2020~2021年に書いたお話を振り返ってみる

 2019年の末、はじめての長編完結記念に今まで書いたお話を振り返る記事を書きました。2年ぶりにそれをやります。来年からは毎年できたらいいね。
 並びは執筆を開始したおおよその時期順です。あと引用機能を使って文字数とかジャンルとかあらすじとかの詳細欄を設けてます。

2015~2019年編はこちらから(もう使ってないブログですが)

放課後のアトリエ、春は逢瀬(第8回書き出し祭り)

※これだけ2019年12月だけどゆるして

ジャンル:ヒューマンドラマ
種別:そういう企画なので冒頭1話のみ
執筆開始時期:2019年12月
文字数・話数:3,801文字

 書き出し祭りとは、小説家になろう上で定期的に開催されている、ラノベ作家の肥前文俊さん(@Hizen_h)主催の個人企画です。応募に集まった先着100人が『連載の第一話』を想定した3200~4000字の書き出しを執筆し、匿名で一斉に公開する。25作ずつ4つの会場に分けられて、読者は各会場で上位3つまで気に入った作品に投票し、後日結果が発表される。そんな企画です。読み手を引き込むための冒頭づくりが鍛えられます。
 現在は第14回が開催中です!

 ウケとか狙わずいつものようにノープロットで好きに書きました。思いっきり一般文芸寄りだし地味だしまああんまり評価はされないだろうなと思ってたけどふたを開けたらめっさ評判がいい。よかったところとご指摘が半々くらいの感想はありましたが、指摘のみとか好みじゃなかったみたいなご感想はひとつもなかった。ポイントこそそこまでだったけど、うれしかったねえ。うれしいご感想いただけると跳び跳ねるくらい喜んじゃいますね。
 なお、連載の予定はないです。大学の講義で習った美術教育界の運動に、想像美育運動というものがあるんですけど。それにずっと持っていた疑問を形にしたのが「放課後~」なのて、たぶん連載したら思想が強くなりすぎるんですよね。
 出来自体は自作の中ではわりといいほうだと思います。よくこれを4000字に無理なく詰め込めたな。

余談:歳の差百合のつもりでタイトルつけたのにいざ書いたら百合がどっか行った……

をちみず忌譚

ジャンル:和風ホラー
種別:短編
執筆開始時期:2020年1月
文字数・話数:3,661文字
あらすじ
今は昔。若返りの水が湧くという泉に落ちた、哀れな男がおったそうな。

 ホラーやりたいな~って書いたはいいもののよくわかんないものになった気がする時代伝奇ホラーです。6時間くらいかけて1日で書いた。恥ずかしながら時代ものミリしらなのでたぶん言葉遣いがめちゃくちゃ。でも中身はそれなりにまとまってるとは思います。
そ ういえばメリバはじめて書いたかもしれない。

余談:変若水でピンときた方がいるかもですけど、思いっきり某葦名ゲーの影響を受けていますね。梟の前あたりで止まってるのでいずれ続きやらなきゃ……

滲音かこい短編小説集「滲色平月」への書き下ろし群

ジャンル:UTAU二次創作・ヒューマンドラマ
種別:連作短編
執筆開始時期:2020年1月
文字数・話数:20,464文字(かくしあい) + 7,058文字(飛べないあの子は夜光蝶の夢をみる) + 4,734文字(三歩前へ)
あらすじ
 同じUTAUの葛駄夜音ちゃんと、そのマスターで人気急上昇中のボカロP、シラヌイさんの家へお呼ばれしたふたり。お互いの家の違いと、ボーカロイドの使命について考える話。UTAU同士のほほえましいシーンもあるよ。(かくしあい)
 
 なぜか、ひとけのない夜の丘にいたかこいちゃんの前に、光る蝶の群れが現れる。気づけば自分にも蝶の羽根が生えていたけど、跳べないし光らなくて――彼女はそんな夢をみたらしい。夢が何を表しているのか気づいてしまったマスター。ふたりは、目を背けていた、かこいちゃんの『ある秘密』と向き合うことになって――(飛べないあの子は夜光蝶の夢をみる)
 
 かこいちゃんとマスターが雨上がりの町を散歩する話。マスターがちょっとした決意を固める話でもある。平和なこの短編の中でもトップクラスに平和。(三歩前へ)

(リンク先は通販の告知ページですが、表紙とあらすじの画像が載っているので。通販ページは現在閉じています)

