フジロック'22 〜おんがくばなし〜Day❷完結編一歩まえ
これだけ間隔をあけて、当日レポを書くのは新鮮です。
2022年のフジロック参加して、ありがたいことにDay❶(金曜日)とDay⓪(余談)の記事がたくさん❤️いただけましたので、Day❷(土曜日)の詳細レポも上梓いたします。
2〜3日間、フェスに参加したあとすぐに
◯◯が今年のマイベストアクト!
ってTweetしちゃうのも好きなんですけど、実はベストアクトって、それから1ヶ月くらい経過したのち、それでも日常の中でふと....
やっぱあのステージ、ヤバかったよなぁ!?
ってフイに思い出すものの中にあると思ったりする今日この頃。
そういう意味でいうなら、この日のアクトの中で爆裂的に何度も思い出されるのは
Jack Whiteでした!
のっけからヤバかったですねー。
新アルバム『Fear of the Dawn』のオープニングナンバーでもある、
Taking Me Back
です。
火花が飛びちるかのようなギター🎸リフから始まるこの曲は、新アルバム発表時に、今のJackのスタイルが完全ギターロックモードであることを高らかに宣言する(この人はずっとそうなんですけど)攻撃的ナンバーであり、一聴して、にやけてしまうほど胸のすく思いがした大好きなナンバーです。
Jack Whiteの簡単な年表
1997年 デトロイト出身でのちに妻となるメグ・ホワイトとザ・ホワイト・ストライプスを結成。
2000年 メグと離婚。
2001年 アルバム『White Blood Cells』からのシングルおよびミュージック・ビデオの『Fell in Love with a Girl』がヒットし世界的名声を獲得。
2006年 ブレンダン・ベンソンとザ・ラカンターズを結成。
2009年 ザ・キルズのアリソン・モシャートとザ・デッド・ウエザーを結成。こちらのバンドでも成功を収める。
2011年 ホワイトストライプスを解散。
2012年 ソロとなり初となるアルバム『ブランダーバス』を発表。
2014年 ソロ2ndアルバム『ラザレット』を発表。(1991年の統計開始から最高成績となる初週売り上げを成し遂げる。)
2018年 3rd 『ボーディングハウスリーチ』発表。
2022年.4月 4th 『フィアーオブザドーン』発表。
2022年.7月22日 5th 『エンタリングヘヴンアライブ』発表。
2022年.7月30日 フジロックフェスティバル'22 Day2 (土曜日)のヘッドライナーとして登場。
正直、ホワイトストライプス時代も含めて、その衝撃的な2ピースStyleにド肝は抜かれつつも曲を熱心に聴くファンとかではなかった。
ただ、米国🇺🇸での(また、欧州での)この方々の成功ぶりは群を抜いており、ロックの最大値をたった二人(女性メンバー•メグはドラムを担当)で体現する姿勢に感銘をおぼえていた。
Footballが大好きなわたくしは、
欧州の名だたる大会の、あるいはチームの、スタジアムアンセム🏟として『Seven Nation Army』が熱烈に受け入れられ人々がシングアロングするのを見ていた。
ギターリフ一発で、世界は変えられるんだということを証明した曲だ。
この日のフジロックでのパフォーマンスにもっとも類似している、今年の(2022年)英国🇬🇧Glastonbury Fes. ヴァージョンも貼っておく
生まれてはじめてJackのライヴをみたけど、完全にノされた。。というのが正しくて、HipHopやラップミュージックの台頭で、ロック不毛の時代といわれて久しい中、
あなたがロックを...
ロックそのものを
体現しつづけて
くれてた方だったのですね....!
と、アホくさい感傷に耽るほどには
ブチのめされていた。
弾いてるギターと一体になっている
とか、
ギターのことが好きでたまらないかのように
弾く
なんてアホくさくも考えていた。
その姿はもはや
ギター神🎸
でしょう。あなたさえいれば当世しばらくはギターロックも安泰でしょうね、と言わざるを得ないほどブチのめされたステージだった。
ソロキャリアの曲を中心に、ホワイトストライプス、ラカンターズ、デッドウェザー時代からも何曲か披露されていたようだから往年からのファンの方たちも大満足のステージだったんじゃないか?
つか派手な過度な演出もなく、これだけ、ギターの音圧、バンドプレイ、ボーカルだけに頼りながら目が離せないステージなんてそうそう、お目にかかれるもんではない。
年表を見てもらえればわかるとおりJackは2022年、2枚ものオリジナルアルバムを発表し、フジロックにも出演し、フジ明けの月曜日にはTV番組『スッキリ!』にも出演した。
日本のJackファンにはたまらない年になったし、極東の国までくまなく回ってくれたことに感謝だし、日本のファンとの蜜月がこのさきも約束されるようなそんなステージだった。
次回のnoteではJack以外のステージ見たアーティストや、友達ともこの日、合流しましたのでフジロックのハード面でのすばらしさについて記載してゆこうと思います。
ひきつづきよろしくお願いします🥺