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【Tableau】 Shopifyで高度なデータ分析をして戦略を立てよう 【ECサイト運営者必見・売上増加、集客できるECサイトの作り方】


はじめに

 突然ですが、ShopifyでオリジナルのECサイトを日々運営するストアオーナーの方々へ問います。サイトの売り上げを伸ばすためには、どのようにして戦略を練ればいいのでしょうか?

 はじめまして、tablyの伊藤です。当記事では、Shopifyにおいて自社ECサイトを運営している方々をターゲットとし、その売り上げをより伸ばすためにはどうしたらいいのか、という課題の解決に向けた戦略立案方法を紹介させていただきます。

 日々規模の拡大するECサイト市場で生き残り成長するには、明確な戦略の設定と実施が不可欠です。いくらECサイトを立ち上げてそれなりの売上が得られたとしても、そこから何もせずただ眺めているだけでは成長も見込めませんし、得られたはずの利益を逃してしまう可能性もあります。
 しかし、全ての取引がデジタルデータ上で完結するECサイトの性質上、どのような指針に沿って、どういった手段で戦略を検討すればいいのか、なかなか分かりづらいかもしれません。ここで必要とされるのは、案を出すための何か明確な指標となるものです。 

結論 : データを活用せよ

 では、何が必要なのでしょうか。それは、「データ」に基づいた緻密で戦略的な立案を行うことです。現代のビジネス環境において、データは単なる情報の集まりではなく、企業の成長や競争力を支える重要な「資産」であるといえます。
 データは、顧客がどのように行動しているのか、どのような商品やサービスを求めているのか、さらには市場全体のトレンドや競争環境の変化までも、客観的かつ明確に示してくれる貴重な指標です。このデータを正確に収集し、詳細に分析し、その結果を基にした戦略を練り上げることが、成功への大きな鍵となります。

 特にECサイトの運営においては、「データを味方にする」姿勢が極めて重要です。ただ単に数字を追いかけるだけではなく、そこから得られるインサイトを最大限に活用しする必要があります。ECサイトは、その大きな特徴として、物理的な店舗とは異なり、直接的な接点が少ないため、データこそが顧客のニーズや期待を理解するための唯一無二のツールとなるのです。

 そして、データ活用は、単なる売上向上の手段ではありません。それは、顧客との持続的な関係を築き、ブランドの価値を高め、長期的な成長を実現するための基盤そのものです。データを通じて顧客の行動や傾向をしっかりと理解し、それを具体的な施策に落とし込むことで、ビジネスを成功に導きましょう。

どうやって「データ」を使うのか

 「データを味方にする」と述べましたが、そもそもデータという言葉自体がざっくりしていて、かなり抽象的な言い回しに感じられるかもしれません。実際問題、データサイエンスへの注目が高まる現代社会でも、データを使う、データを分析するとはどういった手順で行われるのか、しっかりと把握している人は少数派でしょう。

 一言「データを味方にする」というだけでも、以下のように、まずデータ分析の目的理解、対応するデータの入手・加工、そして可視化という多くのプロセスを踏む必要があります。

  • 売上増加に必要な要素をどう分解するのか

  • それに対応するデータは何なのか

  • そもそもデータソースをどう入手し、加工するのか

  • 得られたデータをどうわかりやすく可視化するのか

 こうした問いに対してクリティカルな解答を生み出せる人材、実際に実行できる人材はごく少数です。そして、仮にこのプロセスを実施し実現できるような知識と技術を有していたとしても、自分の力でデータの可視化まで到達するには多くの金銭的・時間的コストがかかります。では、データ分析をよりスマートに、詳細に、かつ簡単に行うには、どうしたら良いのでしょうか。

「Shopify to Tableau パッケージ」のご紹介

 そこで、こうした課題を、誰でもハイレベルかつお手軽に解決できるよう、データ分析・可視化のためのお助けツール「Shopify to Tableau パッケージ」を提供いたします。本ツールは、Shopify内で蓄積されたデータを自動的に取得・分析し、直感的で分かりやすいグラフや図として可視化することが可能です。
 こちらのツールは著名な大規模ECサイトの運営においても重宝される実績のあるビューを多数備えており、その有用性は非常に高いです。

 本ツールは、ECサイトの売り上げデータを「取引」、「顧客」、「商品」という3つの視点軸から分析し、詳細で理解しやすいデータを可視化するまで、その一連のプロセスを自動的に処理することを可能にします。細かいデータ収集の手順や可視化のための環境構築など、難解で煩わしい作業をスキップできる点が、本製品最大の魅力です。

例えばどんなデータが見られるのか?

 具体的に、本製品を用いることでどのようなデータが可視化できるのか、いくつかご紹介いたします。まず、下図では「F1転換日数」、すなわちECサイトにおいて各ユーザーの会員登録から初回購入までにかかる日数とその累積割合を可視化しています。

 例えばこのビューから得られる戦略アイデアとしては、メインのユーザーが新規登録から購入に至るまで時間をかける熟考型であるのか、会員登録から即座に購入を決定する即決型であるのか判別し、顧客のタイプに合わせた商品販売施策を実行する、ということが挙げられます。

 また、下図のような、売上個数と商品単価を軸として、各商品の分布を可視化する「商品単価 × 売上個数」ビューもあります。

 一見すると複雑な図に見えるかもしれませんが、各象限に分けて考えると、「高単価かつ売上個数の多い重要商品」や、「高単価ゆえに売り上げが伸び悩んでいる恐れのある商品」など、各商品の特徴を推察することが可能です。商品の売上タイプを把握することで、より的確な戦略立案が行えるようになるでしょう。

「データ」と向き合う

 このように、明確な戦略のもとで構造化されたビューを見ると、少ない情報量からも無数のアイデアや推測を考え出すことが可能となります。可視化された全てのデータに価値はあり、正確に活用することで、従来とは異なったアプローチ、戦略を取るための優秀なサポーターとして作用するのです。「データ」を眺めるだけでなく、誠実に向き合い、それが何を意味するのか深く考察することが、有効なデータの活用や的確な施策の発見へとつながり、そして売上の増加をもたらすでしょう。

 本ツールを活用することで、より詳細なデータ分析と可視化が可能となり、そして他のストアとは一線を画した運営戦略の立案、長期的な成長が見込めます。製品に興味を持たれた方は、ぜひ製品の公式ホームページ「tably」にてご確認ください。より詳しい情報を記載しています。


公式サイトtably」 URL:
https://tably.in


※弊社・本製品は、Salesforce・TableauおよびShopifyと一切関係はございません。

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