ピッチャーの球速を上げる
皆さん、こんにちは!
球速を上げる事についてオンライン指導したり・測定会開いたりしてる
酒井竜矢です。
めちゃくちゃ久しぶりの投稿になります。以前までは海外の事について色々と書いていましたが、これからは投球について色々と投稿していきます。
球速くしたいです。
ピッチャーやったことある人なら誰しもが思ったことあることだと思うんです。今まで250人くらいのピッチャーと関わってきましたが、皆さん向上心の塊です。どうやったら今より速い球が行くのか、回転数が上がるのか、キレ・ノビが増すのか。
僕はそんなピッチャーの想いをサポートできる人間になると思ってからは暇あれば投球フォームやトレーニングを考えています。
日々こんな事を考えてると思うんです。俺も球速上げたいって。ピッチャーやってると永遠にピッチャーの様な気持ちになっちゃうんですかね。笑
そんなこんなでつい最近自分の球速も上げてやると思いスタートしました。
酒井の球速アップ!
2019年の10月?11月かな、、理由があり球速を上げ始めたわけなんですが、
その時の球速は119km/h...教えるのと実践するのは全然違うわけで色んなことトライしまくりです。大体、元プロとかならまだしもこんな球速遅いやつで一般人に教えられてもってなりますよね。
↓その時の表示です。
※測定機材はSSKさんのテクニカルピッチ を使用しています。
https://www.ssksports.com/baseball/technicalpitch/
簡単な解説だけ。
①球速 119km/h
②回転数 2190rpm
③SPV 18.37
(SPVとは、ストレートの球質評価指標であり、「回転数÷球速」で求められる。縦回転のバックスピンストレートの場合、SPVの数値が高ければ球質のいいストレートという評価になります。回転軸が傾いているストレートやストレート以外の球質の場合は、SPVの評価は難しいところです。)
ここから、2月までトレーニングより身体の使い方、投球の動きをメインに置き活動を行いました。どういう事をしているのかはまたそのうちに書いていきます。
↓下記が2月の結果
スライダー表示になっていますが、本人はまっすぐ投げてたつもりです。笑
約3ヶ月半でここまで球速を持っていくことができました。
現在で13キロアップ。投げ方、身体の使い方の修正でここまで球速を変えられる事は証明できました。直近5年くらいこれを始めるまで野球ボールを投げる事はほとんどありませんでした。
今後の目標ですが、
3月 135キロ
4月 138キロ
5月 140キロ
6月 143キロ
こんなペースでスピードを上げていきます。
ピッチャーである皆さんに知っていただきたい事です。
ホントに色んな方法があるという事です。球速を上げるのに様々な道筋があります。皆さんの投球フォームに何かしらの個性がある事と同じです。現に250人の皆さんと携わってきた中で、Aさんは上がったけど、その方法でBさんは上がらなかった。なんてザラにあります。
投球フォームの軸となる部分は抑えておかないといけないと思いますが、軸をわかった上での後の投球フォームは好きなようにやっていいと思っていて、スピードを上げることだけ言うのであればどんな道筋でもスピードが出れば正解です。(「試合に勝つピッチャー」や「投球」という事とは別に考えています。)だから、正解なんてないんだと思っています。
常に”気づき”があってそれとイメージを組み合わせる
自分で投球動作の確認をしていて、選手の指導をしていて
「このフェーズのイメージってこうなんだよな。」
こんな風に思う事が多々あります。そのイメージと選手の動きがハマった時はいきなり球が変わります。なんて言うんでしょう、歯車が噛み合うというか、なんというか。自分の頭の中ではイメージできているのに、選手にそのイメージビジョンをうまく伝えて上げれられず、色んな事を教えすぎてしまう。という自分の悪い癖です。
それで混乱してしまっている人は本当に申し訳ないです。そんな時はわかんない。と素直に言ってください。笑 僕も熱くなってつい言い過ぎるので。反省してます。
僕はいつも多くのピッチャーの動画をインプットして、自分の頭の中に蓄積させていきます。そしてポイント毎にお手本とする選手を決めています。
時には選手のお手本としているModel選手を聞き出し、そのModel選手のポイントとなる部分を解説し、イメージしてもらい頭に擦り込んでもらいます。そのイメージと選手のフォームのギャップを修正していくようにしています。その修正の際にいくつかの方法を提示して選手に一番ハマるものを見つけてもらいます。
なので、投球フォームにおける僕のメソッドはありません。いいものは聞いたらその選手に必要であれば取り入れてみる、試す。この繰り返しです。なので、僕も毎回様々なパターンに出会います。
常に選手に提供するものは僕とその選手とだけのオリジナルです。いい意味でも悪い意味でも再現性がほとんどないです。僕の感覚と選手の感覚の擦り合わせが大切になります。いかに選手言うことを理解できるか。こんな所から、僕が
最も重要にしているのは、その選手の声です
・試してどうだったのか
・いつもとどう違ったのか
・ボールの感覚はどうだったか
この辺は必ずと言っていいほど聞きます。
僕が仮に選手たちのチームの投手コーチであれば、もっと選手と毎日擦り合わせできるのにな、と思うと悔しいです。(誰か僕を投手コーチで雇ってください。笑)
特に1週間もしくは1か月に1回のペースでしか選手とはコミュニケーションが取れないので、本当に大切な時間です。彼らの大切な時間を頂いているので。
まとめ
僕なりに、球速について思っている事を書いてみました。もっと書きたい事は頭の中にはあるんですが、これ以上書くと自分でもわけわからんくなってくるのでやめます。またちょこちょこと更新していきます。
少しでも球速くしたいと思ってる選手の皆さんに読んでもらって何か感じてもらえたら嬉しいです。(文章下手なので何言ってるかわからないかも。)僕はもっと世の中の多くのピッチャーが日の目を浴びて欲しいです。
高校・大学・社会人・独立リーグ・プロ野球・海外、もっとワクワクする環境へステップアップできる選手が増えるようにサポートできる環境をさらに整えます。
月1回でも週1回でも一度僕とセッションしてみませんか。全力で皆さんの期待に応えられるようにやらせて頂きます。少しでも皆さんにとって「変われる」「良かった」と思える時間になってもらえれば最高です。
↓↓↓オフライン・オンライントレーニングの問い合わせはこちらまで↓↓↓
fastball.laboratory@gmail.com
宣伝にはなりますが、FBLという月額制のオンラインサイトも開設しています。上記で書かせて頂きました、体の使い方に関するエクササイズを動画で配信、栄養士・トレーナーによるコラム掲載など随時更新していきます。
ご興味ある方は、
こちらのURL内の問い合わせ↓↓↓
http://fastball-laboratory.com
もしくは、fastball.laboratory@gmail.com までご連絡ください。
たくさんの方からのご連絡お待ちしております。
では、また更新します。
Fast Ball Laboratory
代表 酒井 竜矢
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?