇

・ガラルギャロップ杯チーム戦
ドガスダイナ    先〇
ロスト裏工作    後〇
ロストヤミラミ   先×
パルキア?     先〇
パルキア      先×
ロトム       先〇



2. デッキレシピ

画像1

デッキコード:kbVkkF-Tr7rCd-1F1F5k

普通のアルセウス裏工作です。採用理由は拘ったポイントについて書きます。

・採用カード

・かがやくサーナイト
ギラティナのロストインパクトを耐えるために採用しました。自分の雪道で止まるので注意です。

・ツールスクラッパー
ギラティナのツールジャマ―を剥がすために採用しました。ツールジャマ―と雪道でお守りとサーナイトが無効化されロストインパクトでアルセウスが倒されるため、相手が雑に付けたら早めに剥がしておきたいです。ついでにキュワワーの風船も剥がせると強いです。

・マリィ2枚目
ギラティナ含めロスト系のデッキにかなり刺さります。特に序盤に2回打てると有効です。

・キバナ
ギラティナ戦でインテレオンを挟みやすいことから採用しました。暇なときに1エネ張っておけばいらないのではという意見もあると思いますが、そもそも手札に余分なエネルギーが2枚もあることは少ないので手張りだけで起動は難しいと思います。ギラティナ意識で入れたカードですが、序盤サイド落ちしたメロンの代わりになったり、終盤0エネのアルセウスが起動できたりするので役割が意外と多かったです。

・崩れたスタジアム2枚目
エイチ湖と迷いましたが、パルキアに対して役割が被るのでどちらでも良いと考えていました。環境にいる闘はレジデッキのみなのでノコッチを抜くことを検討していたところ、崩れたスタジアムを2枚入れれば解決するのではないかと思い採用しました。

・キャプチャーエネルギー3枚目
このデッキは1ターン目にアルセウスVを置けないと、相手が事故らない限りそのまま押し切られてほぼ負けます。1ターン目アルセウスVにエネルギーが張れなくても、ハイパーボール3枚なこともあり2ターン目のメロンが決まりやすく、2ターン目にトリニティノバを打てることが多いです。そのため、とにかくアルセウスVを置くことを考えました。現物と合わせてアルセウスVに繋がる札は14枚、これで置けなければ仕方ないと割り切っています。

・採用検討カード

・ノコッチ
環境にいる闘がレジロックしかおらず、レジデッキは2枚採用の崩れたスタジアム、大きなお守り、マリィで十分対応できるため不採用としました。ノコッチがいなくて負けた試合よりも、ノコッチスタートして事故って負けた試合の方が多い気がします。波導の勇者杯決勝ではノコッチスタートして何もできず負けました。

・マナフィ
最近どのデッキからも月光手裏剣が飛んできますが、HP90以下を同時にベンチに置かないことを意識することで対応します。なるべく初手の事故を減らすため、アルセウスVとメッソン以外の種ポケモンは採用したくないです。ノコッチもいないので環境に数が少ない連撃ウーラオスは切っています。

・かがやくリザードン
ギラティナに勝つにはかがやくサーナイトが必要なので不採用としました。個人的になるべくデッキのコンセプトを絞りたいという理由もあります。

・セイボリー
パルキアに対してあれば強いですが、意外と打つ暇が無く、なくても戦えるためロスト系に刺さるマリィ2枚目を優先しました。

・カイ、不思議な飴、たっぷりバケツ(エネルギー転送)
パルキアデッキで良く使われる、初手にV置けない問題を解決できるカードです。初手にVが置けなかったとき、高確率でこれらのカードを使うには裏工作ラインに加えてカイを3~4枚採用する必要があると思います。このデッキにはその枠がないため全て不採用としました。また、2ターン目にアクアバレットを打つ=アルセウスに手張りができていないため、インテレオンが殴った返しに倒された後に使うサポートがメロンかキバナに固定されてしまうのも弱いと感じました。(パルキアにはスターポータルがあるのでこの問題は解決されています。)そのため、今回は初手に高確率でアルセウスVを置くことができる構築にしています。

3. 立ち回り

・VSギラティナ

相手の動きを鈍らせるため、序盤マリィを2回打ちます。ウッウで殴られたらチェレンで回復し、新品のアルセウスでウッウを倒します。

トリニティノバで攻撃できたら水エネルギーを裏のアルセウスに3枚付けます。この対面では1体目のアルセウスがスターレクイエムで倒される可能性が高く、チェレンで耐久するプランは取りにくいためです。前のアルセウスがキャプチャーエネルギー+ダブルターボエネルギーでトリニティノバを打ち、かつ水エネルギーがトラッシュに落ちていない場合、前のアルセウスに1枚、裏に2枚付けます。後にキバナを使用しインテレオンで攻撃するためです。

1体目のアルセウスには大きなお守りを付け、かがやくサーナイトも出します。ギラティナがこのアルセウスをロストインパクトで倒すにはツールジャマ―と頂への雪道が必要であり、どちらも1枚採用であることが多いこと、マリィで手札を流していることから、揃えるのは難しくスターレクイエムを早い段階で切らせることができます。

1体目のアルセウスがギラティナに倒されたらキバナからインテレオンを起動し、ギラティナにアクアバレットを打ちます。このときこだわりベルトを付けられると、次のターンベンチのアルセウスVを狙われてもアクアバレット2回でギラティナを倒すことができます。

相手の残りサイドが2枚か3枚になるのでツツジを打ちます。マリィと同様ロストデッキにはかなり刺さります。

アルセウスで殴るだけでは不利な展開になりやすいです。インテレオンのアクアバレットをうまく使えるかが重要になります。

・VSロストバレット

ギラティナよりもきついと考えています。アルセウス裏工作はパルキアと違って序盤からインテレオンで殴るのが難しく、ダメージをアルセウスに乗せられてしまいます。マリィ、チェレンをうまく使いながら戦う必要があります。頂への雪道はツツジとセットで使い、かがやくリザードンの複数回起動を阻止します。

・VSキュレム

アルセウスがワンパンされるため不利に感じますが意外と戦えます。ギラティナ戦と考えることは同じで、1体目のアルセウスが倒されたらキバナ→インテレオンで殴ります。アルセウスを倒すのにエネルギーを多くトラッシュする必要があるため、雪道ツツジを決めることができると止まることが多いです。ですが、これで止まらないとかなり厳しい対面です。

・よくある動き

1ターン目、アルセウスVを置けたもののエネルギーが貼れず、次のターンメロンからトリニティノバを打つもの無理な場合があると思います。
2ターン目の動きはもともといたアルセウスVを進化、スターバースと裏工作で2体目のアルセウスVとダブルターボエネルギーを揃え、アルセウスVをバトル場に出しトリニティチャージ。ベンチのアルセウスVSTARに水エネルギーを1枚付けます。次のターン、ダメージが乗った方のアルセウスをチェレンで回収し、場に残ったアルセウスにチェレンで回収したエネルギーを手張りします。するとダメージをリセットしつつトリニティノバで殴り始めることができ、遅れを多少は取り戻せます。長くて分かりにくくなってしまいましたが、要するにトリニティノバで殴れないアルセウスVSTARをバトル場に放置しないことが重要です。

4. 最後に


最後まで読んでいただきありがとうございました。ロスト系やパルキアが強い環境ですが、アルセウス裏工作もまだまだ戦えると考えています。60枚納得いくリストに仕上がったので、ぜひ使ってみてください。もし質問等がございましたらTwitterのDMでご連絡ください!


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