 かこいちゃんの小説本出したいなーってなる最初のきっかけが2018年の6月で実際に決心したのが2018年の11月だそうです。有言実行しました。1年5ヶ月後。
 これ引っ提げてはじめての即売会サークル参加の予定が、コロコロしたせいでイベントが中止になるなどしましたが無事世に出せました。いやーがんばりました。めっさがんばりました。ちゃんと本になってた。もちろんなかみもたくさん愛情込めました。今のところわたしの最高傑作だと思います。ふだん一次ばっか書いてるのによ~~~。

 自分の作品を語るときはあまり核心に触れすぎないようにしたいので各収録話についてはさらっといきます。

・かくしあい

 この本の文字数の半分くらいを担っています。2万字ちょっとある。
 かこいちゃんは今さら言うまでもなく大好きですが、葛駄夜音ちゃんもめっさ好きなんですよね。妖しくてかわいらしいビジュアルに似合った舌足らずな声、よい。というわけでマスターが別々のかこいちゃんと夜音ちゃんが出会って仲良くなる平和な話……かもしれないしそうじゃないかもしれない。思想はちょっぴり入りすぎている。そもそも彼女たちのマスターが『稀に趣味でカバー作るけど基本的にはリスナー』と『人気急上昇中のボカロP』ですからね。思ったことを手当たり次第に入れたりもしてますが、最終的にはやさしい話になりました。

余談:きっと誰にもわからないネタなので自分で解説しちゃうんですが、今をときめくボカロP『シラヌイ』氏が以前組んでたバンド『LO Lone Wolf』の名前の由来について。あれはキタニタツヤ(こんにちは谷田さん)氏が以前所属していたバンド『羊の群れは笑わない。』の逆です。笑う一匹狼。
え? 『笑う』どこって?  ちゃんとあります。しかも2つ。

・飛べないあの子は夜光蝶の夢をみる

 謎のファンタジーみたいなのから始まってなんだ夢かからの自分と向き合おう展開。ここまで独自設定ぶち込んでいいのかな……と思いながら書いてました。作中にホットケーキが出てきましたが、美味しそうに書けてたでしょうか。
 あと、電気羊パロディっぽいタイトルで物理的に夢を見てる激レアな作品だと勝手に思ってます。

・三歩前へ

 連作短編を締める最後のお話。タイトルとかいろいろ絡めてきれいに落としすぎな気もしたけど、作中のみんなが幸せそうなのでいいのです。最後まで雰囲気一貫できたのも自分を誉めてあげていいと思います。

 ここから宣伝です。わりと長いこと通販を止めてましたが、来年2月12日(土)開催の同人即売会「VOCALOID M@STER 47にサークル参加します。この本も再販します!!!  本に出てきた作中曲(やイメージソング的なもの)を実際に作ってみたミニアルバムも新譜で出す予定なので、そちらも含めてよろしくお願いします。なおスケジュールが鬼。

ふだんポエマー扱いの俺が、クラスの天使に詩の師匠と呼ばれている

ジャンル:青春ラブコメ
種別:連載、計6話(更新停止中)
執筆開始時期:2020年4月
文字数・話数:21,048文字
あらすじ
「奥永 優仁(おくなが ゆうじ)さん!わたしをあなたの弟子にしてくれませんか!」
 ちんちくりんなクラスのマスコット的存在、鳥羽 比奈乃(とば ひなの)さんは、教室のど真ん中で言ったんだ。見た目だけは強面でチャラそうな、ほぼ初会話の俺に臆することなく。
俺が趣味で書いて(いて、ポエマーと茶化される原因になって)いる、詩の書き方を教わりたいと言ったんだ。
『1対1のじっくりした会話が苦手な、見掛け倒し系まじめ男子』と、『人前で話すのと、3人以上の会話が苦手な、小動物系箱入り女子』。おくびょうで恋愛初心者なふたりが、詩を通して苦手と向き合いながらじわじわ距離を詰めていく青春ラブコメ!

