本田圭佑語録(ドイツ戦•前半)
最高に最高だった、本田圭佑さん初のW杯解説を文字起こしのようなカタチで反芻していきます。
戦術に関する鋭い指摘の部分には⭐️マークをつけています。
(試合開始までに選手たちにとり大事な事はきかれ)
『イマジネーションですね。ここまできたらやるだけなんで、なるようにしかならない。』
(選手を〜さん付けで呼ぶことについて)
『あんまり(解説を)硬くいきたくないんで普段呼んでる名前でいきます。権田選手はゴンちゃん、マヤはマヤ、ユウトはユウトでいきます。』
(試合前にドイツの弱点を指摘し)⭐️
『個人的に穴だと思ってる選手がいて、ズーレなんですけど、ズーレの裏とか取っていけるとチャンスになると思います。』
(中山雅史にドイツの攻撃をどう抑えるか聞かれ)⭐️
『いや...コレなかなかムズかしい質問で...(答えようとすると)1時間かかるハナシですから...』
👉中山雅史『いいですよ』🤣w
『前田さんが高い位置から(プレスに)行き過ぎると、うしろが付いてこないので..森保監督のライン設定が注目ポイント』
(試合前に自分の今日の解説についてきかれ)
『試合も気になるんですけど、ボクの解説も(どうなるのか)気になってる』
(ドイツのスターティングフォーメーションをみて、やはりズーレが気になるようで)
『ズーレがね、右(SB)になりそうですよね。』
(入場前の代表選手らの表情が映し出され)
『この瞬間が一番気持ちいいんですよね。』
(試合がはじまる選手たちの心境をきかれ)
『始まって最初、ボールさわる瞬間に大体その日の調子がわかる』
(ズーレについて再度ふれて)
『攻撃のセンスはある(選手だ)が、一方で守備はまじで(日本の)チャンス』
試合開始後
(W杯前、調整試合のカナダ戦より高い、日本の守備ラインをみて)⭐️
『前田さんが前線から(ボールを)追ってる。今日は強気にいく戦略ですね』
(試合開始すぐ、ピンチに、ボールを大きく蹴り出す吉田麻也にたいし)
『いいです!』
(前田に良い縦パスが入った日本のチャンスシーンに)⭐️
『これを徹底すればいいです。ジレないことです。』
(前半6分)
『ドイツは明らかに調整不足。
ぜんぜん今日、アル(勝てる)かもしれない。前半のうちに叩きたいですね』
(前田の抜け出しからドイツゴールネットを揺らすもオフサイドの判定になったのをみて)
『これ前田さん、(オフサイド)ライン見られへんかったん?』🤣w
(16分、ドイツ選手に詰められた時の吉田麻也の鋭い回避をみて、ピッチレポの槙野に)
『見た?今の槙野?麻也の切りかえし!? ナイス麻也!』
(17分、ボールを繋いでいこうとしすぎてドイツ選手たちに食いつかれてる日本の状況に)⭐️
『つなぎたくはないんですケドね..』
(22分、ドイツの戦術をみて)⭐️
『タケ(久保建英)がズーレにプレスにいった瞬間にミュラーが外に開くんですよ。』
(23分)
『今のところ、、ニャブリもムシアラもそんなに怖さはない。』
(23分、この試合最大の名言を放つ)
『ギュンドアン、うざいな。。。』🤣
『どこで(ボールを)受けたら日本がイヤか分かってる』
(25分、新しい半自動オフサイドテクノロジーにつき)
『何ですか、それは?』
『あー(納得し、)あれ見たら副審いる?となりますケド』🤣
(26分、ドイツのシステム変更に)⭐️
『コレ、ドイツは凄いなと思うのは、(前半の)最初とフォーメーション変えてんすよ。』
『カナダ戦の後半に(日本が)やられたカタチになってる』
『日本もフォーメーション3-4-3に変えないのかな?』
(28分、変わらぬ日本の戦術に)⭐️
『森保さん、動きたいっスよね、コレ。相手(攻撃)5枚やから(日本守備)4枚で対応する必要ないんスよね。』
(29分、アナウンサーがまちがえて『キープする本田!』といったのに呼応し)
『ボク、出たほうがイイすか?』🤣
(29分、森保監督が試合中に取るメモについてピッチレポーターの槙野に)
『森保さんはどんなときにメモを書くの?』
(31分、ゴールキーパー権田がペナルティキックをドイツに与えたのを見て)⭐️
『コレ、PKで失点してもイイんですけど、どうやって守備を修正するか、そこにエネルギーを注がないと、コレ(PKのピンチを)守れても、あんまり解決にならないっス。』
(32分、ギュンドアンにPKを決められ失点し)
『切り替えましょう。コレは仕方ないんで。』
(33分、日本の最適な戦術を自分なりに説明し)
『ボクやったら伊東さんを右のウイングバックにしてラウムをマークさせます。』
『(長友)ユウトを左のウイングバックにします。』
(34分、動きがない日本ベンチに)
『(選手も)森保さんの指示待ちな可能性ありますね。』
(34分)
『サッカーは心理戦なんでね。』
(34分、コーナーキックのチャンスも、高さ不足の日本について)
『マヤしかいないよね...』
(36分、両チーム、間延びしてきた中盤に)⭐️
『オープンな展開にしたくない。(それは)むしろドイツに分がある。』
(37分、ドイツに牛耳られ気味な中盤に)⭐️
『ラウムは伊東さんがマークすればいいが、ミュラーが(ボールを受けに)下りてきたときに田中(碧)さんが(それに)引っ張られるっていう問題は解決していない。』
(39分、変わらぬ日本の戦術に)⭐️
『ファイブバックにしてスリーボランチにすればいいんですよ』
(40分、疲れの見えはじめた日本選手にたいし)
『選手たちが実際どれぐらい疲れてるのかが知りたいですね』
(41分、変わらぬ日本の戦術に)⭐️
『5-3-2やな...』
『(日本の守備が)ハマってないときって、どんだけガンバっても意味ないぐらい(相手に)ボコボコいかれるんで』
(42分、ウォーミングアップを始めた冨安選手の情報に)
『そうなったら誰と替えるんやろ?』
(45分、ベンチの冨安、浅野のウォームアップに)⭐️
『感覚的には、タケと、、前田さんが替わる可能性あるかな、、』
(47分、ハーフタイム後、後半からの日本のメンバー変更について)⭐️
『交代しない理由がないですね』
(48分、オフサイドポジションにいたハヴァーツのシュートが日本のゴールネットを揺らし...)
『オフサイ!オフサイ!オフサイ!いや、オフサイやろ!
オフサイ、オフサイ!』
『えー?(オフサイド)無い??』
(48分、オフサイドフラッグを上げない、副審に)
『テクノロジー発動でしょ!これ』
その後、ぶじオフサイドがみとめられ、、、
前半終了。
ドイツ 1-0 日本
このあと後半、森保監督の見事すぎる
戦術変更で、日本がドイツから大金星⭐️を
あげたのは皆さまも知るところであり、
その変更内容が、前半のうちに本田圭佑が
語ったところと合致していたことに
驚いた方も多かったことでしょう。
鋭い戦術眼と、
かみくだいた分かりやすい語り口。
わがやでは、
松木安太郎の陽キャぶり
と
戸田和幸のインテリジェンス
を
ミラクルハイブリッド
したのが、本田さんの解説ではないか?
と話題です。
コスタリカ戦、スペイン戦も
解説担当されるみたいなんで
相当たのしみにしています。
ドイツ戦、後半の文字おこしも
もし需要が高まればやりたいと
思います。