県庁そのものがもはや史跡の群馬県~天空のグンマー編その29
前回、休日おでかけパスを握りしめて南関東を東奔西走してから間もなく。
今度はド平日に北に向かいました。
向かう先は再びのグンマー。
ぐんまワンデーローカルパスの旅、今回は29回目です。
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というわけで、前橋駅にやって参りました。
前回も書いてますが、前橋駅の寂れ具合がヤバすぎです。
どうしてこうなった。
とはいえ、駅ナカ結構便利です。
とりあえず、移動してきてこれからまた歩きますので、まずは軽く腹ごしらえ。
そして、バスに乗り換えます。
バスの運行間隔もだいたい10分も待てば市内中心部だったらどこ行くにも次のバスが来るくらいは本数あるんですけどね……。
それにしては、人がいないのはどうしてだろう?
乗ったバスも貸切状態でしたし……。
そんなわけで、やって来たのは……。
県庁ですね。
ここの県庁自体も一部古い庁舎をリノベーションして新しい庁舎に悪魔合体させたような感じに仕上がってる、結構新旧取り混ぜたようなすごい魔改造劇的ビフォーアフター案件に仕上がっているのですが。
そもそも、ここの場合、この建っている場所自体がそもそも史跡なんですよね。
ぶっちゃけ言うと、この県庁、城跡、それも本丸跡に建ってるんです。
他にも城跡に建ってる県庁って、福井県とか、幾つかありますね。
そんなわけで、ちょっとこの辺を少しぶらっと見て回りましょう。
県庁の向かいには、裁判所があります。
裁判所のまわりは水路が堀のように囲んでいて、デモ隊が攻めてきても安心ですね♪
ここは水があんまり綺麗ではなく、ちょっと臭いますから、そういう意味でも防御力は高めですね。
この辺で、通りの向かい側、県庁側を見てみると。
ここでは前橋城と表記されてますが、古くは厩橋城と呼ばれていました。
ここも上野一円を支配する重要な城の一つなのですが……。
ここは上野国の中心都市。
重要地点過ぎて、再利用に再利用が重ねられたためか、あまり遺構が残っていません。
それと、もうひとつ、遺構が残っていないのには地勢的な理由もありまして。
その辺はまた次回にお話したいと思います。
というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。
よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。