天空の要塞、沼田城~天空のグンマー編その14
前回、休日おでかけパスを握りしめて南関東を東奔西走してから間もなく。
今度はド平日に北に向かいました。
向かう先は再びのグンマー。
ぐんまワンデーローカルパスの旅、今回は14回目です。
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現在は公園として整備された沼田城址にやって来ました。
本丸址を見学したのち、城址公園は天守閣裏手に続いていたので、そちらの方に回り込んできています。
天守閣裏手には一段低い曲輪構造があり、「捨曲輪」と名付けられています。
本丸の背後を守るのが役目の場所です。
要衝と呼ばれる沼田城の中でも、ここは特に重要な防御拠点であったことが、周りを見渡すとよく分かります。
城の周囲(特に北方向)の動きを察知する目の役割。
そして、急峻な地形を利用した本丸背後の防御。
まさに天空の要塞です。
名胡桃城は北条との領地争いで一悶着あったことは有名で。
豊臣の裁定で一時沼田を北条に明け渡した際、名胡桃城に真田がいるのを嫌って、北条が勝手に攻めちゃったということがあったんですが。
それが惣無事令違反として、豊臣の小田原攻めの口実になるわけですが。
まあ、これを見たら目と鼻の先に敵がいますもんね。
それも丸見え。
そりゃ攻めたくもなるってもんだ。
そういえば、この日、意図的に写さないようにはしているんですが、ド平日だというのに結構観光客の方がいらっしゃったんですよ。
上の写真だとちらっと足元が写っていますが。
しかも、外国からの方が多かった。
というよりは、この日はほとんど外国からの方。
それも、どうも集団ツアーみたいな感じじゃないんですね。
どう見ても家族とかのグループでの個人旅行。
個人でここに来るってことは……たぶん、来ていらっしゃる皆さん、ここがどういうところか分かってらっしゃる。
真田家に興味なければ来ませんよね。
どんだけガチ勢なんだ。
そんなわけで、まだまだ捨曲輪を見ていきます。
ここは単純に景色も良いんですが、歴史を踏まえるとものすごく見どころが多いです。
というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。
よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。