 いま青春ラブコメが熱いと聞いたのでゴリゴリに狙……おうとして狙えてない気がするやつです。小説を絡めたラブコメはたくさんあるからって詩で逆張りすな。それで詩の書き方あんまりわかってなくて困るな。
 連載止めてる一番の原因は主人公とヒロインよりサブキャラの印象が強くて食われそうってことなんですけど。特に何話かあとで出す予定だった性癖ガン詰めサブヒロイン、宮台咲ちゃん。たぶんヒロインよりキャラが濃い。
フォロワーのラブコメ戦士の方から「お前こういうのバリバリやれんじゃねえか」(意訳)とお墨付きをいただいたので、いずれ連載再開したい気持ちはあります。書き直しはいるけど。

きみの背中を見せないで

ジャンル:ヒューマンドラマ、百合(にしたかった)
種別:連載、全12話(完結済み)
執筆開始時期:2020年11月
文字数・話数:53,429文字
あらすじ
 小牧彩夢(こまきあやめ)は、青春のすべてを陸上に捧げていた。――そうでもしないと、到底勝てない人がいるから。それも、よりによって同じ部活、同じ長距離選手の同級生。
 大会どころか普段の練習でさえ、彩夢はその同級生――丸森さくらに一度も勝てたことがない。だから一度でいい、高校生の間に大会であの人を打ち破る。そうじゃないと、ライバルとすら見てもらえない。大きな背中を見て走るのはそろそろ終わり。
「きみはきみの、わたしはわたしのやり方で頑張って――その上でわたしは、きみを超える」
 青春の大舞台、高校総体で彼女たちはぶつかる。高校ラストシーズン、覚悟を決めた陸上少女のライバル百合。

 ライバル百合をやるぞ~~~!!と思って書いたけど友情止まりになったので百合じゃないかもしれないやつです。こいついっつも思ってたんと違うもの生み出してんな。陸上なんもわからんなりに調べて書きました。
 どう考えても5万字ちょっとでやる内容じゃない以外は結構がんばったと思います。9話のシーンがやりたくて書いたのでそこだけでも見てほしい。激熱にしました。
 5万字ちょっとでやるな問題がでかすぎますが……。なんというか、長編の重要なシーンだけ拾い集めてダイジェストにした感がすごい。先ほど話題の出たラブコメ戦士の方には「俺が書くなら30万字は使う」とのお言葉をいただきました。

余談:(主に)2020~2021年に書いてたお話なのに作中の時代設定が2018年なの何か意味あるの? それはね、2020年の高校総体(インターハイ)はコロナ禍の影響で中止だったから現実とずれないようにするためよ。

地鏡(ボカロ曲闇鍋二次創作)

ジャンル:わからん
種別:短編
執筆開始時期:2020年12月
文字数・話数:12,245文字

 こちらの企画への参加作品です。みんな曲紹介とか実質論文とかだったり(それもおかしいが?)するのに、ひとり小説を書きました。闇鍋の主な具材は『砂の惑星』×『君が死んでも歌は死なない』。  『Sadistic.Music∞Factory』も少し入ってます。好きな曲と好きな曲を混ぜよう! ポストアポカリプス繋がりだし! という安易な動機から生まれました。

 砂の惑星ミクさんのかっこよさをもう少し出せたらよかったな~~~とは思います。伏線も驚きもそれぞれの思いもしっかり入れて、いい出来になった自信はあるけど。さっきも言いましたが、なんで一次メインの物書きなのに二次創作のほうが自信作になるんですか?
 あと、完全にノープロットだし設定も描きながら考えました。焼きそばさんわりとそうだけど。プロット組むのは脳内にある展開や構成を一度整理して、読み手に楽しんでもらうための取捨選択をするきっかけとして大切なのはわかってるんですけどね。ネタ思いついたらどうしてもすぐに書きたくなっちゃう。

魔女は孵る ~子爵令嬢イザベル・フィヨンに関する数奇な報告~

ジャンル:ハイファンタジー
種別:短編
執筆開始時期:2021年2月
文字数・話数:9,166文字
あらすじ
 とある王都に、ひとりの貴族令嬢がおりました。華やかさこそやや欠けていましたが、文武両道、心根の優しさ、礼儀と気品……等々、多くを持ち合わせた彼女は――

『破滅の卵』と、呼ばれていました。

 恐るべき魔物の生まれ変わりと噂される少女イザベルについて、お目付け役に任命された魔物研究員アドルフが残した10年ぶんの報告書――の形式でお送りするファンタジーです。

