南大阪 二郎系ラーメン 地殻変動
〜その②
足繁く通うようになった
歴史を刻め なかもず
であるが、やはり
作り手のメンツが魅力的であり
屋台骨ショーヘイさん(初代店長)
革命家シュウさん
安定のスーさん(二代目現店長)
愚直なヒロさん
開店当初から去年中ごろぐらいまでは、この黄金のカルテット。
まさに誰が麺あげ(麺•スープの仕上げ)担当の日に行っても美味い。
というような状態でした。
しかし、そこはさすが二郎系&sns時代
ユーザーは、自分好みの麺のゆであげ時間で仕上げてくれる担当の人の日に狙って行く
というような流れがあることを知り
ビビった💦
『きょうの営業をはじめます』
の、ツイッターのツイートを、どの担当者がアゲてるかを見て、今日いくかいかないかを決める人や、果ては。自分の好きな麺あげ担当者に対してsns上で
『今月のシフトをおしえてください』
と打診してる猛者もいたりしてるのを見た。
前述したように、
自分は、誰が麺あげの日にいっても
【なかもずは美味い】
と確信しているので、特に気にせず行きたいときに行ってたりしてたがやはり中でも
ショーヘイさんや
シュウさんのラーメンには
魅力をかんじてた
何度も、足繁くかようと、
その店の、日差変動
つまり日による出来上がりの差異にきづくことになってくる。
二郎系の場合ならたとえば
いつもはシャキシャキ野菜なのに今日はクタだな
とか
いつもよりもややデロ麺だな
とか
スープが濃いな、あるいは薄いな
とか
乳化の度合いがキツいな、あるいは緩いな
といったあたりでしょうか。
自分も好きで行ってるだけで精通してる訳ではないので、二郎系を極めている人からすれば、もっとたくさんのジャッジポイントがあるのかもしれませんが。
それでも、なかもずは
『ガワ(大枠)』が良いのか
どのメンバーがアゲても標準的にウマい
という稀有なラーメン屋でありつづけました。
そんな中でなぜ
ショーヘイさんや
シュウさんのラーメンには
魅力をかんじてた
かというと
やはり、そこは人間、
ショーヘイさんは顔なじんでくると
オフの時間帯(休憩時間)でも
ちょいと雑談でしゃべりに店前にでてきてくれたりしてた。
sns展開は最小限にみえるショーヘイさんだけど、その分、来客との繋がりをリアルに、大事にしてくれてるように感じたし、そんな人のつくるラーメンは
シャープでキレがあった。
としかいえない様子であった。
シュウさんはと言えば。。
とにかく細やかだった。こちらの好みの分量や盛り付けまでいつのまにか記憶してくれてて顧客個々の好みにその都度カスタマイズしてた。
記憶に残る分だけでも
わたしが、
チャーシューは脂身が少ない部分が好き
なことや
ヤサイはガッツリ盛りが好き
なことは記憶してくれていて、
自分が盛り付け担当じゃない日でも、その日の盛り付け担当の人に助言を加えくれてたりしたのを見た。
これには感動した。
自分もサービス業の一端ではたらいているものとして勉強までさせてくれるのかこのラーメン屋さんは!
とすら思ったね。
新メニュー開発やsns展開でも
なかもずを引っ張ってたのはシュウさんだったなと
おもうが、そのシュウさんが
突如、なかもず店ならびにラーメン荘グループを
卒業するという情報が本人sns上で発表されたのが
今年2021年の4月末ごろ
だったろうか。
〜その③へつづく