速い球を投げる為に・・・
つい10分前くらい、何気なくLINEを開いてニュースを見ていたら、19歳で左利きで164キロ出してるピッチャーがいました。しかも、試合じゃなくブルペンで。恐るべし、、だけど同じ左利きとしては左利きであろうがスピードはやっぱり出せるという事ですよね。これはこれで嬉しい事です。
これがその選手の164キロ記事↓↓
https://twitter.com/Luke_L23/status/1253720336484438017
球速が上がる要素って何なのか?
今日選手の投球フォーム・トレーニング指導をしながら、思った事をザラーっと書きます。
右・左の利き腕によって、オーバースローの人もいればサイドスロー、アンダースローと投げ方によっても違います。
もしここがクリアになっても、その選手の投げ方のクセや身体の使い方、大きさ、要所要所における力の入れ具合などなど本当に沢山の要素が関わっていると僕個人的には思っています。
例えば、A選手は股関節の固さを改善するようなエクササイズを導入したことにより上と下の割れがしっかり作れるようになってスピードがアップしました。しかし、B選手がこれをやったとしても思ったように成果が出なかったりします。股関節が原因ではなかったり様々な要因が考えられると思います。
これにより、その選手のフェーズ・フェーズによってありとあらゆるトレーニングが処方されて、その方法でスピードが上がるとその方法だけが一人歩きしてしまってその選手の状況などは分からないことが多い気がします。
だから、僕はFBLという球速を上げる為のオンラインサイト
https://fastball-laboratory.com/ を開設はしていますが、そこでは球速を上げる為の基礎作りの為のトレーニング・栄養・投球フォームを正しいやり方で知ってもらい、実践してもらう事を目的としています。
僕の頭の中はこんなイメージです。
”球速UPピラミッド”とでも名付けておきます。笑
選手にとって今何が必要なのか、基礎・基本を知ってもらう。
この為であればSNSを通してでもしっかりサポートさせて頂きます。
メディアはどんな記事でもそうですが、人を惹きつける為にうまいキャッチコピーをつけていいように書きます。それはそれでその人たちの仕事なので全然いいのですが、選手はそれに騙されて本質的な所を見失わないでほしいです。
まとめると、周りは周りで自分は自分。周りはもちろん参考にはしますが、自分にとって今その情報(トレーニングなど)は必要なのか、必要じゃないのかしっかり見極めてほしいという事です。
足を上げて立った時の上半身のひねり・・・
今日このnoteを書こうと思ったのはこんな事からです。
足を上げて立った時に上半身のひねりを入れるどの辺まで許容範囲としていますか?他の野球の指導者やトレーナーの皆さん、選手同士だったらどのようにご指導するでしょうか。
僕の場合、この上半身のひねりを何を目的に出しているかを見るようにしています。なぜこのひねりを作っているの?というように問題点となる箇所は必ず選手に聞くようにしています。投げている本人の考えを聞くことは僕の中で重要にしているポイントです。
仮に理論に当てはめたとしても思うようにうまくいかない選手も沢山います。なので、投球フォームに関してはいくつかのポイントを提示して一番今の自分と合うものをチョイスしてもらうような形でシックリ来るものをやってもらう形にしています。そこからなぜシックリ来るのかを紐どいて、トレーニングに結びつけたりしていくと選手もなぜこのトレーニングが必要なのかがわかりやすいんじゃないかな、と思っているので僕はこうしています。
普段からこんな感じで
なぜ、A選手にはシックリ来るのにB選手にはシックリいかないのか
っていう事を考えながら指導したりしています。パフォーマンスが上がるにはいろんなルートがあるんだろなと思っています。
でも僕はどんなピッチャーであってもその選手の限界値(限界値なんて最近の科学で考えたらどこが限界なのかは?ですが。)まで球速を上げられる存在でありたいです。いずれはドリブルデザイナーのような、球速デザイナー?
”投げる”のスペシャリストとして
”世界中の選手の"投げる”というパフォーマンスを極限まで引き出せるやつ”
になります。
世の中はコロナで大変ですが、もっと上を目指しているピッチャーと沢山セッション交わしていければ嬉しいです。
また更新しますー
P.S. 僕も左ピッチャーなので、左ピッチャーぜひセッションしましょう!
冒頭でも上げたようにあれだけ速い球投げられる左ピッチャーが日本から出てくることも僕の夢の一つです。そんなピッチャーに何かしら関われたら嬉しいです!もちろん右ピッチャーも大歓迎ですからねー!!
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