 元は大学の文芸部の部誌用に2日で書いたものです。2日で書くな2日で
ネタ自体は2019年の7月からあったんですけどね。

 これです。急にあらすじが降りてきたし、この文章ほぼそのまま投稿時のあらすじに使った。
 お話としては珍しくコメディ多めです。中盤までは。後半だいぶ真面目モードなのでよくない落差が生まれちゃいましたね。手記形式はじめて書いたけど楽しいですね。あるweb小説に影響されてやってみました。正直遠く及ばないけど……

ある少女の手記(佐藤悪糖)

 こちらです。悪糖さんの書く女の子はつよくてかわいいのでいいぞ。目的のために他の全てを諦める覚悟を決めた子たちです。
 他の反省点には、恋愛ものっぽく終わるのにそれまでの描写が少なすぎて感情移入しづらいところがあります。魔法の設定は即興のわりに魅力的なものができた気がします。

わだつみさまの花嫁 ~家族と村の人に疎まれて海の神様への生贄にされたけど、海底生活は地上より幸せです~

ジャンル:異世界恋愛、ハイファンタジー、異類婚姻譚
種別:連載、計12話(連載中)
執筆開始時期:2021年3月
文字数・話数:37,608文字
あらすじ
 わたし、レナータは、海の幸と織物だけが名物の小さな村に住んでます。でも、不器用で機織りが苦手だから、家族にも村の人にも冷たい目で見られてる。だけどわたしも十五歳。成人したから、結婚話だってくるんだよ。お相手は――村と契約している、海の神様!?
でも、知ってる。二十年に一度、村から選ばれる『海神さまの花嫁』。あれは嫁入りなんかじゃない、生贄だって。わたしは花嫁衣装で海に沈められてしまうのでした……あれ、生きてるよ?
「ここでの暮らしに耐えうる器か、見定めさせてもらおう」
 気がついたら海底にいたわたしの前に、威厳たっぷりなコワモテの海神さま。さっそく夫婦の契りを結ばされて、やっていけるかなあ――って、土下座された!?
「余はもはや、姿を保つことすら危うい。どうか力を貸してはくれまいか」
 海神さまが力を取り戻すには"清らかな愛の力"が必要らしくて。見た目も立場も違うわたしたち、本当の夫婦になれるかな。わからないけど――意外とへたれかわいい海神さまとの生活は、村暮らしよりずっと楽しいです! あの人たちが今のわたしを見たら、どんな反応するかなあ。 

 流行りと向き合うのを諦めない麺類、n度目の挑戦。
 
 いま追放ものと女性主人公の異世界恋愛ものが熱い
と聞いたのでゴリゴリに狙……おうとして狙えてない気がするやつです。またか。
 少女漫画っぽいのを意識してがんばっています。ドキドキハラハラもありつつ、基本的には明るく軽く読めるようにしたい。すべてに原理とか背景を用意して理論武装しちゃう癖が抜けてなくて、やたら設定が多いですが。
 他の原稿とかミニアルバムに時間取られててしばらく更新止まってますが、3月中には再開したいですね。

余談:中盤に戦闘シーンがそこそこ入る予定なのでそれがどう出るか不安がすごい。主人公はあまり前線に出ないようにする予定だし、言葉で解決できるところはそうしたいですね。

ラン・アンド・ラン(共通タイトルアンソロジー参加作)

ジャンル:SF,ヒューマンドラマ
種別:短編
執筆開始時期:2021年8月
文字数・話数:6,820文字
あらすじ
 数々の感染症がはびこり、地球人口が激減した近未来。『人類を人為的に"進化"させ、この環境に適応して生き延びよう』と謳うある新興宗教は、教祖(に仕立て上げられていた)少女の逃亡を機に瓦解した。 その5年後、少女の逃亡に関わった男のもとを、ひとりの記者が訪れる――

(リンク先は試し読みです。通販は現状ありませんが、頒布については後述)

 以前参加したアンソロジー用に書いたお話です。「ラン・アンド・ラン」という共通のタイトルで各々好きに書くやつ。このアンソロジー、1/16開催の小説系同人即売会、文学フリマ京都でも頒布予定ですのでなにとぞよろしくお願いいたします!詳しいことは近いうちに宣伝します。
 他みんな現代ものなのにわたしは進化論SFをやりました。まあジャンル迷子の疑いがありますが。設定はがっつりSFなのに話の筋がそれSFじゃなくてもできたよね?って感じだし、タイトルとお話の絡め方うまくないし。
なお焼きそばさんには珍しく純粋バッドエンドです。後味の悪さ、自分史上ワースト1位。

