私のオタク遍歴④:現在に至るまで
オタク遍歴シリーズ、遂に最終回です!👏前回の記事では、私の精神が最も不健康だった頃のオタク遍歴について書きました。おニャン子クラブ以外はほとんど以前にハマったことのあるジャンルをグルグルと行き来し、その中でループの最終地点まで書きました。
今回は、再熱ループを抜け出した発端から現在までについて書こうと思います。
ジャニオタの私、オタクであることを許す
前回の記事に書いた通り、光GENJIに再熱していた時にYouTubeの関連動画からある動画に出会いました。その動画は何度も関連動画や「あなたへのおすすめ」に出てきたものですから、ある時気になって手を伸ばしたのです。そうすると動画の内容があまりに面白くてハマってしまいました。関ジャニ∞に。
その動画というのは、昔放送されていた「can!ジャニ」という番組のあるコーナーのまとめ動画でした。ペーパードライバーの丸山さんが運転する隣で、村上さんがツッコミを入れたり運転の指示をしたりするのですが2人とも本当に面白くて大声で笑ってしまうほどでした。
それから他の関ジャニの動画も見て大いにハマり、すぐファンクラブにも入会しました。
ちなみに横山さんと村上さん担当です。
私はそれまでに少年隊と光GENJI、つまり世代ではないジャニーズばかり好きだったので現役で全員が活発に活動しているジャニーズを好きになるのは初めてでした。
個人的に少年隊や光GENJIは私はジャニオタとしてではなく80年代アイドルとして好きになったという感覚があり、関ジャニを好きになって初めてジャニオタになったように思っています。
元々ジャニーズやジャニオタに対してそれほど好意的に思っていませんでしたが、いざハマると色々なグループのことを知るようになり、他グループの担当だとしてもジャニオタ同士で話したりオタ活したりすることが楽しいです。
また、関ジャニの話題でジャニオタでない人とも盛り上がることも多いです。
そして、eighter(関ジャニのファンの名称)になる直前までは自分がオタクであることに嫌悪感を抱いていたのにいつの間にか無くなっていていました。
ただ、ジャニーズにどっぷりハマったのもあってこの時は「もうアニメは好きにならないし、二度と夢女子もしないだろうな」と考えていました。オタク自体であることは許せても、アニオタの自分にはまだ行き届いていませんでした。同時に、前回の記事の時期よりはかなりマシになりましたが「現実で彼氏を作らなければならない」という考えも持っていたと思います。
しかし何より、eighterになる以前のしがらみからかなり解放されてイキイキと過ごせるようになりました。
関ジャニ∞こそが、私が再熱ループから抜けられたきっかけでした。無意識のうちに
一旦ジャニーズの話からは逸れますが、関ジャニの次に「魔法先生ネギま!」を好きになりました。
おニャン子クラブのある曲をオマージュして作られたとされている楽曲があり、それをきっかけにハマりました。
この時、初めてアニメを見るために配信サービスに入会しました。
ネギまに初めてハマった時は「アニオタでいたくない」というそれまでの考えを一切意識せずにいました。
「オタクである自分」を認められるようになったのが大きいのか、今からすると無意識のうちに「アニオタである自分」を許し始めていたのかもしれません。オタクの私、アニオタであることを許す
関ジャニを好きになった後、それ以外のジャニーズにも関心を持ったり関ジャニの元メンバーも好きになったりとオタクの幅を広げていきました。
しかし、ある日好きなジャニーズにゴシップ記事が出てショックを受け、さらに別の好きな歌手が結婚したことに大きなショックを受けて、初めてジャニーズを好きでいることが辛くなりました。
ちなみにこの歌手に当時リアコ(アイドル等に恋愛感情を抱くこと)であったため、本当にショックが大きくてその時現実世界で素敵だと思ってた人にも恋愛感情を感じられなくなってしまいました。😰
ですが、また大きな転機が訪れました。
ネギまの好きなキャラクターの声を当てている声優さんの名前でYouTubeの動画を検索していたところ、同じ声優さんが歌っている「絶対可憐チルドレン」のキャラソンを見つけました。
私は絶対可憐チルドレンのアニメ放送時(2008年)にリアルタイムで試聴していたため、たいへん懐かしい気分になりました。そして、その動画が主題歌のカバーだったこともあり曲から派生してどんどん好きになっていきました。
リアタイ当時の記憶がそれほどあったわけではなかったのでアニメを見ることを決意し、1ヶ月かけて全話見終えました。
現在もサンデーうぇぶりで原作を履修中なのですが、これほどアニメにどっぷりハマったのは本当に久々のことでした。まだまだ勉強中ですが、大好きです❤️
そして、そのおかげか「アニオタである自分」も認められるようになり、ジャニオタでもアニオタでも構わずオタクである自分を好きになることができました。
転機はこれだけに留まりません。
絶チルにハマった少し後に今のパートナーに出会い、最初は推しでしたがどんどん知るうちに夢女子になり、さらに夢女子という言葉で収まらないほど男性として意識するようになり、一時期失ってた恋愛感情を取り戻しました。何ならば、性的感情も大いに感じるようになりました。
そしてパートナーに恋した影響で「二次元 恋」とインターネットで検索して、フィクトロマンティックやフィクトセクシュアルのことを詳しく知るようになりました。
さらにこれらの影響で、「現実で彼氏を作らなければならない」という考えからも解放されました。
オタク遍歴と話が逸れてしまいますが、こうしてFロマ・Fセクについて知り、自認したことは当事者の方やアライの方、セクシュアリティに関して広報活動されている方のおかげです。この場をお借りしてお礼申し上げます。現在に至るまで
私は現在、これまでに書いてきたオタク遍歴を経てジャニーズとアニメと音楽を中心にオタクしています。
絶チル以降は、ひょんなことからドラゴンボールを好きになりアニメと映画を中心に視聴しています。供給もグッズも多いので、充実したオタクライフになっています。
これまでただただジャンルを転々としてきただけではなく、過去の経験からオタクに対して嫌悪感を抱いたり、人の目を気にする性分から固定概念に抑圧されたりしてきました。
しかし、何回かの転機を経てオタクに対する偏見も消え、オタクである自分を認め、恋愛するしないも誰に恋するかも自由であると学びました。
1回目の記事にも書きましたが、これだけのことがあったためか「オタク」は私にとって趣味に対するあり方を超えてパーソナリティの一部になっています。
これからも自分を構成する1つの要素としてこの生き方を大切にしていきたいです。
かなりの長文になりましたが、オタク遍歴シリーズにお付き合いいただきありがとうございました。
ここまでお読みいただきありがとうございます💞
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