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FARSPORTSお取扱い開始

こんにちは!タブチンです。

タブチン

この度、FARSPORTSのお取扱いを開始致します!
その背景として2025/1/11-13に行った中国メーカー大試乗会での結果があります。

そのイベントでは
EliteWheels
Yoeleo
FARSPORTS
LUN HYPER
の試乗ホイールがありましたがユーザーファーストインプレッションで反響が良かったのはFARSPORTSでした。

えぇ?そんなにいいの?
とお客様のあまりの声に試乗会後、私も300kmほど乗り込んでみました。

【日本限定モデル】FARSPORTS X-TREME R5
今回、試乗会にお借りしたモデルは日本限定モデルとなる「X-TREME」シリーズ。

X-TREME R5(50mmハイト)

【スペック】
ホイールサイズ:700c

重量
▪️45mmハイト1210g±30g
▪️50mmハイト1230g±30g
タイヤの互換性:クリンチャー/チューブレス
リムハイト:45,50mm(前後異形も可)
内幅 24 mm
外幅 30 mm
リム仕上げ:グロッシーブラック
フロントハブ:12×100mm / QR×100mm
リアハブ:12×142mm / QR×135mm
ベアリング:スチールベアリング
(セラミックベアリングへアップデート可能)
ブレーキタイプ:ディスク(センターロック)
フリーハブタイプ スターラチェット32T
スポーク:カーボンスポーク5.2mm
フリーハブの互換性 シマノ / SRAM XDR

【実測】

フロント 562g (50mmハイト)
リア 681g 50mmハイト

実測値も1231gとカタログスペック通り。
重量を重視するライダーにとってテープレスという点も嬉しい。

【インプレッション】

スーパーシックスに装着

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【ホイールインプレッション】
評価基準
各性能を100点満点で評価。
100点連発のレビューを避けるため
「70点以上は良いライン」と基準を設定

■「加速性」(低速)
ゼロスタートや低速度の加速性
レースシーンではほとんど必要とされないが
ストップ&ゴーの街中等での快適さや操りやすさに直結する。

■「加速性」(高速)
時速30km〜40kmからの加速性能
レース中のアタックやスプリントなどホイール全体のバランスが必要とされる

■「高速巡航性能」
空力に加え高速時のペダリングのしやすさ
高負荷時の維持のしやすさなど加味した評価

■「登坂性能」
ヒルクライム性能
重量・剛性が大きく直結する
軽くて硬い=良いではなく、体重や好みによっても評価が左右される

■快適性能
振動吸収性の良し悪し。
リムの形状や幅に左右される為
使用時の空気圧・タイヤの種類などを記録した上で評価して頂きたいです

■コストパフォーマンス
価格等に対しての性能などを加味した総合的な評価

■総合評価
各ライダーのお気に入りポイントやおすすめのライダー像
など総合的なコメント
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【レビュー本文】
使用機材
フレーム:cannondale supersix evo
コンポ:DURA-ACE
ホイール:FARSPORTS X-TREME

【一言インプレッション】
正に日本ユーザー向け、オールラウンドホイール

■「加速性」(低速)
80点
乗った時のファーストインプレッションは
「素直な乗り心地」であった。
重量面だけでみると長らく使用しているEliteWheelsよりも軽いはずなので軽さを感じてもおかしく無いのだが、まず感じたのは「扱いやすさ」だった。
肝心の加速感だが、ホイールの軽量さと極太5.2mmのエアロスポークの剛性感もあり非常に好感触であった。

緩斜面の続くヒルクライムやコーナーの立ち上がりは他のメーカーホイールと比べても非常に武器になる点だ。

■「加速性」(高速)
80点
高速域30km〜40kmの加速については50mmハイトの高さ故に高速域からの反応も悪く無い。
ネガティブな印象は受けなかった。
あれ?いい感じだ。

■「高速巡航性能」
70点
平坦を45km/h程で巡航してみた。
上記の加速感も相まって高速域にまでの伸びは苦労しなかった。
決して悪くない印象だがEliteWheels DRIVE Helixなどのウェービングリムと比べると若干劣ると感じた。

愛用中のDRIVE HELIX


■「登坂性能」
80点
ホイール全体でも1230gと非常に軽量なホイール。
無論、軽さだけが良いホイールの基準では無いが、大きな評価点であるのも間違いない。
純粋な軽さが早さに直結するヒルクライムにおいてはR4の45mmハイトの方が決戦輪として優秀だろう。

■快適性能
90点
今回は28CのコンチネンタルGP5000をチューブド(TPUチューブ)で使用していた。
リム幅は内で24mmとかなり広く設計されており、外幅も30mmと2025年現在では最もワイドな部類だろう。
冒頭で感じた「素直さ」はこのワイド設計なリムにも大きな要因があると感じている。
50mmハイトのリムと極太のエアロスポークの合成感をエアボリュームのある28Cのタイヤとワイドリムで上手く補っていると感じた。

外幅は30mmのワイド設計


チューブレス運用にすればより安定して乗り心地の良い走りになる事は明白ではある。

■コストパフォーマンス
70点
2025年では188000円
2024年シーズンでは多くの中国メーカーが日本市場に参戦し、競い合っている。
中国メーカーのなかはで特質して安い!という価格設定では無いが、市場全体で比べた際にはかなりコストパフォーマンスの良いアッセンブルだと思う。

■総合評価
90点

総合評価点が高くなった要因は兎に角
バランス」の良いホイールだという事。
もっと軽量なホイールはあるし、もっと平坦の速いホイールもある。
ホイールのパラメーターがあるのであれば、どこかが尖って居ない綺麗な五角形のようなパラメーターになるホイールだと感じた。

これが「日本限定」という点も納得感がある
2025年より国内代理店さんが決まり、代理店さんとメーカーの共同で日本市場に合わせたアッセンブルを行ったそうだ。
それも頷く、シンプルなロゴデザイン。軽量且つエアロスポーク、テープレスのワイドリム。

日本市場にはとても需要のあると感じる点が豊富だ。
実際に本国サイトや海外通販サイトでは詳細は出て来ない。

私はロードレースをしたい!
そんな人にはDRIVE HELIXをお勧めしたい。
しかし、
▪️様々な用途で幅広くこなしたい。
▪️ヒルクライムレースに向けて軽量化したい。
▪️シンプルなデザインでまとめたい
そんな方にはFARSPORTSのX-TREMEはお勧め出来るホイールだ。
「癖のなさ」が際立ったホイール
ただし、その「素直さ」は裏を返せば、特定のシーンで抜きん出るわけではないとも言えます。
正にオールラウンドモデルと言っていいだろう。

そんな点もまさに日本市場に向けて考えられた
ホイールのFARSPORTS X-TREME
TRYCLE / BARACANでの先行予約が開始しました。

気になる方は是非、お問い合わせ下さい。
https://trycle.thebase.in/
TEL:05088903572
担当:田渕

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