余談:実は途中まで書いたものを1回没にしてから、設定だけ流用して別のお話を書いて今があります。没原稿は中学生が主人公で恋愛もの風味でした。あとSF設定がもっと作品に絡んでた。没になったのは主人公たちをキャラ立ちさせようとしてダダ滑ったのと、設定語りのオンパレードになったからです。お墓まで持っていきましょう。

envysion ~同級生に彼氏を奪われそうな女の子の話~

ジャンル:青春恋愛
種別:短編
執筆開始時期:2021年8月
文字数・話数:2,528文字
あらすじ
素直になりきれない優等生の少女は、おとなしい小動物系の同級生(ただし覚悟完了済み)に彼氏を奪われそうになっている。彼氏が完全に目移りする前にどうにかしなきゃ! バレンタインデー直前、優等生の少女が同級生に宣戦布告するまでのお話。

 nogi(@Nogi_utau)さんの曲の二次創作小説です。ご本家とほぼ同時投稿。

 経緯は上の通りです。
 ご本家についてですが、小説のサブタイトル通り、好きな子を別の女の子に取られそうな女の子の曲です。続き物なのでニコ動の概要欄にあるsionシリーズ』から関連曲もぜひぜひ!

 いや~二次創作ってむつかしいね~~~。ご本家(とその関連曲)のストーリーや歌詞をなぞるだけになっちゃった。よほど外れない限り好きに書いていいとのことだったのにね。
 主人公の心理描写は頑張れたと思います。

(↓ここからしばらく表に出せてないゾーンゆえ詳細欄はありません)

???(坊っちゃん文学賞応募作)

 まだ結果出てない公募作品なので詳細はひみつですが、ミステリをやるぞの意気で書きました。できてはない。

???(書き出し祭り用作品)

 先述した書き出し祭りの第14回用に書いてましたが、〆切に間に合わせられず運営の方にご迷惑をおかけしました……。そのあと最後まで書き上げたので、いずれ来る第15回のリザーバー制度(参加者が辞退や期限に間に合わないケースに備えて補欠登録できる制度。空きが出るたびにリザーバー登録者の中から抽選で選ばれる)用に準備しておくつもりです。普通に参加するのは申し訳ないので。

???(文学フリマ広島にて頒布予定のアンソロジー用作品)

 青春直球勝負しました。1.9万字越えです。遠くないうちに詳細出ると思います。

空想ヒストリー(鏡音リン・レン二次創作)

ジャンル:鏡音リン・レン二次創作
種別:短編
執筆開始時期:2021年12月
文字数・話数:2,175文字
あらすじ 
 14回目の14歳の誕生日を迎えた、鏡音リンと鏡音レン。マスターが家にいない間、とりとめのない話をしていると、リンが急に「3歳とかさ、ちっちゃいころって何してたのかなー?」と言い出した。そんなもんないよとたしなめるレンだったが、会話の流れで、0歳から今まで(14歳)の架空の年表』を作ることになり……?

 リンレンの小説コンテスト!? 出るしかねぇよなァ!
 きらきら輝いたお話を書きました。キャラ付けがクリプトン組のパブリックイメージに乗っかりすぎ感はあるけども、明るくかわいく書けたと思います。お祝いも兼ねてちゃんと12/27のお誕生日に出したぞ。


(今まで紹介してきた以外に書きかけの短編がふたつありますが、いつ書きあがるかもいつ公開できるかも謎です)

まとめ

 この2年(と1ヶ月)で書いた文字数、217,065文字だそうです。世の中には月産10万字とか20万字以上の方がいくらでもいますからね。やーい焼きそばさんのザコ! まあ私には私のペースがあるので、地道に無理なくやっていきます。まあもう少しペース上げたいけど! 毎日コツコツ書けるようになろうな。

 おもしろいものが書けるようになってるかは自分ではわかりません。そもそも書くことが好きか、楽しいかどうかさえ分かんない。自信はあんまりないです。それでも、書ける幅は広がったかなーと思います。降りてきたものを手当たり次第に書いてきたかいがあった。
 2022年の目標は「物書きにおいて『これは得意だ』って言えることやジャンルをひとつ作る」にします。これができたら少しは自信がつくはずなので。

 今年もなにとぞ、わたしとわたしのお話をよろしくお願い申し上げます。